専門実践教育訓練給付金の内容と申請方法

専門実践教育訓練給付金とは?

「一般教育訓練給付金」以外に、専門的・実践的な教育訓練に対する「専門実践教育訓練給付金」があります。

女性社員
職業訓練には様々な支援策を講じて就業促進をはかっています。


専門実践教育訓練給付金の対象者は?

以下の条件を満たす人が対象になります。

①退職の翌日から受講開始までが1年以内の人

②受講開始日に、雇用保険の被保険者期間が3年以上の在職者

③前回の教育訓練給付金受給から3年以上経過している人

ブログ太郎
退職してから間を置かずに早めに受講するようにしましょう。


専門実践教育訓練給付金のポイントは?

①事前にコンサルティングを受け、就業の目標、職業能力の開発・向上に関する事項を記載したジョブカードの交付を受け、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講すること。

②対象となるのは、MBA、看護師、介護福祉士、美容師、調理師、歯科衛生士、社会福祉士、柔道整復師、言語聴覚士、キャリアコンサルタント、保育士、栄養士などの教育訓練です。

③給付期間は2年間となっています。ただし、資格取得につながる場合は最大3年まで延長されます。

④資格取得などをし、修了から1年以内に雇用された場合は給付が手厚くなります。

⑤一定の要件を満たす人は、さらに「教育訓練支援給付金」が受けられます。

女性社員
具体的ななりたい職種が決まっている人はすぐに申請するようにしましょう。


専門実践教育訓練給付金でもらえる金額は?

支給額 上限
受講の場合 費用の50% 1年の場合 40万円
2年の場合 80万円
3年の場合 120万円
資格取得などをし、
修了から1年以内に
雇用された場合
費用の70% 1年の場合 56万円
2年の場合 112万円
3年の場合 168万円
ブログ太郎
数十万円と非常に大きい金額が支給されます、積極的に活用しましょう。


専門実践教育訓練給付金の申請先

ハローワークで申請します。


専門実践教育訓練給付金と併用できる制度は?