高金利通貨投資が失敗しやすいたった一つの理由を解説

2019年7月22日

高金利通貨で陥りやすい罠

FX投資をする上で高金利通貨というのはマイナーではあるけれども人気が高い通貨として知られています。

保有していれば高金利の恩恵で多くのスワップポイントをゲットできるものの、通貨下落の憂き目にあってしまい、金利で得られる以上の損失を出してしまうという人も少なくありません。

なぜ、そういったことが頻繁に起こるのかというと通貨の本質的なことを知らなければなりません。

すなわり、金利が高い金融商品は信用力が低いのであると。

なぜ高金利なのか？

金利が高い低いについて疑問を持っている人は多くないと感じていますが、金利こそが金融と経済のメカニズムなのです。

紙幣も経済も信用によって流通し循環しています。

金利が高いというのはすなわりリスクが高いのです。

リスクというのは通貨だったら、通貨の価値が下落してしまう価格変動リスク、使用しようとしても決済できない流動性リスク、信用力が低下してしまう信用リスクなどが織り込まれたものが反映されて国際的な金利を形成しています。

そのため、代表的な高金利通貨であるトルコリラの政策金利が24.00%であったり、メキシコペソの政策金利が8.25%というのは非常にリスクが高い投資ということになるのです。

金利の仕組みを理解しよう

金利は経済と金融のメカニズムが凝縮されてものであると説明しました。

そこに大きく関係してくるキーワードが『信用』です。

信用が高ければ金利が低くてもリスクも低いので成立しますが、信用が低いと金利が高くなければ貸し手は借り手にお金を貸しませんので信用力が低いと必然金利は高くなるのです。

世界で最も安全な資産とみられている米国の国債は世界でも最も信用力が高いため、低金利で発行できるのです。

 

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