教育一般貸付の内容と申請方法
教育一般貸付とは?
国の教育ローンで、銀行などの教育ローンより金利が低く、シングルマザーやシングルファーザーなど低所得の世帯は金利優遇などの措置もあります。
高校や大学のほか、予備校や開学留学にも幅広く利用できるのが特徴の制度です。
「日本学生支援機構の奨学金」と併用することも可能です。
教育一般貸付の対象者は?
高等学校、高等専門学校、特別支援学校の高等部、専修学校、短期大学、大学、大学院、予備校、職業能力開発学校、外国の高等学校・大学・大学院に進学する学生の保護者が対象となります。
教育一般貸付のポイントは?
①借り入れ、返済するのは保護者になります
②高校や予備校でも利用できます
③銀行の教育ローンに比べて低金利です
④在学中は利息のみの支払いにするなどの対応もしています
⑤日本学生支援機構の奨学金と併用することも可能です
教育一般貸付でもらえる金額は?
国の教育ローンの内容
融資限度額・・・・子ども一人につき350万円以内
金利・・・・・・・1.78%
返済期間・・・・・15年以内
教育一般貸付の申請先
入学前は在籍中の高校など、入学後は進学した大学などで申請します。
申し込み完了後20日程度で入金されるので、進学先が決定したり、入学が済んだら早めに確認をして申請するようにしましょう。
教育一般貸付と併用できる制度は?
乳幼児・子ども医療費助成制度
中学生までの子どもの医療費を助成する制度。
児童手当
子どもが中学を卒業するまで月1万円~1万5000円を支給する。
児童扶養手当・児童育成手当
ひとり親や親代わりの保護者を支援してくれる制度。
育児休業給付金
育児休業する両親に雇用保険から2/3ほどの給料が支払われる制度。
育児休業中の社会保険料免除
育児休業中の健康保険料と厚生年金保険料が免除される制度。
子育て支援パスポート
子育て世帯にさまざまな支援・サービスを行う自治体や国の取り組み。
私立幼稚園就園奨励補助金
高額な私立幼稚園の費用を助成する制度。
労災就学等援護費
労災にあった人やその子どもに教育費を支援する制度。
日本学生支援機構の奨学金
経済的に豊かでない学生に奨学金を支援する国の制度。