アクセンチュア (米国株研究)

企業概要

アクセンチュアは、世界最大の経営コンサルティングファームである。様々な分野・産業に対し戦略、業務、IT、デジタル広告などのあらゆるコンサルティングを提供している。また、IBMに次ぐ、システムの設計、開発、運用等を手がけるITサービス企業でもある。世界的なシステムインテグレーション企業のアウトソーシング化の流れに先立ち、近年はアウトソーシングにも注力している。

フォーチュン・グローバル500に選ばれている多国籍企業。

従業員数は世界で約48万人(2019年現在)。拠点数は世界56カ国 200都市以上。シカゴとクアラルンプールにEducation Centreを置き、社員研修を世界合同で行っている。アメリカ企業であったが、バミューダに登記上の本社を移した後、2009年9月にアイルランドのダブリンに本社を移した。アイルランドの安定した法的・経済的・政治的環境および英米・EUとのつながりの深さを理由としているが、実際は法務上および税務上の理由であり、事実上の本社業務は従来通りシカゴおよびニューヨークの二大拠点で行われている。

社内組織はマトリックス状に業界グループとサービスライン(技術)があり、それぞれ一つずつ所属し、2つの重なった部分が個人(コンサルタント)の専門分野となる。業界グループは、公共サービス・医療健康業、製造・流通業、通信・ハイテク業、素材・エネルギー業、金融サービス業の5つからなり、サービスラインは戦略、TOP、SCM、CRM、FPM 等多々あるが、社会状況によって区分は変えている。

企業のコンセプトは、“High performance. Delivered.”であった。これは、クライアントがハイパフォーマンス企業としてより強くなるためのお手伝いをするという意味である。現在は”New Applied Now”へと企業ブランドが変わり、イノベーションによって世界の人々の仕事と生活をより良くする、というミッションを実現するという意味が込められている。

多くの技術者を抱えており、アビームコンサルティングに続いて日本国内2番目にSAP認定コンサルタントの有資格者数が多い。

財務内容

株価 212.40(2/13)

時価総額 135,226,172千ドル(2/14)

発行済株式数 635,043,543株(2/14)

PER(実績) (連) 32.96倍(9:41)

PBR(実績) (連) 13.14倍(9:41)

EPS(実績) (連) 6.46(2018/08)

BPS(実績) (連) 16.2(2018/08)

決算評価

2018年8月期(連) 2017年8月期(連) 2016年8月期(連)
決算日 2018年8月31日 2017年8月31日 2016年8月31日
売上高 41,603,428千 36,765,478千 34,797,661千
営業利益 5,841,041千 4,632,609千 4,810,445千
税引前利益 5,808,093千 4,616,032千 5,603,572千
当期利益 4,059,907千 3,445,149千 4,111,892千
EPS(一株当たり利益) 6.46 5.56 6.58
総資産 24,449,083千 22,689,890千 20,609,004千
自己資本 10,364,753千 8,949,477千 7,555,262千
自己資本比率 42.39% 39.44% 36.66%
BPS(一株当たり純資産) 16.20 14.07 11.76
資本金 72千 71千 72千
有利子負債 19,676千 22,163千 24,457千

将来予測

経営コンサルティングに強みをもつ。

競合も多いが財務諸表は非常に強い。

株価考察

株価は見事に上昇を続けている。

売り上げを上げ、結果利益を増加させ株価を上昇させるという理想的な会社である。

株式投資

Posted by ゼロ