投資の特性を理解してFXで稼げるたった一つの最強思考法
投資先を選ぶ時は誰しも予想を立てて投資先を選定すると思います。
「A社は業績が好調そうだから株価は上がりそうだ」「米国の雇用統計が良さそうだからドルが買われて円安に進むだろう」
こういった予想を立てて実際に決算や統計発表で自分の想定通りになったけれども、逆に株価が下がってしまったとか円高に進んでしまったということは多くの人が経験していると思います。
なぜこのようなことが起こるかというと市場では「折り込み済み」という言葉が頻繁に使われますが投資家たちのコンセンサスというものが形成されていてそこから大きく逸脱しない結果に対しては反応しないということがあります。
例えばA社は前期比営業利益が20%増えた決算が発表され、B社は前期比営業利益が5%減った決算が発表されたけれどもA社は株価が下がり、B社は株価が上がるという結果になることがあります。
これは市場のコンセンサスがA社の成長性をもっと期待していたのにも関わらずA社の成長が予想を下回っていたこと、B社は大赤字が予想されていたものの思った以上に経営を改善し、来期には黒字化の目途が立ったことなどが起因した結果になります。
投資をする時に必要なものは一時的な思考だけでは足りません、二次的思考が必要になってきます。
「A社は前期比より間違いなく営業利益は伸ばすだろうけど市場のコンセンサスを超えた伸びになるだろうか、今期の決算を受けて来期はさらに先行きの見通しがよくなるだろうか」
このように一つの事象だけで値動きを考えるのではなく、もう一歩先を思考して投資を判断する必要があるのです。
市場のコンセンサスがどうなっているか、自分の見通しはそれと比べてどれほど乖離があるものなのか、実際に自分の予想していることが起きる確率はどれくらいなのか
こういったもう一段進んだ考え方を訓練することで投資家として一歩成長できることは間違いありません。
「決算が良かったからこの株は上がる」「増配されたから上がる」「赤字だったから株価は下がる」
こういった予想が通用しないのが金融市場なのです。
一時的思考は簡単で誰にでもできることですが誰にでもできるということは他の投資家と差をつけることができません。
一方で二次的思考は飛躍的に思考量が増え、かつ難解になりますが二次的思考を訓練することで今まで予想と逆になっていた値動きの本質を知ることができます。
この記事を読んでくださった方が考え方をより進化させ、収益を上げられることを心より応援しております。
FX投資では東岳証券がおすすめです。