高金利通貨トルコリラ投資はおすすめか否か？
高金利通貨トルコリラ
トルコリラは政策金利が24%と非常に高金利であることからFXトレーダーに非常に人気の通貨となっています。
その高金利は突出していてメキシコペソの8.25%を大きく上回り、取り引きされている通貨の中では最高値といってよいくらいの金利となっています。
日本では預貯金での金利が記録的な低金利となっている現在、高金利に魅力を感じてトルコリラに投資することも少なくありませんがそこは落ち着いて考える必要があります。
金利で大きく収益を得ることができても為替差益がちょっと反対側に動いてしまえば利益はすぐに吹っ飛んでしまいます。
充分に通貨を研究した上で投資することが求められます。
スワップポイント狙いはオススメしない理由
スワップポイント狙いで高金利通貨を運用することは懸念点が多いと言わざるを得ません。
まず金利が高いということはその通貨の信用が低いということが挙げられます。
一般的にドルやユーロ・円などの国際通貨は信用が高いですが、マイナーな通貨は流動性リスク・信用リスク・為替変動リスクという３つのリスクを背負っています。
トルコリラの長期チャートをご覧になっていただければわかりますが長期的には一貫して下落を続けています。
中期的にも政治的・経済的な問題から大きな下落が起きており、高金利狙いでの投資は危険であると認識して間違いないでしょう。
為替差益で儲けよう
高金利通貨といえど為替差益の変動金額の方が多いことがほとんどです。
そのため、金利やスワップポイントに固執せず為替差益狙いでトルコリラ売りでインすることを検討するべきでしょう。
トルコの大統領はアメリカとの関係も良くなく、政治的・経済的にも何度も市場の不安を煽っているため、今後も不安点は多いといえるでしょう。
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③約定率がダントツで高い
口座開設数が日本一ということはそれだけ約定率が高いということの表れでもあります。
マイナーな通貨でも取引したい時に確実に決済できるというのは証券会社を選ぶ上で欠かせないことです。
