フィリップ・モリス・インターナショナル (米国株研究)
企業概要
フィリップモリス(英語: Philip Morris International Inc.)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州に本社を置く、世界最大のたばこメーカー。アルトリアグループの中核部門である。統括本部はスイスのローザンヌにある。日本法人のフィリップ モリス ジャパン合同会社は東京都千代田区永田町山王パークタワーに構える。
主要な銘柄に「ラーク」(旧︰フィリップモリス)、「マールボロ」(日本ではJTが2005年4月末までライセンス生産)、「バージニア・エス(旧:バージニア・スリム)」「パーラメント」などがある。「マールボロ」はF1、WRCなどのモータースポーツのスポンサーとしても有名である。略称はPM。
2005年初頭から一部銘柄でアメリカからドイツへの製造移管が始まり、国内部門と海外部門が分割された。2007年11月頃に、マールボロ(アイスミント以降の新商品は最初からEU製)を除く全銘柄でスイスやドイツ、オランダへの製造移管が完了した。2009年3月頃に、最後に残ったマールボロの基本銘柄に関してもスイスやオランダへの製造移管が完了している。
2010年に全73銘柄1箱当たり20円の値上げを財務省に申請し、財務省は3月に申請どおり全73銘柄の値上げを認可した。しかしフィリップモリスが申請撤回を申し出、4月に認められた。値上げ申請が認められてから撤回した初の事案である。
マールボロの一部、フィリップモリス、ネクスト、メリットなどフィリップモリス社の一部のたばこのパッケージの表面には、2頭の馬とフィリップ・モリスのイニシャルのイニシャル・「PM」の楕円形を挟んだロゴの下の記した、「veni,vidi,vici」(ラテン語で「来た、見た、勝った」の由来はユリウス・カエサルがローマの元老院に送った、自軍の勝利を知らせる手紙の文面)の文字が入った構図のエンブレムが印刷されている。
2017年 紙巻きたばこから将来的には撤退する方針を明らかにした。
財務内容
株価 89.44(2/11)
時価総額 139,160,763千ドル(2/11)
発行済株式数 1,555,911,930株(2/12)
PER(実績) (連) 17.61倍(18:40)
PBR(実績) (連) —倍(18:40)
EPS(実績) (連) 5.08(2018/12)
BPS(実績) (連) -8.01(2018/12)
決算評価
2018年12月期(連) | 2017年12月期(連) | 2016年12月期(連) | |
決算日 | 2018年12月31日 | 2017年12月31日 | 2016年12月31日 |
売上高 | 29,625,000千 | 28,748,000千 | 26,685,000千 |
営業利益 | 11,377,000千 | 11,503,000千 | 10,815,000千 |
税引前利益 | 10,671,000千 | 10,589,000千 | 9,924,000千 |
当期利益 | 7,911,000千 | 6,035,000千 | 6,967,000千 |
EPS(一株当たり利益) | 5.08 | 3.88 | 4.48 |
総資産 | 39,801,000千 | 42,968,000千 | 36,851,000千 |
自己資本 | -12,459,000千 | -12,086,000千 | -12,688,000千 |
自己資本比率 | -31.30% | -28.13% | -34.43% |
BPS(一株当たり純資産) | -8.01 | -7.78 | -8.18 |
資本金 | — | — | — |
有利子負債 | 31,029,000千 | 33,840,000千 | 28,424,000千 |
将来予測
たばこ製造企業として世界最大手である。
世界的な喫煙規制が進んでおり、事業成長には歯止めがかかっている。
株価考察
株価は近年の最高値から落ち込んでいる。
高配当投資として考えるなら下がった時に投資したい。