ウォルト・ディズニー (米国株研究)

企業概要

映画製作とテーマパーク経営を主軸とした、世界有数のメディア・エンターテインメント系総合企業体。ミッキーマウスをシンボルに、全世界で事業を展開している。メディア・コングロマリットとしての収益はコムキャストに次ぐ。

4大主要事業部があり、ウォルト・ディズニー・スタジオは映画製作を、ディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツはテーマパークやリゾートを、ディズニー・メディア・ネットワークはテレビ放送を、ウォルト・ディズニー・ダイレクト・トゥ・コンシューマー&インターナショナルはホームメディアと国外展開を担当している。

主な傘下企業は、アメリカ3大民間放送ネットワークのひとつABCや、スポーツ専門放送局ESPN、世界的な映画会社の一角である20世紀フォックス、CGIアニメーション制作会社のピクサー、ジョージ・ルーカスの設立したルーカスフィルム、アメコミの大手マーベル・コミック、動画配信サービスのHuluなど。また、ナショナルジオグラフィック協会との合弁企業ナショナルジオグラフィックパートナーズを運営している。

会長兼最高業務執行役員はロバート・アイガー、上級業務執行副社長兼最高財務役員はジェームス・ラスロ、筆頭株主はローレン・パウエル・ジョブズである。

本社はカリフォルニア州バーバンク。ニューヨーク証券取引所に上場し、ダウ平均株価の銘柄にも選ばれている。略称は DIS。

会社のキャッチフレーズは、「我々が最上に掲げる目標は、株主価値の創造です。」である。

2008年2月まで続いた第3世代光ディスクをめぐる「次世代DVD戦争」では、容量の大きさやプロテクトの強さから終始Blu-ray Discのみを支持していた。製品化に関してはBlu-ray Disc陣営でも最も高画質化に力を入れている。

輝かしい実績の一方で、作品そのものではなく人権抑圧・侵害(後述)と並行した多国籍企業、メディア・コングロマリットとしての事業拡大への抗議批判も多い。

財務内容

株価      145.65(1/6)

時価総額 262,609,431千ドル(1/7)

発行済株式数 1,802,398,289株(1/7)

PER(実績) (連) 21.81倍(18:40)

PBR(実績) (連) 2.92倍(18:40)

EPS(実績) (連) 6.68(2019/09)

BPS(実績) (連) 49.85(2019/09)

決算評価

2019年9月期(連) 2018年9月期(連) 2017年9月期(連)
決算日 2019年9月28日 2018年9月29日 2017年9月30日
売上高 69,570,000千 59,434,000千 55,137,000千
営業利益 10,668,000千 14,804,000千 13,775,000千
税引前利益 14,047,000千 14,831,000千 13,468,000千
当期利益 11,054,000千 12,598,000千 8,980,000千
EPS(一株当たり利益) 6.68 8.40 5.73
総資産 193,984,000千 98,598,000千 95,789,000千
自己資本 88,877,000千 48,773,000千 41,315,000千
自己資本比率 45.82% 49.47% 43.13%
BPS(一株当たり純資産) 49.85 32.78 27.23
資本金 53,907,000千 36,779,000千 36,248,000千
有利子負債 46,986,000千 20,874,000千 23,710,000千

将来予測

世界中の子どもたちに夢を届けるフューチャーカンパニーである。

遊園地施設が有名だが配信事業でも多額の収益を稼ぎ出している。

株価考察

非常に順調に株価を上昇させ続けている。

最高値を更新する勢いを維持している。

株式投資

Posted by ゼロ