傷病手当の内容と申請方法
傷病手当とは?
基本手当を受けるためには就職の意思や能力があることが条件ですが、基本手当を受給している間に病気や怪我をして、就職のための活動や就職そのものができなくなることもあります。
その場合も、医師の診断書などを提出すれば基本手当の支給が継続されます。
また病気や怪我が15日以上続いた場合には、基本手当の代わりに、「傷病手当」が支給されます。
求職中に病気や怪我をしてしまった場合にもフォロー体制はできています。
傷病手当の対象者は?
基本手当の受給中に病気や怪我をした人が対象になります。
やむを得ない事情にも配慮がされていてありがたいね。
傷病手当のポイントは?
①14日以内は基本手当の支給が続きます。
②15日以上続いた場合、基本手当に代わって「傷病手当」が支給されます。金額は基本手当と同額となっています。期間は基本手当の支給期間の残りの期間となっています。
③病気や怪我が治った場合は基本手当に切り替えられます。基本手当の支給残日数から傷病手当が支給された日数を引いた日数分が支給されます。
④30日以上続いた場合は、受給期間の延長を申請できます。最大3年延長することができます。延長の条件を満たしてから1カ月以内に申請されます。
病気や怪我で求職や就職が難しい場合には手当の延長が認められているんだね。
傷病手当でもらえる金額は?
基本手当日額
賃金日額 | 60歳未満 | 60歳以上65歳未満 |
5000円 | 3993円 | 3991円 |
6000円 | 4543円 | 4440円 |
7000円 | 5011円 | 4742円 |
8000円 | 5395円 | 4792円 |
基本手当日額の最低保証額と最高額
年齢 | 最低保証額 | 最高額 |
30歳未満 | 1984円 | 6750円 |
30歳以上45歳未満 | 7495円 | |
45歳以上60歳未満 | 8250円 | |
60歳以上65歳未満 | 7083円 |
慎ましく生活すればなんとかなる金額が支給されるんだね。
傷病手当の申請先
ハローワークで申請します。