特定優良賃貸住宅の内容と申請方法

特定優良賃貸住宅とは?

国の基準を満たす賃貸住宅で、自治体からの家賃補助があるのが、「特定優良賃貸住宅」です。

ファミリー層を対象にしている物件が多く、専有面積が広め、収納スペースが多い、トイレや浴室、玄関に手すりが設置されているなど、質の高い家に、補助を受けながら住むことができます。

しかも、礼金、更新料がかからないなどのメリットを受けることもできます。

東京都では「都民住宅」と呼ぶなど、自治体によって名称が異なることもあります。

女性社員
住居は賃貸にしたいと思っている人は家賃補助で格安で居住できる特定優良賃貸制度を活用したいわね。

特定優良賃貸住宅の対象者は?

家賃補助を受けるには自治体により定められている所得制限の基準があります。

ブログ太郎
所得制限のみであとは申請が通るかどうかなんだね。

特定優良賃貸住宅のポイントは?

①自治体や物件により、所得基準が異なります。中堅所得者層向けとなっています。東京都の場合は、会社員の3人家族で所得316万円程度の世帯から入居することができます。

②礼金と更新料は不要となっています。公社や指定の管理者に申し込む場合は仲介手数料もかかりません。家賃の3か月分の敷金がかかります。

③夫婦や親子など、家族を対象にした物件が中心となっています。

④入居直後の家賃補助を多くし、毎月2~3.5%ほど入居者負担が増えていく傾斜型が多いのが特徴です。20年程度で補助が終了するパターンが主流となっています。

女性社員
中堅所得層は固定費を抑えて節約したいはずだから特定優良賃貸住宅はありがたい制度ね。

特定優良賃貸住宅でもらえる金額は?

家賃補助の仕組み

受給要件を満たすと入居者が支払う家賃に加えて家賃補助金が支給されます。

支給額については市区町村や所得額や契約ごとに異なります。

ブログ太郎
家賃の半分近くを補助してもらえる自治体も多いみたいだね。

特定優良賃貸住宅の申請先

居住している市区町村や管理指定法人などで申請します。

特定優良賃貸住宅と併用できる制度は?