イギリスのEU離脱ブレグジットに備えてＦＸで利益をあげよう！

2019年7月25日

ジョンソン氏が新首相に就任

イギリスのメイ首相が退任し、新首相にボリス・ジョンソン元外相・ロンドン市長が就任することになりました。

国民投票を受けて協調的なＥＵ離脱を目指したメイ前首相と違い、強硬なＥＵ離脱を打ち出しているだけにそのインパクトは大きいものとなっています。

討論番組などの放言などで知名度を高め、政界を渡り歩いてきただけに今後の動向が注目されます。

2019年10月31日にＥＵ離脱

ジョンソン新首相は10月31日に「どんな状況でも10月31日に欧州連合（EU）から離脱する」ということを繰り返し公言しています。

メイ前政権がまとめた離脱条件は「（国民や議会が）容認しない」と否定した上でEU側に根本的な変更を要求しており、拒まれた場合は「EUと合意できなくても離脱する必要がある」とし、強硬姿勢を鮮明にしています。

議会の承認が得られず再三にわたって延期が繰り返されてきましたが10月31日に離脱する可能性が非常に高くなったといってよいでしょう。

英ポンドは暴落するか？

ＥＵを離脱した際に英ポンドがどれだけ下落するかということが最大の関心事といってよいでしょう。

イギリスの国際的な信用や権威が大きく低下することは避けられず、単純に見れば大幅なポンド下落は避けられませんが、事前にある程度織り込むだろうというのが私の見方です。

短中期的には低迷が続くだろうというのが支配的ですが200年以上に渡って国際金融市場の中心地として発展してきただけにその底力はまだまだあると見ています。

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