ゼネラル・エレクトリック General Electric Company (米国株研究)
企業概要
ゼネラル・エレクトリック(英語: General Electric Company、略称: GE)は、アメリカ合衆国を主な拠点とし電気事業をルーツとする多国籍コングロマリット企業である。世界最大のアメリカ合衆国の総合電機メーカー。
航空機エンジン、医療機器、産業用ソフトウェア、各種センサ、鉄道機器、発電および送電機器(火力発電用ガスタービン、モーター、原子炉)、水処理機器、化学プロセス、鉱山機械、石油・ガス(油田サービス、天然ガス採掘機器、海洋掘削)、家庭用電化製品(LED照明、スマートメーター)、金融事業(法人向けファイナンス、不動産ファイナンス、各種リース、銀行、信販)など幅広い分野でビジネスを行っている。
ダウ平均株価の構成銘柄のうち、1896年5月26日の算出開始時の銘柄中唯一残存していたが、2018年6月26日に業績不振による時価総額の減少のため除外された。欧米と中華人民共和国での特許取得数では世界一である。
長らく世界屈指のコングロマリットとして事業拡大が行われてきたが、2001年にCEOとしてジャック・ウェルチの拡大路線を引き継いだジェフ・イメルトは、主な事業の取捨選択に失敗しており、GEがかつてのITTと同様な道のりをたどるかも知れないという見方も出ている。2017年8月1日にCEOに就任したジョン・フラナリーは11月13日、事業の絞り込みを行うことを言明。今後、電力、航空機、ヘルスケア以外の事業については、売却などが進められるなど転換期を迎えている。
財務内容
株価 11.29(11/27)
時価総額 98,427,097千ドル(11/29)
発行済株式数 8,733,549,000株(11/29)
PER(実績) (連) —倍(17:15)
PBR(実績) (連) 3.17倍(17:15)
EPS(実績) (連) -2.62(2018/12)
BPS(実績) (連) 3.56(2018/12)
決算評価
2018年12月期(連) | 2017年12月期(連) | 2016年12月期(連) | |
決算日 | 2018年12月31日 | 2017年12月31日 | 2016年12月31日 |
売上高 | 121,615,000千 | 122,092,000千 | 123,693,000千 |
営業利益 | -17,334,000千 | -3,922,000千 | 14,054,000千 |
税引前利益 | -20,134,000千 | -8,791,000千 | 9,030,000千 |
当期利益 | -22,355,000千 | -5,786,000千 | 8,831,000千 |
EPS(一株当たり利益) | -2.62 | -0.72 | 0.90 |
総資産 | 309,129,000千 | 377,945,000千 | 365,183,000千 |
自己資本 | 30,981,000千 | 64,263,000千 | 75,828,000千 |
自己資本比率 | 10.02% | 17.00% | 20.76% |
BPS(一株当たり純資産) | 3.56 | 7.40 | 8.67 |
資本金 | 702,000千 | 702,000千 | 702,000千 |
有利子負債 | 95,233,000千 | 108,574,000千 | 105,081,000千 |
将来予測
稼ぎ頭の航空エンジンやヘルスケアは好調となっており、業績も2017年から回復している。
売上高も堅調に推移しており、事業としての収益性の見通しは立てやすいことは強みである。
株価考察
2017年には30ドル以上あった株価が10ドルほどにまで下がっています。
2017年の決算で営業利益などが大幅に下がった影響から回復できていない。
株価は低いとはいえ、現在買い向かうのは少し怖いかもしれない。