生活保護の内容と申請方法

生活保護とは?

高齢や病気などによって生活費や医療費に困り、ほかに方法がない場合、困窮の程度に応じて支援や自立に向けた援助を行うのが「生活保護」です。

病気で働けない、年金が少ない、失業して蓄えもなくて生活できない、医療費が支払えず、医療が受けられないといった場合は福祉事務所に相談しましょう。

女性社員
健康で文化的な最低限度の生活を保障するために生活保護があります。


生活保護の対象者は?

世帯全員の収入や貯蓄が国の決めた基準以下の世帯が対象になります。

ブログ太郎
最後の砦が生活保護です、役所や福祉事務所の窓口で相談してみましょう。


生活保護のポイントは?

①働ける人は能力に応じて働く、貯金や生命保険などを使う、親・兄弟姉妹・子など親族にも援助を頼む、年金や手当などの受給できるものは全て受給する、住んでいない家や土地、自動車の処分をするなどが必要になります。

②子の教育については、公立高校相当額は給付されます。それ以外の費用は、奨学金などで賄うことを条件に、その子どもも含めて生活保護を受けられます。

③世帯収入と基準額との差額が生活保護費として給付されます。基準額は世帯の人数、年齢、家賃などで異なります。

女性社員
厳しい条件が求められますが一人で生きられない場合は行政に支援を求めましょう。


生活保護でもらえる金額は?

《基準額例》

60歳代夫婦2人世帯/生活扶助11万9200円+住宅扶助6万4000円

50歳代単身世帯/生活扶助8万160円+住宅扶助5万3700円

ブログ太郎
単身世帯では多くありませんが夫婦や子どもがいるなどでは給付額は多くなります。


生活保護の申請先

居住している市区町村の福祉事務所で申請します。


生活保護と併用できる制度は?