難病医療費助成制度の内容と申請方法

難病医療費助成制度とは?

原因不明で効果的な治療方法が見つかっていない病気のことを難病と定義しています。

国に指定されている331の難病について、重症の患者、また直近12カ月にその治療のための医療費が3万3330円を超える月が3か月以上ある患者に医療費が支給されます。

女性社員
指定されている難病にかかっている場合は、医療費が高額になるケースがほとんどなので必ず申請しましょう。


難病医療費助成制度の対象者は?

指定331の難病にかかっていて、かつ病状の程度が一定以上の人や、医療費の自己負担が一定の額を超える人が対象になります。。

ブログ太郎
指定されている難病かどうかは厚生労働省のホームページを確認しましょう。


難病医療費助成制度のポイントは?

①医療費の自己負担額が三割の人は2割に軽減されます。

②医療費や一部の介護サービスに関する費用について、自己負担上限額を設け、それを上回る分を助成します。

③医療費については、診察、調剤、居宅での療養上の管理、看護などが対象となります。介護については訪問介護、訪問リハビリ、居宅療養管理指導、介護療養施設サービスなどが対象となります。

④医療費の助成とは別に、「障害者総合支援法」の対象となっている難病の場合、日常生活用具の支給や補装具費の支給などが受けられます。

女性社員
食費などを除いて医療にかかる費用はほとんどが助成対象となるのね。


難病医療費助成制度でもらえる金額は?

生活保護世帯は医療費は全て無料となっています。

住民税の額によって算出されますが、住民税が25万1000円以上かかる人の場合でも月額3万円までの抑えられていますので、難病による助成制度は非常に大きな負担軽減に寄与してくれます。

※入院時の食費については全額自己負担となります。

ブログ太郎
高額の医療費が所得に応じて軽減されるんだね、知っておくとよい社会保障制度だね。


難病医療費助成制度の申請先

居住している市区町村の役所で申請します。


難病医療費助成制度と併用できる制度は?