エンジニア転職で書類選考に通らない理由と5つの対策【通過率0%→35%の実例】

転職ノウハウ

「30社応募して全て書類で落ちた…」「なぜ書類選考に通らないの?」「ポートフォリオも作ったのに…」

未経験からエンジニア転職を目指す方の多くが、書類選考の壁にぶつかります。私も31歳で転職活動を始めた当初、最初の10社は全て書類で落ちました(通過率0%)

しかし、原因を分析して対策を打った結果、**その後43社応募して14社通過(通過率32.6%)**まで改善できました。最終的には3社から内定を獲得しています。

この記事では、書類選考に通らない7つの理由と、通過率を劇的に改善する5つの対策を、私の実体験とデータを交えて詳しく解説します。

  1. 書類選考の現実:通過率のデータ
    1. 未経験者の書類通過率
    2. 私の書類選考データ
  2. 書類選考に通らない7つの理由
    1. 理由1:ポートフォリオの質が低い
    2. 理由2:職務経歴書の書き方が悪い
    3. 理由3:応募企業とのミスマッチ
    4. 理由4:GitHubが放置されている
    5. 理由5:応募タイミングが早すぎる
    6. 理由6:応募書類に誤字脱字・形式ミス
    7. 理由7:大量に応募しすぎている
  3. 書類選考を突破する5つの対策
    1. 対策1:ポートフォリオの質を徹底的に上げる
      1. 条件1:実用的な課題を解決している
      2. 条件2:デプロイされて動く
      3. 条件3:READMEが充実している
      4. 条件4:コードの質が保たれている
      5. 条件5:GitHubが継続的に更新されている
    2. 対策2:職務経歴書を「転用可能スキル」重視で書き直す
      1. セクション1:職務経歴概要(100文字)
      2. セクション2:転用可能スキル(最重要)
      3. セクション3:プログラミング学習(具体的に)
      4. セクション4:ポートフォリオ(詳しく)
    3. 対策3:エージェントの添削を必ず受ける
    4. 対策4:応募企業を厳選する
      1. 必ずチェックすべき項目
      2. 企業研究の方法
    5. 対策5:応募タイミングを見極める
      1. 最低条件
      2. 理想的な条件
  4. 書類通過率を上げる小技5選
    1. 小技1:GitHubのプロフィールを充実させる
    2. 小技2:Qiitaで技術記事を書く
    3. 小技3:応募時に簡単なカバーレターを添える
    4. 小技4:複数のポートフォリオで技術の幅を示す
    5. 小技5:応募書類のファイル名を工夫する
  5. よくある質問と回答
    1. Q1:何社くらい応募すれば内定が出ますか?
    2. Q2:ポートフォリオは何個必要ですか?
    3. Q3:エージェント経由とダイレクト応募、どちらが通りやすいですか?
    4. Q4:書類で落ちた企業に再応募できますか?
    5. Q5:書類選考の結果はどのくらいで来ますか?
  6. まとめ:書類選考突破の5つの対策
  7. 次に読むべき記事

書類選考の現実:通過率のデータ

未経験者の書類通過率

一般的な通過率

  • エージェント非利用:10〜20%
  • エージェント利用:20〜35%
  • 優良なポートフォリオあり:30〜50%

年齢別の通過率

  • 20代前半:30〜45%
  • 20代後半:25〜40%
  • 30代前半:20〜35%
  • 30代後半:15〜25%

私の書類選考データ

初期(ポートフォリオなし・学習3ヶ月)

  • 応募:10社
  • 通過:0社(0%)
  • 「実績がないため判断できません」と不採用

改善後(ポートフォリオ3つ・学習7ヶ月)

  • 応募:43社
  • 通過:14社(32.6%)
  • そのうち面接:11社
  • 内定:3社

改善のポイント

  1. ポートフォリオを3つ作成
  2. 職務経歴書を5回書き直し
  3. エージェントの添削を受けた
  4. GitHubを充実させた
  5. 応募企業を厳選した

書類選考に通らない7つの理由

理由1:ポートフォリオの質が低い

最も多い不合格理由

企業が見ているのは「この人は実務で通用するか?」です。

質が低いポートフォリオの特徴

1. チュートリアルのコピー

  • Rails TutorialのTwitterクローン
  • Progateの課題そのまま
  • Udemyの講座の写経

→ 「自分で考えて作っていない」と判断される

2. 動かない・未完成

  • デプロイされていない
  • エラーで動かない
  • 機能が未実装

→ 「完成させる力がない」と判断される

3. READMEが空っぽ

  • 説明がない
  • スクリーンショットがない
  • なぜ作ったかが書いていない

→ 「ドキュメントを書く習慣がない」と判断される

4. コードの質が低い

  • インデントがバラバラ
  • 変数名が適当(x, data1など)
  • コメントがない
  • テストコードがない

→ 「実務で使えない」と判断される

私の失敗例

最初のポートフォリオは、Rails Tutorialのコードをほぼそのまま提出していました。当然、書類は通りませんでした。

改善後のポートフォリオ

営業支援ツール(前職の経験を活かした実用的なアプリ)

  • 実際に元同僚5人に使ってもらった
  • フィードバックを5回反映
  • READMEを丁寧に作成(2000文字)
  • テストコード追加(カバレッジ75%)

このポートフォリオを作成後、書類通過率が劇的に向上しました。

理由2:職務経歴書の書き方が悪い

よくある間違い

1. 前職の業務内容を羅列しているだけ

悪い例:

■営業職として以下の業務を担当
・新規顧客開拓
・既存顧客フォロー
・売上管理
・資料作成

→ エンジニアと関係がない

良い例:

■営業職での経験をエンジニアに活かせるスキル

【課題分析力】
顧客の業務課題をヒアリングし、最適な提案を行ってきました。
この経験は、ユーザーの課題を理解しシステムで解決する
エンジニアの仕事に直結します。

具体例:顧客A社の在庫管理の非効率さを分析し、
システム化を提案。結果、作業時間を30%削減。
この経験から、技術で課題を解決することに興味を持ちました。

→ エンジニアへの転用可能性を示している

2. 学習内容が具体的でない

悪い例:

プログラミングを独学で学習中です。

良い例:

■学習内容(7ヶ月・約700時間)
・Progate(HTML/CSS/JavaScript/Ruby)
・Rails Tutorial 2周
・Udemy「Rails実践講座」修了
・ポートフォリオ3つ作成
・毎日GitHubにコミット(7ヶ月継続)
・Qiitaで技術記事15本執筆

→ 具体的で本気度が伝わる

3. 「なぜエンジニアか」が不明確

悪い例:

エンジニアになりたいと思い、学習を始めました。

良い例:

営業として顧客の業務課題に向き合う中で、
「技術でもっと根本的な解決ができるのでは」と考え、
エンジニアを目指しました。

実際に簡単な在庫管理アプリを作成し、
元同僚に使ってもらったところ「作業時間が半分になった」
と喜ばれました。この経験から、技術で人の役に立つ
実感を得て、本格的にエンジニアを目指すことを決意しました。

→ ストーリーがあり、説得力がある

理由3:応募企業とのミスマッチ

求人の要件を満たしていない

よくあるミスマッチ

1. 「未経験歓迎」の定義が違う

企業が考える「未経験」:

  • A社:完全未経験OK(実務経験ゼロでもOK)
  • B社:実務未経験OK(独学で基礎は習得済み)
  • C社:業界未経験OK(実は他社でのエンジニア経験が必要)

→ B社・C社に完全未経験で応募すると書類で落ちる

2. 年齢制限の壁

  • ポテンシャル採用枠:20代限定
  • 経験者枠:30代でもOK

→ 30代未経験者がポテンシャル採用枠に応募すると落ちる

3. スキルレベルのミスマッチ

求人票:「Railsの基礎知識」 → 企業の期待:CRUD操作、認証機能を実装できる → 応募者の実力:Progateを1周しただけ

→ スキルレベルが足りず落ちる

私の失敗例

「未経験歓迎」と書いてあったメガベンチャーに応募しましたが、実際は「業界未経験OK(エンジニア経験3年以上)」でした。当然、書類で落ちました。

理由4:GitHubが放置されている

企業は必ずGitHubをチェックする

チェックされるポイント

  1. コミット頻度
    • 緑色になっているか
    • 継続して学習しているか
  2. コミットメッセージ
    • 適切に書いているか
    • “fix”, “update”だけはNG
  3. READMEの充実度
    • 各リポジトリにREADMEがあるか
    • 説明が丁寧か
  4. コードの質
    • インデントが揃っているか
    • 変数名が適切か

悪い例

  • 最終コミット:3ヶ月前
  • コミットメッセージ:”aaa”, “fix”
  • READMEなし
  • コードがぐちゃぐちゃ

→ 「学習を継続していない」「本気度が低い」と判断される

良い例

  • 毎日コミット(緑色)
  • コミットメッセージ:”Add user authentication feature”
  • 各リポジトリにREADME(丁寧に作成)
  • コードが綺麗(Rubocop等で整形)

理由5:応募タイミングが早すぎる

学習期間が短すぎる

企業が期待する最低ライン

  • 学習期間:3ヶ月以上
  • ポートフォリオ:最低1つ(できれば2〜3つ)
  • 基礎知識:CRUD操作ができる
  • Git/GitHub:基本操作ができる

落ちる人のパターン

  • 学習期間:1〜2ヶ月
  • Progateを1周しただけ
  • ポートフォリオなし
  • 「とりあえず応募してみた」

→ 企業側も判断できず、不採用

私の失敗

学習2ヶ月目に「早めに応募して練習しよう」と10社応募しましたが、全て書類で落ちました。

エージェントから「もう少し学習を進めてから来てください」と言われ、ショックを受けました。

その後3ヶ月学習を続け、ポートフォリオを作成してから再開した結果、書類通過率が劇的に向上しました。

理由6:応募書類に誤字脱字・形式ミス

意外と多いミス

よくあるミス

  1. 誤字脱字
    • 会社名の間違い
    • 自分の名前の誤字
    • 日付の誤り
  2. 書式の乱れ
    • フォントがバラバラ
    • 文字サイズが不統一
    • レイアウトが崩れている
  3. 情報の不足
    • 連絡先が書いていない
    • ポートフォリオのURLが切れている
    • GitHubのリンクが間違っている

影響

  • 「注意力が低い」と判断される
  • 「仕事も雑なのでは」と思われる
  • たった1つのミスで印象が悪くなる

対策

  • 必ず第三者にチェックしてもらう
  • エージェント利用なら添削を受ける
  • 印刷して紙で確認(画面だと見落とす)

理由7:大量に応募しすぎている

量より質の戦略が重要

失敗パターン

週50社に応募 → 1社あたりの準備時間:10分 → 企業研究不足 → 志望動機が薄い → 書類で落ちる

成功パターン

週5〜10社に厳選して応募 → 1社あたりの準備時間:1〜2時間 → 企業研究をしっかり → 志望動機が具体的 → 書類通過率が上がる

私の経験

当初は「数撃てば当たる」戦略で週20社応募していましたが、書類通過率は10%以下でした。

エージェントのアドバイスで週5社に絞り、1社ごとに:

  • 企業のサービスを実際に使う
  • 技術ブログを読む
  • 採用ページを熟読
  • 志望動機を個別に作成

結果、書類通過率が35%まで向上しました。

書類選考を突破する5つの対策

対策1:ポートフォリオの質を徹底的に上げる

評価されるポートフォリオの5つの条件

条件1:実用的な課題を解決している

NG:チュートリアルの焼き直し

  • Todoアプリ
  • ブログアプリ
  • SNSクローン

OK:実際の課題を解決

  • 前職の業務を効率化するツール
  • 家族・友人の困りごとを解決
  • 自分の趣味を管理

私の例

営業支援ツール(顧客・案件管理)

  • 前職の課題を解決
  • 実際に元同僚5人が使用
  • 「作業時間が30%削減」の実績

面接で: 「実際のビジネス課題を理解し、技術で解決する視点が素晴らしい」と高評価

条件2:デプロイされて動く

必須

  • Heroku/Renderなどにデプロイ
  • URLで誰でもアクセス可能
  • 実際に動作する

テストアカウントを用意

README.md
---
## デモアカウント
Email: test@example.com
Password: password123

こちらでログインしてお試しいただけます

→ 企業の採用担当者が実際に触れる

条件3:READMEが充実している

最低限書くべき内容

# アプリ名

## 概要
このアプリの目的を2〜3行で説明

## 開発背景
なぜこのアプリを作ったか

## 使用技術
- Ruby 3.2.0
- Rails 7.0.4
- PostgreSQL 14
- Heroku

## 機能一覧
- ユーザー登録・ログイン
- CRUD操作
- 検索機能

## 工夫した点
- ユーザーの声を5回フィードバック反映
- レスポンシブデザイン対応
- テストコード追加(カバレッジ75%)

## 今後の展開
- 通知機能の追加
- API化

## デモアカウント
Email: test@example.com
Password: password123

条件4:コードの質が保たれている

チェックリスト

  • [ ] Rubocop等のLinterで整形済み
  • [ ] 変数名・関数名が適切
  • [ ] コメントが適切に入っている
  • [ ] テストコードがある(最低50%)
  • [ ] コミットメッセージが丁寧

条件5:GitHubが継続的に更新されている

理想的な状態

  • 毎日コミット(緑色)
  • 複数のリポジトリ
  • コミットメッセージが丁寧
  • 各リポジトリにREADME

私の実践

7ヶ月間、1日も欠かさずコミット → 面接で「継続力がありますね」と評価される

対策2:職務経歴書を「転用可能スキル」重視で書き直す

書き方のテンプレート

セクション1:職務経歴概要(100文字)

前職では営業として9年間、新規顧客開拓と既存顧客フォローに従事。
顧客の業務課題を分析し最適な提案を行う中で、
技術でより根本的な解決ができると考え、エンジニアを目指しました。

セクション2:転用可能スキル(最重要)

■エンジニアとして活かせるスキル

【課題分析力】
営業として顧客の業務フローを分析し、課題を特定する経験を積みました。
この力は、ユーザーの課題を理解しシステムで解決する
エンジニアの仕事に直結します。

具体例:
・顧客A社の在庫管理の非効率を分析
・Excelマクロで自動化ツールを作成
・作業時間を30%削減、チーム全体に展開

【論理的思考力】
売上データを分析し、施策の効果を検証してきました。
VLOOKUP、ピボットテーブルを使ったデータ分析経験は、
SQLやデータ分析の基礎に繋がっています。

【プロジェクト推進力】
目標達成に向けたタスク管理、スケジュール管理の経験は、
アジャイル開発でのプロジェクト管理に活かせます。

セクション3:プログラミング学習(具体的に)

■学習内容(7ヶ月・約700時間)

【基礎学習】3ヶ月
・Progate(HTML/CSS/JS/Ruby)修了
・Rails Tutorial 2周
・Udemy「Rails実践講座」修了

【実践学習】4ヶ月
・ポートフォリオ3つ作成
・GitHub 毎日コミット(7ヶ月継続)
・Qiita 技術記事15本執筆
・もくもく会参加(10回)

【習得スキル】
Ruby/Rails/HTML/CSS/JavaScript/PostgreSQL/
Git/GitHub/Heroku/RSpec

セクション4:ポートフォリオ(詳しく)

■ポートフォリオ

【営業支援ツール】★最も評価されたアプリ
URL: https://〇〇〇
GitHub: https://github.com/〇〇〇

・前職の経験を活かした顧客・案件管理アプリ
・実際に元同僚5人に使ってもらいフィードバック反映
・作業時間30%削減の実績
・使用技術:Rails/PostgreSQL/Heroku
・テストカバレッジ75%

【読書記録アプリ】
URL: https://〇〇〇
・楽天ブックスAPIを使用した書籍管理
・レスポンシブデザイン対応
・使用技術:Rails/PostgreSQL/TailwindCSS

対策3:エージェントの添削を必ず受ける

エージェント利用のメリット

  1. 書類通過率が約2倍になる
    • 私の実例:非利用10%→利用後32%
  2. 推薦文を書いてくれる
    • 応募者の強みを補足
    • 企業との関係性で有利に
  3. 企業に合わせた書類にできる
    • 企業が重視するポイントを知っている
    • それに合わせた書き方をアドバイス

私が使ったエージェント

ワークポート

  • 添削スピードが早い(24時間以内)
  • 実践的なアドバイス

マイナビIT AGENT

  • 添削が非常に丁寧(5回以上)
  • 細かい表現まで指摘

結果、書類通過率が10%→32%に向上しました。

対策4:応募企業を厳選する

応募前のチェックリスト

必ずチェックすべき項目

  • [ ] 本当に「未経験歓迎」か(口コミサイトで確認)
  • [ ] 自分の年齢で応募可能か
  • [ ] 求められるスキルレベルを満たしているか
  • [ ] 企業の事業内容に興味があるか
  • [ ] 通勤可能な場所か(またはリモート可か)

企業研究の方法

  1. 公式サイト
    • 事業内容
    • 使用技術
    • 開発環境
  2. 採用ページ
    • 求める人物像
    • 選考フロー
    • 社員インタビュー
  3. 技術ブログ
    • 技術レベルの確認
    • 開発文化の理解
  4. 口コミサイト
    • OpenWork
    • 転職会議
    • ライトハウス
  5. Wantedly
    • 社員の顔が見える
    • 雰囲気がわかる

1社あたり1〜2時間かけて研究

これにより:

  • 志望動機が具体的になる
  • ミスマッチが減る
  • 書類通過率が上がる

対策5:応募タイミングを見極める

応募すべきタイミングの目安

最低条件

  • 学習期間:3ヶ月以上
  • ポートフォリオ:1つ完成
  • GitHub:最低30日連続コミット
  • 基礎知識:CRUD操作ができる

理想的な条件

  • 学習期間:6ヶ月以上
  • ポートフォリオ:2〜3つ完成
  • GitHub:継続的にコミット(緑色)
  • 技術ブログ:5記事以上
  • 基礎知識:認証機能、API連携ができる

私のタイミング

失敗:学習2ヶ月で応募

  • 応募10社→通過0社(0%)

成功:学習7ヶ月で応募

  • 応募43社→通過14社(32%)

差は歴然でした。

書類通過率を上げる小技5選

小技1:GitHubのプロフィールを充実させる

# 山田太郎

営業職からエンジニアへ転職を目指しています。

## スキル
- Ruby/Rails
- HTML/CSS/JavaScript
- PostgreSQL/Git/GitHub

## 学習期間
2024年3月〜(7ヶ月)

## ポートフォリオ
- [営業支援ツール](リンク)
- [読書記録アプリ](リンク)

## 技術ブログ
- [Qiita](リンク)

毎日コミットを継続中!

小技2:Qiitaで技術記事を書く

メリット

  • 学習内容のアウトプット
  • 採用担当者が見る可能性
  • 「継続して学習している」証拠

おすすめテーマ

  • 「Railsで〇〇を実装する方法」
  • 「〇〇のエラー解決方法」
  • 「初学者が躓きやすいポイント」

私は15記事書き、面接で「Qiita見ました」と言われることが複数回ありました。

小技3:応募時に簡単なカバーレターを添える

■志望動機

御社の〇〇というサービスを実際に使用し、
UI/UXの素晴らしさに感動しました。

特に△△機能は、ユーザーの課題を深く理解した
設計だと感じました。

私も前職の営業経験で培った「顧客視点」を活かし、
ユーザーに寄り添ったプロダクト開発に携わりたいと考え、
応募させていただきました。

ポートフォリオ:https://〇〇〇
GitHub:https://github.com/〇〇〇

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

小技4:複数のポートフォリオで技術の幅を示す

理想的な組み合わせ

  1. CRUD基礎アプリ(Rails)
    • 基礎力を示す
  2. 実用的なアプリ(Rails + API)
    • 課題解決力を示す
  3. フロントエンド重視アプリ(React)
    • 技術の幅を示す

私も3つのポートフォリオを作り、それぞれが面接で話題になりました。

小技5:応募書類のファイル名を工夫する

NG:

  • 履歴書.pdf
  • resume.pdf

OK:

  • 【氏名】履歴書_20250125.pdf
  • 【氏名】職務経歴書_20250125.pdf

→ 採用担当者が管理しやすい

よくある質問と回答

Q1:何社くらい応募すれば内定が出ますか?

A:30〜50社が目安です

私の実績

  • 応募:53社
  • 書類通過:14社(26%)
  • 1次面接通過:6社
  • 最終面接:3社
  • 内定:3社

書類通過率30%なら、10社応募で3社面接に進めます。

Q2:ポートフォリオは何個必要ですか?

A:最低2個、できれば3個

理由

  • 1個:基礎力のみ
  • 2個:継続力を示せる
  • 3個:技術の幅を示せる

Q3:エージェント経由とダイレクト応募、どちらが通りやすいですか?

A:エージェント経由の方が通過率が約2倍高いです

私のデータ

  • エージェント経由:31%
  • ダイレクト応募:17%

詳しくは→エージェント経由とダイレクト応募、どちらが有利?

Q4:書類で落ちた企業に再応募できますか?

A:3〜6ヶ月後なら可能です

条件

  • スキルが明らかに向上している
  • 新しいポートフォリオがある
  • 前回とは異なる応募ルート

Q5:書類選考の結果はどのくらいで来ますか?

A:1週間〜2週間が目安です

  • 1週間以内:30%
  • 1〜2週間:50%
  • 2週間以上:20%

2週間経っても連絡がない場合、不採用の可能性が高いです。

まとめ:書類選考突破の5つの対策

対策1:ポートフォリオの質を徹底的に上げる

  • 実用的な課題を解決
  • デプロイして動く状態
  • READMEを充実
  • コードの質を保つ
  • GitHubを継続更新

対策2:職務経歴書を「転用可能スキル」重視で書き直す

  • 前職の経験をエンジニアに紐付ける
  • 学習内容を具体的に
  • ポートフォリオを詳しく説明

対策3:エージェントの添削を必ず受ける

  • 書類通過率が約2倍になる
  • 推薦文で有利に
  • 企業に合わせた書類

対策4:応募企業を厳選する

  • 1社あたり1〜2時間の企業研究
  • ミスマッチを防ぐ
  • 志望動機を具体的に

対策5:応募タイミングを見極める

  • 最低でも学習3ヶ月以上
  • ポートフォリオ2〜3個完成後
  • GitHub継続更新

私の実績

  • 初期(準備不足):10社応募→0社通過(0%)
  • 改善後:43社応募→14社通過(32.6%)
  • 最終的に3社から内定獲得

重要なポイント

  1. ポートフォリオが最重要
    • チュートリアルのコピーはNG
    • 実用的な課題を解決
    • READMEを丁寧に作成
  2. 職務経歴書は「転用可能スキル」を強調
    • 前職の経験をエンジニアに紐付ける
    • 具体的なエピソードで説明
  3. エージェント利用で通過率2倍
    • 添削を必ず受ける
    • 推薦文の効果は大きい
  4. 応募は量より質
    • 1社1〜2時間の企業研究
    • 志望動機を個別に作成
  5. 焦らず準備を整える
    • 学習3ヶ月は最低ライン
    • 6ヶ月あればより確実

最後に

書類選考に通らないのは、決してあなたの価値がないわけではありません。単に「準備不足」「見せ方が悪い」だけです。

私も最初の10社は全て書類で落ちました。しかし、原因を分析して対策を打った結果、通過率を32%まで上げられました。

この記事の5つの対策を実践すれば、あなたも必ず書類選考を突破できます。

特にポートフォリオの質と職務経歴書の書き方が、最も重要です。まずはこの2つに集中して改善してみてください。

あなたのエンジニア転職が成功することを、心から応援しています!

次に読むべき記事

ポートフォリオを改善する

職務経歴書を改善する

エージェントを活用する

面接対策を始める

学習を進める

コメント

タイトルとURLをコピーしました