高年齢雇用継続基本給付金の内容と申請方法

2019年10月9日

高年齢雇用継続基本給付金とは？

定年後も同じ会社で働き続ける者の賃金が下がってしまうという場合、６０～６５歳に到達する月まで、「高年齢雇用継続基本給付金」が支給されます。

年金の支給年齢が着々と後にずれているのでこういった制度を活用して収入が少ない月日を乗り切りたいわね。

高年齢雇用継続基本給付金の対象者は？

以下の条件に該当する人が対象になります。

①６０歳以上６５歳未満

②雇用保険の被保険者期間が５年以上経過していること

③６０歳以降、毎月の賃金が、原則として賃金月額の７５％未満で、かつ支給限度額以下であること

雇用保険に長期間加入していることが重要になります、しっかり働くようにしましょう。

高年齢雇用継続基本給付金のポイントは？

定年後に再雇用で働くと基本的に賃金は下がるケースがほとんどです。

こういった給付があることを踏まえて定年後の生活を考えていくとよいでしょう。

NISAやiDecoに加えてこういった給付制度も活用して老後を豊かに過ごしたいわね。

高年齢雇用継続基本給付金でもらえる金額は？

【定年後の賃金が賃金日額×３０の６１％より低い】→【定年後の賃金の１５％】

【定年後の賃金が賃金日額×３０の６１％超７５％未満】→【定年後の賃金の１５％から一定の割合を引いた額】

大きく下がった人ほど、支給額が多くなるように調整されています。

高年齢雇用継続基本給付金の申請先

ハローワークで申請します。

高年齢雇用継続基本給付金と併用できる制度は？