東京オリンピック後まで首都圏の不動産購入を控えるべき理由



東京の不動産価格が高止まり

東京の不動産価格が高止まりをしています。

首都圏以外の地方では不動産価格が下がり続けている場所もありますが東京は例外で上昇を続けています。

東京オリンピックによる観光客による需要もあり、東京オリンピックの前後までこの傾向は続きそうです。


不動産会社は部分売りに戦略を転換

不動産価格の上昇により、消費者の購買意欲も低下しているので新築マンションなども以前と比べて完売するまでに時間がかかるようになっているようです。

そのため、不動産会社は値下げしてイメージの低下やブランド価値の棄損を避け、時間をかけて個別に売っていく戦略に切り替えたようです。

今は不動産購入は控え、値下がりを待つのが上策といえるでしょう。


東京オリンピック後に注意

バブルとその後のバブル崩壊には必ず不動産価格の上昇が絡んでいます。

1990年前後のバブル崩壊に2007年のリーマンショックも過度の信用拡大により、マネーが不動産に流出し投機的要素が強くなり、バブル崩壊に繋がりました。

近年の東京でもその傾向が強まってきているので不動産を購入しようとしている人は注意が必要です。


逆にいえばチャンス

直近の不動産価格の見通しは厳しいものとなっていますがこれは逆にいえばチャンスとみていいと思っています。

リーマンショックの際も不動産価格は大きく下落しましたが底値で購入した人は大きな収益をあげています。

現状でできる最善の策は資産のキャッシュを増やして、来るべき暴落に備えるのがよいといえるでしょう。