皮膚科のニキビ治療ってどんなことをするの?
皮膚科ってそもそもどんなところ?
一般的に、皮膚科で扱う疾患や症状は、炎症、感染、腫瘍、遺伝性疾患など極めて広範囲にわたり、乳幼児から高齢者まであらゆる年齢層を対象としています。
ニキビはおもに肌の皮脂が毛穴につまって炎症を起こすことからなりますので皮膚科に処方してもらうのです。
皮膚科の治療ってどんなことをするの?
日本皮膚科学会が策定しているニキビ治療のガイドラインでは、アダパレンという毛穴の詰まりに効果があり、にきびをできにくくする薬と、アクネ菌や炎症に有効な抗生物質の飲み薬と塗り薬を強く推奨しています。
赤いぶつぶつしたにきびや膿を持ったニキビがあれば、アダパレンと抗生物質の飲み薬と塗り薬を組み合わせて使い、赤いにきびがよくなった後はアダパレンでの再発予防(維持療法)をする方法が、標準的な治療法です。
また、毛穴にたまっている皮脂を針で穴をあけて押し出す面皰圧出という処置も行っています。そのほかの治療としては、ケミカルピーリングや漢方などがあります。
治療ってどんなことをするの?
医療機関では針で皮脂の出口を作り、中心に穴が開いた道具でにきびの周りを押して、皮脂を押し出します。
毛穴にたまっている皮脂を針で穴をあけて押し出す面皰圧出という処置を行ってくれる医療機関が多いです。
飲み薬
炎症を抑える薬や抗生物質、皮脂の分泌を抑える薬、ホルモンのバランスを整える薬などが処方されます。飲むタイミングはほとんどの場合、食後になります。
飲む期間は炎症の度合いによってかわりますが基本的に1~3か月になります。
塗り薬
アクネ菌の増加を抑える薬、炎症をやわらげる薬、毛穴のつまりを改善する薬などが処方されます。
症状によって、組み合わせて使うこともありますのでお医者さんの指示に従いましょう。
顔全体につけたり、ニキビの箇所にだけ塗るものなど、使用方法は多いです。
洗顔した後の清潔な肌につけることが基本なので洗顔をしっかりしましょう。