労災就学等援護費の内容と申請方法
contents
労災就学等援護費とは?
労災就学等援護費の対象者は?
労災就学等援護費のポイントは?
労災就学等援護費でもらえる金額は?
労災就学等援護費の申請先
労災就学等援護費と併用できる制度は?
労災就学等援護費とは?
仕事中や通勤途中の自己などで亡くなったり、重度の怪我を負ったり、長期療養している場合、本人やその子の教育費の支払いが困難になることがあります。
その際には、労災保険から「労災就学等援護費」が支給されることになります。
労災就学等援護費の対象者は?
労災保険から「遺族年金」「障害年金」「傷病年金」のいずれかを受給しており、教育費の支払いが難しい人が対象になります。
年金給付基礎日額が1万6000円を超えていないことが条件となります。
労災就学等援護費のポイントは?
①保育園・幼稚園・小学校・中学校・高等学校・専修学校・大学・通信制学校が対象になります。公共職業能力開発施設も訓練のしゅるいや日数などの条件を満たせば利用できるようになります。
②給付日額は学校などによって異なり、一人月額1万2000円~3万9000円程度が一般的です。
労災就学等援護費でもらえる金額は?
労災就学等援護費の給付額一人当たり
保育園・幼稚園・・・1万2000円
小学校・・・・・・・1万2000円
中学校・・・・・・・1万6000円
高等学校・・・・・・1万6000円
大学等・・・・・・・3万9000円
労災就学等援護費の申請先
労働基準監督署に申請することになります。
病気や怪我で大変かと思いますがなるべく早めに行くようにしましょう。
労災就学等援護費と併用できる制度は?
乳幼児・子ども医療費助成制度
中学生までの子どもの医療費を助成する制度。
児童手当
子どもが中学を卒業するまで月1万円~1万5000円を支給する。
児童扶養手当・児童育成手当
ひとり親や親代わりの保護者を支援してくれる制度。
育児休業給付金
育児休業する両親に雇用保険から2/3ほどの給料が支払われる制度。
育児休業中の社会保険料免除
育児休業中の健康保険料と厚生年金保険料が免除される制度。
子育て支援パスポート
子育て世帯にさまざまな支援・サービスを行う自治体や国の取り組み。
私立幼稚園就園奨励補助金
高額な私立幼稚園の費用を助成する制度。
日本学生支援機構の奨学金
経済的に豊かでない学生に奨学金を支援する国の制度。
教育一般貸付
350万円まで借りることができる国の教育ローン。