被災者生活再建支援制度の内容と申請方法

被災者生活再建支援制度とは?

暴風、豪雨、洪水、豪雪、高潮、地震、津波、噴火といった一定規模以上の自然災害で自宅や家財に大きな被害を受けると、被害の大きさや住宅の再建の仕方に応じて支援金が受けられます。

女性社員
避けられない自然災害に突然あってしまった場合にも支援の手が差し伸べられます。


被災者生活再建支援制度の対象者は?

自然災害によって10世帯以上の住宅全壊被害が発生した市区町村で、住まいが以下のような被害を受けた人が対象になります。

①住宅が全壊した世帯

②住宅が半壊、または住宅の敷地に被害があり、住宅をやむなく解体した世帯

③危険で居住不能な状態が長期間続いている世帯

④大規模な補修をしなければ居住が困難な世帯

ブログ太郎
非常に大きな災害の場合には適用範囲が拡大されることがあります、ニュースをチェックしましょう。


被災者生活再建支援制度のポイントは?

①被害の程度に応じて「基礎支援金」、家を再建する人にはさらに「加算支援金」が支給されます

②被害状況がわかる写真などを添付して自治体に申し出ると、調査員が現場を調査し、「り災証明書」を発行します。それに応じて支援金の額が決まります。

③「基礎支援金」の申請期限は災害発生から13カ月、「加算支援金」は37カ月以内となっています。

女性社員
災害のレベルによっては支給範囲や支援内容が変化することもあります。


被災者生活再建支援制度でもらえる金額は?

被災者生活再建支援制度の支給額

基礎支援金・・・住宅の被害の大きさに応じて支給される

全壊、解体、長期避難 大規模半壊
支給額 100万円 50万円

加算支援金・・・住宅を再建するために支給

建設・購入 補修 賃貸
支給額 200万円 100万円 50万円
ブログ太郎
家などを引っ越し・再建する際にも大きなお金が必要になるのでまとまったお金が支給されます。


被災者生活再建支援制度の申請先

居住している市区町村の役所で申請します。


被災者生活再建支援制度と併用できる制度は?