プロクター・アンド・ギャンブル P&G (米国株研究)
企業概要
プロクター・アンド・ギャンブル(英:The Procter & Gamble Company)は、アメリカ合衆国オハイオ州に本拠を置く世界最大の一般消費財メーカーである。略称はP&G(ピーアンドジー)。日本でもプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンを展開している。
1837年にローソク業者のウィリアム・プロクターと石鹸業者のジェームス・ギャンブルの共同出資により設立された。洗剤や化粧品などの一般消費財を製造販売する企業で、世界最大の一般消費財メーカーである。ホームケア製品、紙製品(パンパース)、化粧品(マックスファクター)、ヘアケア製品(ヴィダルサスーン、パンテーン、h&s、ハーバルエッセンス)、ヘルスケア製品(歯磨剤 Crest)など多数の事業を保有し、世界180カ国以上で事業展開している。世界でも収益性の非常に優れた企業として知られている。
マーケティングに極めて力を入れる企業として知られ、社内でのブランド・マネジャー相互の競争はきわめて激しいという。ビジネス誌フォーチュンにて、「社員の能力」が業種を超えて世界ランキング第1位に選ばれており、人材輩出企業としても評価が高い。P&Gのブランド戦略は、MBAのケーススタディの題材としてもよく取り上げられる。
日本法人本社は神戸市にある。日本市場での展開は、世界各国のP&G系列商品を全てP&G日本法人で取り扱っているわけではなく、商品の種類、ブランドによっては別会社がディーラーとなっている場合もある。
紙・パルプ業界でも有名な企業で、2015年現在、紙・パルプ関連売上高において世界第2位の規模を持つ。
財務内容
株価 124.90(12/31)
時価総額 307,761,345千ドル(1/2)
発行済株式数 2,493,812,048株(1/2)
PER(実績) (連) 85.11倍(18:40)
PBR(実績) (連) 6.55倍(18:40)
EPS(実績) (連) 1.45(2019/06)
BPS(実績) (連) 18.84(2019/06)
決算評価
2019年6月期(連) | 2018年6月期(連) | 2017年6月期(連) | |
決算日 | 2019年6月30日 | 2018年6月30日 | 2017年6月30日 |
売上高 | 67,684,000千 | 66,832,000千 | 65,058,000千 |
営業利益 | 5,487,000千 | 13,711,000千 | 13,955,000千 |
税引前利益 | 6,069,000千 | 13,326,000千 | 13,257,000千 |
当期利益 | 3,897,000千 | 9,750,000千 | 15,326,000千 |
EPS(一株当たり利益) | 1.45 | 3.75 | 5.80 |
総資産 | 115,095,000千 | 118,310,000千 | 120,406,000千 |
自己資本 | 47,194,000千 | 52,293,000千 | 55,184,000千 |
自己資本比率 | 41.00% | 44.20% | 45.83% |
BPS(一株当たり純資産) | 18.84 | 20.93 | 21.61 |
資本金 | 4,009,000千 | 4,009,000千 | 4,009,000千 |
有利子負債 | 23,750,000千 | 22,528,000千 | 19,663,000千 |
将来予測
世界的に美容品・化粧分野の需要拡大を受けて成長を拡大している。
競争が激化している分野ではあるので注目したい。
株価考察
この2年ほどで株価が大幅に上昇している。
一般消費財として世界展開しており、まだまだ成長余力は大きい。