シュルンベルジェ(米国株研究)
企業概要
世界最大級の石油開発支援メーカーである。
油田探査および、各種油田探査用計測機器の開発・製造をコアビジネスとする、最大級の多国籍企業である[2]。創業者の家系はユグノーであった。フランス・パリとアメリカ合衆国・ヒューストンに本社を構える。
油田探査ではワイヤーライン検層などを用いて埋蔵量解析から油田の生産開始までの各種サポートを行っており、高温高圧環境に耐える検層機器等を自社内で開発・製造している。かつては水道メーターや半導体検査装置の開発、生産も行っていたことがあり、一時フェアチャイルドセミコンダクターを傘下に抱えていたこともある。
2015年には同業のキャメロン買収。
海洋地震探査部門をシアウォーター者に売却した。
財務内容
1株当たり株価 36.62(11/21)
時価総額 50,723,179千ドル(11/21)
発行済株式数 1,385,122,304株(11/22)
PER(実績) (連) 23.78倍(15:59)
PBR(実績) (連) 1.40倍(15:59)
EPS(実績) (連) 1.54(2018/12)
BPS(実績) (連) 26.15(2018/12)
決算評価
2018年12月期(連) | 2017年12月期(連) | 2016年12月期(連) | |
決算日 | 2018年12月31日 | 2017年12月31日 | 2016年12月31日 |
売上高 | 33,179,000千 | 30,664,000千 | 28,010,000千 |
営業利益 | 3,199,000千 | -617,000千 | -1,335,000千 |
税引前利益 | 2,624,000千 | -1,183,000千 | -1,905,000千 |
当期利益 | 2,138,000千 | -1,505,000千 | -1,687,000千 |
EPS(一株当たり利益) | 1.54 | -1.08 | -1.24 |
総資産 | 70,507,000千 | 71,987,000千 | 77,956,000千 |
自己資本 | 36,162,000千 | 36,842,000千 | 41,078,000千 |
自己資本比率 | 51.29% | 51.18% | 52.69% |
BPS(一株当たり純資産) | 26.15 | 26.62 | 29.52 |
資本金 | 13,132,000千 | 12,975,000千 | 12,801,000千 |
有利子負債 | 14,644,000千 | 14,875,000千 | 16,463,000千 |
将来予測
リストラ費用がなくなり営業利益や当期純利益などは回復基調にあるものの、原油価格不安や設備投資などのコストが重なり厳しい状況は変わらず。
今後利益水準をどこまで回復させることができるかがカギとなるだろう。
株価考察
株価は14年の120ドル近くから3分の1以上下落している。
原油価格の回復など懸念材料は多いものの株価としてはここ10年来でも最も安い水準となっているので先行き次第では購入を検討するに値する株価となっている。