トルコリラのチャートを分析して稼ぐＦＸ投資の真髄

2019年7月3日

 

トルコリラ/円の一年チャートを見てみよう！

トルコリラは2018年の8月に暴落し、大きな話題となりました。

金利が非常に高いためスワップポイント狙いで購入していた人には非常に大きな痛手となりました。

暴落した原因はエルドアン大統領への政治不信と対米関係の悪化が拡大したため信用リスクが高まり、資金が逃げ出したといわれています。

その後は、いったん大幅に反発したもののじりじり下がり、最近では再び回復基調にあります。

そして値動きが激しくなっている一方でもう一点大きな注目点は2019年に入ってからトルコリラの政策金利が２４％になったということです。

金利が上昇するということは国債・通貨に対する信用が低下しているという原理がありますが一連の価格下落に対する市場の信用が戻っていないことの表れでもあります。

チャートのどこに注目すべきか？

2018年8月のトルコリラの大暴落については説明しましたが、2019年4月にも大きな下落をしています。

原因は24%ある政策金利を下げようという圧力が強まったこと、エルドアン大統領の政策による対米関係の悪化があります。

16円のラインに大きな抵抗線があるもののトルコリラは長期的には下落を続けています。

非常に高い金利が魅力ですが足元の政情が不安定になればまた2018年8月のような暴落が起きる可能性も否定できません。

トルコリラに投資することは正しいのか？

 

悲観的な予測が目立つのがトルコリラですがポジティブ材料もあります。

アメリカのFRBが利下げをするとの観測が立ち、当面ドルに資金が流出しないと思われること。

アメリカとイランとの間で情勢がひっ迫しており、トルコに構っている余裕がないためエルドアン大統領の政権が外的要因で危険にさらされる危険が少ないことなどが挙げられます。

スワップポイントによる利益を長期的に得続けたいという人にとってはトルコリラの価格が低く、金利も高止まりしている現在の状況は逆にチャンスであるともいえるでしょう。

ただ、やはりドルや円などと比べ不安定なことは否めない通貨ではあるので余剰資金で投資を行うよう心がけましょう。

(トルコリラを運用するならゴールデンウェイ・ジャパン株式会社)