ユニオン・パシフィック Union Pacific Corporation (米国株研究)
企業概要
ユニオン・パシフィック鉄道(ユニオン・パシフィックてつどう。Union Pacific Railroad, UP,NYSE:UNP)は、アメリカ合衆国最大規模の鉄道会社。1862年設立。本社はネブラスカ州オマハ。2016年現在の社長、CEOはLance M.Fritz。
ユニオン・パシフィック鉄道の線路網は、アメリカ合衆国の西部から中部の多くをカバーし、シカゴ西部やニューオーリンズにまで達する。2007年現在、営業範囲は32,205マイル(51,829km)におよび、そのうち26,354マイル(42,413km)は自社所有である。この規模はアメリカ国内での展開する鉄道で最大である。これらの路線は、ミズーリ・パシフィック鉄道(MP)、シカゴ・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(C&NW))、ウェスタン・パシフィック鉄道(WP)、ミズーリ・カンザス・テキサス鉄道(MKT)、デンバー・アンド・リオグランデ・ウェスタン鉄道(DRGW。のちサザン・パシフィック鉄道)などの買収によって成し遂げられた。ほかにも、メキシコ合衆国におけるフェロメックス株を26%保有している(残る74%はグルポ・メヒコが保有)。
競合他社の筆頭としてBNSF鉄道があり、ほぼ同一の地域をカバーしている。ダウ輸送株20種平均の構成銘柄のうち、前身のDow Jones Average時代を含めて、算出開始以降、現在も選出されている唯一の企業である。
財務内容
株価 171.36(12/9)
時価総額 118,749,832千ドル(12/9)
発行済株式数 694,199,885株(12/10)
PER(実績) (連) 21.52倍(15:58)
PBR(実績) (連) 6.07倍(15:58)
EPS(実績) (連) 7.95(2018/12)
BPS(実績) (連) 28.17(2018/12)
決算評価
2018年12月期(連) | 2017年12月期(連) | 2016年12月期(連) | |
決算日 | 2018年12月31日 | 2017年12月31日 | 2016年12月31日 |
売上高 | 22,832,000千 | 21,240,000千 | 19,941,000千 |
営業利益 | 8,517,000千 | 8,061,000千 | 7,272,000千 |
税引前利益 | 7,741,000千 | 7,632,000千 | 6,766,000千 |
当期利益 | 5,966,000千 | 10,712,000千 | 4,233,000千 |
EPS(一株当たり利益) | 7.95 | 13.42 | 5.09 |
総資産 | 59,147,000千 | 57,806,000千 | 55,718,000千 |
自己資本 | 20,423,000千 | 24,856,000千 | 19,932,000千 |
自己資本比率 | 34.53% | 43.00% | 35.77% |
BPS(一株当たり純資産) | 28.17 | 31.83 | 24.43 |
資本金 | 2,779,000千 | 2,778,000千 | 2,777,000千 |
有利子負債 | 20,668,000千 | 15,034,000千 | 12,833,000千 |
将来予測
好景気を反映して、幅広く輸送量が増えており、利益を押し上げている。
燃料高や安全対策費用の負担増を吸収してなお営業増益を記録している。
株価考察
鉄道輸送で時価総額一位となっている。
2015年から2016年にかけて一時期株価が下落したもののそれ以外の時期はずっと右肩上がりのチャートを描いている。
売上高も順調に伸びており、分野別時価総額1位ではあるが成長が期待される。