介護補償給付の内容と申請方法
介護補償給付とは?
仕事中や通勤途中の病気や怪我で重度の障害が残って介護が必要になり、自宅で介護を受けている人には「介護保障給付」が支給されます。
介護補償給付の対象者は?
仕事中や通勤途中の病気や怪我で障害等級・傷病等級が第1級または第2級で精神神経・胸腹部臓器の障害を負い、実際に介護を受けている人で以下の条件を満たす人が対象になります。
①自宅で介護サービスを利用しながら、親族・友人・知人から介護を受けていること
②病院や診療所、老人介護施設、障碍者支援施設、特別養護老人ホームなどに入院、入所していないこと
介護補償給付のポイントは?
常時介護を必要とする人と随時介護を必要とする人で、給付の内容が異なります。
《常時介護》
①精神神経・胸腹部臓器に障害があり、常時介護が必要であること
②両目が失明、両上肢および両下肢が亡失または用廃などで常時介護が必要であること
《随時介護》
①精神神経・胸腹部臓器に障害があり、随時介護が必要であること
②障害等級または傷病等級の第1級で、常時介護が必要ではないこと
介護補償給付でもらえる金額は?
介護保障給付の内容
《常時介護》
親族または友人・知人の介護を受けていない→介護費用として支出した額(10万5290円)
親族または友人・知人の介護を受けている→一律5万7190円
《随時介護》
親族または友人・知人の介護を受けていない→介護費用として支出した額(5万2650円)
親族または友人・知人の介護を受けている→一律2万8600円
介護補償給付の申請先
労働基準監督署で申請します。
介護補償給付と併用できる制度は?