ニキビの主原因である皮脂とは?中学生や高校生は分泌量が多い?
脂線の分泌物のことをいいます。
皮脂腺から毛の表面,表皮の表面に分泌される分泌物で,コレステロール,脂肪酸,などそれらのエステルなどから構成されています。
皮脂は空気中から不純物が侵入するのを防ぎ、肌からの水分蒸散を抑制するなどの働きもあります。
しかし、ニキビの原因となったり紫外線や空気にさらされ,酸化して黒ずんでしまい肌に悪影響を与えたりします。
皮脂の分泌量は男性ホルモン女性ホルモンに大きく影響されて分泌量が増減します。
そのため男性も女性もホルモンの生成が活発な若いころ(10代~20代)は特に分泌量が増えます。
若いころに皮脂が生成されやすいというのは述べた通りですが他には、気温が高いと多くなり、気温が低いと少なくなる傾向があります。
ニキビは主として皮脂が毛穴に詰まったことが原因になることがほとんどです。
そのため顔などに皮脂がたまって定期的にスキンケアをしていないとニキビが発生しやすくなります。
また長期間皮脂を放置しておくとアクネ菌が繁殖したり皮脂が酸化して黒ずんでしまいニキビの状態を悪化させてしまうことになります。
①適切なスキンケア
適切なスキンケアを心がけましょう。
油分の多く含まれた化粧品の使用を控えたり、就寝前の洗浄洗顔をしっかりと行いましょう。
②肌を乾燥させないこと
肌が乾燥していたり、乾燥している場所に長時間いたりすると肌のバリア機能が低下してしまいます。
油分が少なく保湿成分の含まれた化粧品を使ったり、保湿機などを使用したりして過度な乾燥を防ぎましょう。
③生活習慣を整えること
栄養価のバランスの取れた食事を心がける。
夜の10時には寝て、朝起きて日の光を浴びる。
ストレスをため込まず定期的に発散する。
定期的に運動をする。