節税と資産形成の王様『iDeCo(確定拠出型年金』を大紹介

 

他に類を見ないメリット

あらゆる場所で資産運用の代表格として広く喧伝されているのが確定拠出型年金の『iDeCo』です。

掛け金を全て所得税から控除することができ、増えた資産にも課税されないことから節税効果が極めて大きいとして『NISA』とともに人気を博している。

金融庁による老後に年金以外で金融資産が2000万円必要との報告が社会問題となり、若い頃からの資産形成の重要性が広く認知されてきたため今後一層重要性を増すことは間違いないでしょう。

政府もiDeCoにかかる条件を緩めることを検討しており、対象者が増えることが期待されています。

節税だけでなく資産を増やすこともできる

NISA以上にiDeCoが注目される理由は節税効果に加えて投資で増やした資金にも課税されないことが挙げられます。

さらにNISAと違って年間に資産運用できる資金額が職種によって異なるために多くの節税効果を享受できるメリットもあります。

老後に年金以外で資産を形成していくにはiDeCoは最適な資産運用といってよいでしょう。

アクティブ運用かパッシブ運用か選択できる

運用方法は各証券会社や金融機関が提供している投資信託から選ぶことになります。

代表的なものとして全世界インデックス投信や米国インデックス投信などがあり、

アクティブ運用で大きく資産を増やしたいと考えるかパッシブ運用で堅実に資産を増やしたいと思うかは人それぞれですがアクティブ運用は積極的に売買を繰り返して利益を稼ぐタイプのものもあり、そういった投信では運用コストなどがかさむ場合もあるので注意が必要です。

おすすめは米国株式のインデックス投信です。

ここ数十年平均でも年平均10%近い利益率を出しており、リーマンショックなどを挟んでも成長し続ける米国株式の安心感があります。

気をつけるべきポイント

iDeCoで運用しているお金は原則として60歳まで引き出すことができません。

また長期での運用となり、ある程度まとまったお金を長期的に運用し続ける必要があります、そのため毎月の生活資金となるキャッシュも減ることになるので生活資金が不安な方は運用を始める前によく検討する必要があります。

インデックス投信をしていて、60歳になった時にリーマンショック級の不況が到来して積み立ててきた資産の評価額が大きく棄損したとしても新たな資金を入れることはできませんが運用することは70歳まで可能となっていますので安心できます。