特定増改築等・住宅借入金等特別控除の内容と申請方法

特定増改築等・住宅借入金等特別控除とは?

住宅ローンを利用してマイホームにバリアフリー改修工事や省エネ改修工事、多世帯同居改修工事を含む増改築を行う場合に利用できる制度のことをいいます。

住宅ローン残高などに応じた額が最長5年間、所得税から控除されます。

女性社員
今はバリアフリーや省エネであることが行政の助成制度によって奨励されているからありがたいわ。

特定増改築等・住宅借入金等特別控除の対象者は?

以下の条件を満たす人が対象になります。

①リフォーム後の床面積が50㎡以上

②リフォームによって一定の基準を満たすこと

③合計所得金額が3000万円以下

④2021年12月31日までに居住していること

⑤リフォームなどのために5年以上のローンを組んだこと

⑥費用が50万円超であること

ブログ太郎
条件は多いけれど難しいものはあまりないからぜひ制度を活用したいね。

特定増改築等・住宅借入金等特別控除のポイントは?

①控除期間は5年間と決められています。

②住宅ローンを利用した場合に適用される「住宅借入金等特別控除」や「住宅特定改修特別税額控除」との併用は不可となっています。いずれかからひとつを選ぶことになります。

女性社員
控除期間と他の控除との併用の可不可は覚えておきたいわね。

特定増改築等・住宅借入金等特別控除でもらえる金額は?

特定増改築等住宅借入金等特別控除の控除額

リフォームのために借りたローンのうち、バリアフリー改修工事・省エネ改修工事・特定の増改築等にかかった費用
×
2%

ローンの年末残高

リフォームのために借りたローンのうち、バリアフリー改修工事・省エネ改修工事・特定の増改築等にかかった費用
×
1%
=控除額最高12万5000円

ブログ太郎
他の助成と併用できないものもあるからそういう場合は比較検討して、より多く控除・助成がもらえる方を選ぼう

特定増改築等・住宅借入金等特別控除の申請先

税務署にて確定申告で申請します。

特定増改築等・住宅借入金等特別控除と併用できる制度は?