アストラゼネカ (米国株研究)
企業概要
アストラゼネカ(英: AstraZeneca plc)は、イギリス・ケンブリッジに本社を置く製薬企業である。ロンドン証券取引所、ストックホルム証券取引所、ニューヨーク証券取引所上場企業(LSE: AZN、Nasdaq Nordic AZN、NYSE: AZN)。
1999年にイギリスの大手化学会社ICIから医薬品部門が分離したゼネカと、スウェーデンに本拠を置き北欧最大の医薬品メーカーであったアストラが合併して誕生した。抗がん剤であり、上皮細胞成長因子阻害薬の「イレッサ」(一般名:ゲフィチニブ)の承認を世界に先駆けて日本で獲得したが、副作用などが問題となった。第4回ゲフィチニブ検討会にて、ガイドラインの周知を図ることでイレッサを使い続けることを決定した。
日本には現地法人として、大阪市北区大深町のグランフロント大阪内に、アストラゼネカ株式会社(AstraZeneca K.K.)本社を置く。また東京都千代田区丸の内の丸の内トラストタワー本館内に東京支社を置いている。ゼネカは旧ICI時代に住友化学(当時は住友化学工業)と合弁でアイ・シー・アイファーマを設立したことがあり、一方のアストラは旧藤沢薬品工業(現・アステラス製薬)と合弁で藤沢アストラを設立したことがあった(いずれも当社の前身にあたる)。
財務内容
株価 41.56(2/18)
時価総額 37,126,274千ドル(2/18)
発行済株式数 893,317,470株(2/19)
PER(実績) (連) 7.70倍(18:40)
PBR(実績) (連) 1.46倍(18:40)
EPS(実績) (連) 5.4(2018/12)
BPS(実績) (連) 28.46(2018/12)
決算評価
2018年12月期(連) | 2017年12月期(連) | 2016年12月期(連) | |
決算日 | 2018年12月31日 | 2017年12月31日 | 2016年12月31日 |
売上高 | 18,934,000千 | 13,274,000千 | 10,398,000千 |
営業利益 | 5,666,000千 | 1,316,000千 | -1,553,000千 |
税引前利益 | 5,277,000千 | 971,000千 | -1,845,000千 |
当期利益 | 4,131,000千 | 1,311,000千 | -574,000千 |
EPS(一株当たり利益) | 5.40 | 1.71 | -0.75 |
総資産 | 43,854,000千 | 42,026,000千 | 43,109,000千 |
自己資本 | 21,330,000千 | 20,572,000千 | 21,497,000千 |
自己資本比率 | 48.64% | 48.95% | 49.87% |
BPS(一株当たり純資産) | 28.46 | 26.89 | 28.13 |
資本金 | 179,000千 | 179,000千 | 178,000千 |
有利子負債 | 10,317,000千 | 9,828,000千 | 9,819,000千 |
将来予測
イギリスの製薬会社で100ヶ国以上で事業を展開している。
近年は収益力が急改善している。
株価考察
業績の向上を反映して株価は順調に上昇している。
利益が回復しているのは心強い。