エンジニア転職のための英語力【TOEIC何点必要?勉強法も解説2025】

キャリア・働き方

「エンジニアに英語力は必要?」「TOEICは何点あればいい?」「英語ができないとキャリアに影響する?」

結論から言えば、英語力はエンジニアの年収・キャリアに直結します。英語ができるエンジニアとできないエンジニアでは、年収に100〜300万円の差が生まれるのが現実です。

私自身、TOEIC400点台の「英語コンプレックス」を抱えたエンジニアでしたが、3年間の学習でTOEIC800点・実務で英語を使えるレベルまで到達。その結果、外資系IT企業に転職し、年収が200万円アップしました。

この記事では、エンジニアに必要な英語力の全てをお伝えします。

  1. この記事でわかること
  2. エンジニアに英語が必要な5つの理由
    1. 1. 最新技術情報は英語で公開される
    2. 2. 年収が大幅にアップする
    3. 3. 転職先の選択肢が広がる
    4. 4. 技術的な問題解決が速くなる
    5. 5. キャリアパスが広がる
  3. 企業タイプ別:必要な英語力とTOEIC点数
    1. 日系中小IT企業・SIer
    2. 日系大手IT企業(NTTデータ、富士通、NEC等)
    3. メガベンチャー(楽天、メルカリ、LINE等)
    4. 外資系IT企業(GAFAM・SAP・Oracle等)
    5. スタートアップ(グローバル展開)
  4. 職種別:英語の使用頻度と必要レベル
    1. フロントエンドエンジニア
    2. バックエンドエンジニア
    3. インフラエンジニア・SRE
    4. データサイエンティスト・機械学習エンジニア
    5. モバイルアプリエンジニア(iOS/Android)
    6. ゲームエンジニア
    7. 社内SE・システム管理者
  5. TOEIC点数別:できること・できないこと
    1. TOEIC対策アプリ・サービス
      1. スタディサプリ TOEIC対策コース
      2. abceed(エービーシード)
      3. Santa TOEIC
    2. エンジニア向け英語学習サービス
      1. Coursera(コーセラ)
      2. Udemy(英語コース)
      3. Dev.to(無料)
    3. オンライン英会話(エンジニア向け)
      1. DMM英会話
      2. Cambly(キャンブリー)
      3. レアジョブ英会話
    4. 英語学習ツール
      1. Grammarly(グラマリー)
      2. DeepL
      3. Anki(暗記アプリ)
    5. おすすめ教材・書籍
      1. 『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』
      2. 『ITエンジニアのための英語リーディング』
      3. 『エンジニアのための英語プレゼンテーション』
  6. 英語力で転職成功した5つの事例
    1. 事例1:TOEIC 450→800点で外資系IT企業へ(28歳・男性)
    2. 事例2:TOEIC 600点で楽天へ転職(26歳・女性)
    3. 事例3:英語ドキュメント読解力でスタートアップへ(32歳・男性)
    4. 事例4:海外リモート勤務を実現(35歳・男性)
    5. 事例5:TOEIC 500点でもグローバル案件担当(30歳・女性)
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. エンジニアに英語は本当に必要ですか?
    2. Q2. TOEICの点数が低くても転職できますか?
    3. Q3. TOEICとビジネス英語は違いますか?
    4. Q4. 英語ができないとキャリアに影響しますか?
    5. Q5. 何歳から英語学習を始めても遅くないですか?
    6. Q6. 英語の勉強時間はどれくらい必要ですか?
    7. Q7. スピーキングとリーディング、どちらを優先すべきですか?
    8. Q8. エンジニア向けの英語学習で最もコスパが良い方法は?
  8. まとめ:エンジニアの英語学習で押さえるべき5つのポイント
    1. 1. 英語力は年収・キャリアに直結する
    2. 2. まずはTOEIC 600点を目指す
    3. 3. 技術英語に特化して学ぶ
    4. 4. 毎日の仕事を英語学習にする
    5. 5. 継続が最も重要
  9. 次のステップ:あなたに合った英語学習を始めよう
  10. あなたに最適な転職エージェントを見つけよう
  11. この記事を書いた人

この記事でわかること

  • エンジニアに英語が必要な5つの理由
  • 企業タイプ別の必要TOEIC点数(日系・外資系・スタートアップ)
  • 職種別の英語使用頻度と必要レベル
  • 英語力と年収の相関データ
  • エンジニアのための効率的な英語学習法
  • TOEIC点数別のおすすめ勉強法
  • 英語学習に役立つツール・教材・サービス
  • 実際に英語力で転職成功した事例

所要時間:12分で読めます


エンジニアに英語が必要な5つの理由

1. 最新技術情報は英語で公開される

技術ドキュメントの言語比率

言語割合
英語約85%
日本語約3%
その他約12%

具体例:

  • 公式ドキュメント: React、Vue.js、AWS、GCPなどの公式ドキュメントは英語が最優先
  • 技術ブログ: Medium、Dev.to、HashNode等の最新技術記事は英語が圧倒的多数
  • GitHub: Issue、Pull Request、READMEは英語が標準
  • Stack Overflow: 技術的な質問の大半は英語

日本語翻訳の課題:

  • 翻訳されるまで数ヶ月〜数年のタイムラグ
  • 機械翻訳の精度が低い(技術用語の誤訳)
  • マイナーな技術は翻訳されない

2. 年収が大幅にアップする

英語力別の平均年収(エンジニア・経験5年)

英語レベル平均年収年収レンジ
TOEIC 300点未満450万円350〜550万円
TOEIC 400〜500点500万円400〜600万円
TOEIC 600〜700点600万円500〜750万円
TOEIC 800〜900点750万円650〜900万円
TOEIC 900点以上900万円750〜1,200万円

出典:各転職エージェント公開データ・筆者調査

年収アップの理由:

  • 外資系企業への転職が可能になる
  • グローバル案件を担当できる
  • 海外拠点とのブリッジエンジニアになれる
  • 英語での技術発信ができる

3. 転職先の選択肢が広がる

英語力別の応募可能求人数(レバテックキャリア調べ)

英語レベル応募可能求人数
英語不要約8,000件
TOEIC 600点以上約12,000件(+50%)
TOEIC 800点以上約18,000件(+125%)
ビジネスレベル約25,000件(+212%)

英語ができるだけで、応募できる求人が2〜3倍に増えます。

選択肢の広がり:

  • GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)
  • 外資系IT企業(SAP、Oracle、Salesforce等)
  • グローバルスタートアップ
  • 日系大手のグローバル部門
  • フリーランス・海外案件

4. 技術的な問題解決が速くなる

エラー解決の速度比較

  • 英語で検索: Stack Overflow、GitHub Issuesで即座に解決策が見つかる
  • 日本語のみ: Qiita、teratail等で情報が見つからない場合、数日かかることも

実例:

エラーメッセージ: "TypeError: Cannot read property 'map' of undefined"

英語検索: Stack Overflowで1分以内に解決策発見(回答数100+)
日本語検索: 関連情報が少なく、10〜30分かかる

エンジニアの生産性: 英語で情報収集できるエンジニアは、問題解決速度が約2〜3倍速い。

5. キャリアパスが広がる

英語力がないと制限されるキャリア:

  • CTOやVPoEなどの経営層(グローバル企業)
  • テックリード・アーキテクト(海外拠点との連携)
  • DevRel・エバンジェリスト(国際カンファレンス登壇)
  • プロダクトマネージャー(海外市場展開)

英語力があると開けるキャリア:

  • 海外勤務・海外リモート
  • グローバルなオープンソースプロジェクトへの貢献
  • 技術カンファレンスでの登壇(海外)
  • 技術書の執筆・翻訳

企業タイプ別:必要な英語力とTOEIC点数

日系中小IT企業・SIer

必要英語力: ほぼ不要〜TOEIC 400点

英語の使用頻度: 月1回未満

具体的な場面:

  • 英語のエラーメッセージを読む程度
  • 公式ドキュメントを機械翻訳で読む
  • 海外ベンダーとのやり取り(たまに)

TOEIC点数:

  • 応募条件:不問
  • あれば有利:TOEIC 500点以上

年収レンジ: 400〜600万円

日系大手IT企業(NTTデータ、富士通、NEC等)

必要英語力: TOEIC 600〜700点

英語の使用頻度: 週1〜2回

具体的な場面:

  • 海外拠点との会議(月1〜2回)
  • 英語ドキュメントの作成
  • グローバルプロジェクトへの参画
  • 海外ベンダーとのやり取り

TOEIC点数:

  • 応募条件:TOEIC 600点以上(推奨)
  • 昇進条件:TOEIC 700〜800点(管理職)

年収レンジ: 500〜800万円

メガベンチャー(楽天、メルカリ、LINE等)

必要英語力: TOEIC 700〜800点

英語の使用頻度: 週3〜5回

具体的な場面:

  • 社内公用語が英語(楽天)
  • 外国籍エンジニアとの協働
  • 英語でのコードレビュー
  • 英語でのドキュメント作成
  • グローバルサービスの開発

TOEIC点数:

  • 応募条件:TOEIC 700〜800点
  • 楽天は「英語公用語」のため特に重視

年収レンジ: 600〜1,000万円

外資系IT企業(GAFAM・SAP・Oracle等)

必要英語力: TOEIC 800〜900点以上(ビジネスレベル)

英語の使用頻度: 毎日

具体的な場面:

  • 日常会議がすべて英語
  • メール・Slackが英語
  • ドキュメント作成が英語
  • 海外本社との連携
  • コードレビュー・Pull Requestが英語

TOEIC点数:

  • 応募条件:TOEIC 800点以上(目安)
  • 実際はスピーキング・ライティング重視
  • 面接も英語で実施されることが多い

年収レンジ: 800〜1,500万円

スタートアップ(グローバル展開)

必要英語力: TOEIC 700〜850点

英語の使用頻度: 企業による(週1〜毎日)

具体的な場面:

  • 海外市場向けプロダクト開発
  • 外国籍エンジニアとの協働
  • 英語ドキュメント作成
  • 海外投資家・パートナーとの連携

TOEIC点数:

  • 応募条件:企業による(不問〜800点)
  • 柔軟な対応が多い(実力重視)

年収レンジ: 500〜1,200万円(ストックオプション含む)


職種別:英語の使用頻度と必要レベル

フロントエンドエンジニア

英語使用頻度: ★★★★☆(高い)

理由:

  • React、Vue.js、Angular等のフレームワークは英語ドキュメント
  • npmパッケージのREADMEは英語
  • GitHubのIssue・Pull Requestは英語
  • 海外のフロントエンドトレンドをキャッチアップ

必要TOEIC点数:

  • 最低:600点(ドキュメントが読める)
  • 推奨:750点(GitHubで議論できる)

英語スキル内訳:

  • リーディング:最重要
  • ライティング:重要(GitHubでのコミュニケーション)
  • リスニング・スピーキング:あれば尚可

バックエンドエンジニア

英語使用頻度: ★★★★☆(高い)

理由:

  • AWS、GCP、Azureのドキュメントは英語
  • フレームワーク(Node.js、Django、Spring等)の公式ドキュメント
  • データベース設計のベストプラクティス
  • API設計のRESTful/GraphQL標準

必要TOEIC点数:

  • 最低:600点
  • 推奨:750点

英語スキル内訳:

  • リーディング:最重要
  • ライティング:重要
  • リスニング・スピーキング:あれば尚可

インフラエンジニア・SRE

英語使用頻度: ★★★★★(非常に高い)

理由:

  • AWS、Kubernetes、Docker等のドキュメントは英語
  • トラブルシューティングは英語情報が豊富
  • 最新のインフラ技術は英語で公開される
  • セキュリティ情報(CVE等)は英語

必要TOEIC点数:

  • 最低:650点
  • 推奨:800点

英語スキル内訳:

  • リーディング:最重要(技術ドキュメント)
  • ライティング:重要(インシデント報告)
  • リスニング・スピーキング:あれば尚可

データサイエンティスト・機械学習エンジニア

英語使用頻度: ★★★★★(非常に高い)

理由:

  • 論文は英語(arXiv、Google Scholar)
  • TensorFlow、PyTorch等のドキュメント
  • Kaggleでのコンペティション
  • 最新の研究情報は英語

必要TOEIC点数:

  • 最低:700点
  • 推奨:850点以上

英語スキル内訳:

  • リーディング:必須(論文・ドキュメント)
  • ライティング:重要(論文執筆・技術ブログ)
  • リスニング・スピーキング:重要(国際カンファレンス)

モバイルアプリエンジニア(iOS/Android)

英語使用頻度: ★★★★☆(高い)

理由:

  • Appleの公式ドキュメント(Swift、SwiftUI)
  • Androidの公式ドキュメント(Kotlin、Jetpack)
  • ストア審査ガイドライン
  • 海外ユーザーからのレビュー対応

必要TOEIC点数:

  • 最低:600点
  • 推奨:750点

ゲームエンジニア

英語使用頻度: ★★★☆☆(中程度)

理由:

  • Unity、Unreal Engineのドキュメント
  • 海外ユーザー向けゲーム開発
  • 海外スタジオとの協業

必要TOEIC点数:

  • 最低:500点
  • 推奨:650点

社内SE・システム管理者

英語使用頻度: ★★☆☆☆(低い)

理由:

  • 基本的に社内対応のため日本語が中心
  • ただし、グローバル企業の場合は英語必須

必要TOEIC点数:

  • 最低:400点(不要な場合も)
  • 推奨:600点(グローバル企業)

TOEIC点数別:できること・できないこと

TOEIC対策アプリ・サービス

スタディサプリ TOEIC対策コース

料金: 月額3,278円

特徴:

  • 関正生講師の神授業(動画)
  • AI学習プラン
  • 1回3分からの学習
  • TOEIC満点講師の解説

おすすめ度: ★★★★★

向いている人:

  • TOEIC 400→700点を目指す人
  • スキマ時間で学習したい人

abceed(エービーシード)

料金: 無料〜月額2,700円

特徴:

  • AI英語教材プラットフォーム
  • 200冊以上の教材が使い放題
  • 自動採点・弱点分析

おすすめ度: ★★★★☆

向いている人:

  • 複数の教材を試したい人
  • AI学習を活用したい人

Santa TOEIC

料金: 無料〜月額4,900円

特徴:

  • AIによるスコア予測(精度95%)
  • 個別最適化された学習プラン
  • 短期間でスコアアップ

おすすめ度: ★★★★☆

向いている人:

  • 短期間でスコアアップしたい人
  • 効率重視の人

エンジニア向け英語学習サービス

Coursera(コーセラ)

料金: 無料〜月額7,000円

特徴:

  • 海外大学の講義を英語で受講
  • プログラミング・AI・データサイエンス等
  • 修了証がもらえる

おすすめ度: ★★★★★

向いている人:

  • 技術スキルと英語を同時に学びたい人
  • TOEIC 700点以上

Udemy(英語コース)

料金: 1講座1,500〜24,000円(セール時は90%OFF)

特徴:

  • 技術講座を英語で受講
  • React、Python、AWS等
  • 買い切り型

おすすめ度: ★★★★☆

向いている人:

  • 特定技術を英語で学びたい人
  • TOEIC 600点以上

Dev.to(無料)

料金: 無料

特徴:

  • エンジニア向け技術記事プラットフォーム
  • 英語での技術情報が豊富
  • 記事を投稿することも可能

おすすめ度: ★★★★★

向いている人:

  • 技術英語のリーディングを鍛えたい人
  • すべてのレベル

オンライン英会話(エンジニア向け)

DMM英会話

料金: 月額6,980円〜(毎日1レッスン)

特徴:

  • 130カ国以上の講師
  • 教材が豊富(ビジネス・技術英語)
  • 24時間365日受講可能

おすすめ度: ★★★★★

向いている人:

  • スピーキングを強化したい人
  • TOEIC 600点以上

Cambly(キャンブリー)

料金: 月額14,390円〜(1日30分)

特徴:

  • 講師全員がネイティブ
  • IT業界経験者の講師も在籍
  • 録画機能で復習可能

おすすめ度: ★★★★☆

向いている人:

  • ネイティブと話したい人
  • TOEIC 700点以上

レアジョブ英会話

料金: 月額7,980円〜

特徴:

  • ビジネス英語コースが充実
  • 日本人カウンセラーのサポート
  • フィリピン人講師が中心

おすすめ度: ★★★★☆

向いている人:

  • 初心者〜中級者
  • ビジネス英語を学びたい人

英語学習ツール

Grammarly(グラマリー)

料金: 無料〜月額$12

特徴:

  • AI英文添削ツール
  • Chrome拡張機能
  • Gmail、Slack等で自動添削

おすすめ度: ★★★★★

向いている人:

  • 英文メール・ドキュメントを書く人
  • すべてのレベル

DeepL

料金: 無料〜月額1,000円

特徴:

  • 高精度AI翻訳
  • Google翻訳より自然な翻訳
  • ファイル翻訳も可能

おすすめ度: ★★★★★

向いている人:

  • ドキュメント翻訳が必要な人
  • すべてのレベル

Anki(暗記アプリ)

料金: 無料(iOS版は3,000円)

特徴:

  • 間隔反復学習
  • 技術英単語デッキが豊富
  • カスタマイズ自由

おすすめ度: ★★★★☆

向いている人:

  • 技術英単語を効率的に覚えたい人

おすすめ教材・書籍

『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』

価格: 979円

特徴:

  • TOEIC頻出単語1,000語
  • 音声ダウンロード付き
  • コスパ最強

対象: TOEIC 400〜800点

『ITエンジニアのための英語リーディング』

価格: 2,420円

特徴:

  • エンジニア向け英語教材
  • 技術記事の読み方
  • GitHub・Stack Overflowの英語

対象: TOEIC 500点以上

『エンジニアのための英語プレゼンテーション』

価格: 2,640円

特徴:

  • 技術プレゼンの英語表現
  • カンファレンス登壇を目指す人向け

対象: TOEIC 700点以上


英語力で転職成功した5つの事例

事例1:TOEIC 450→800点で外資系IT企業へ(28歳・男性)

プロフィール:

  • 前職:日系SIer(年収500万円)
  • 転職先:外資系クラウド企業(年収750万円)
  • 学習期間:2年

英語学習の内容:

  1. スタディサプリTOEIC(毎日1時間・1年)
  2. DMM英会話(週3回・1年)
  3. 英語ドキュメントを毎日読む

転職活動:

  • TOEIC 800点取得後、レバテックキャリアに登録
  • 外資系IT企業5社に応募、3社内定
  • 英語面接もクリア

コメント: 「最初はTOEIC 450点で英語コンプレックスがありました。でも、毎日1〜2時間の学習を2年続けたら、TOEIC 800点を達成。外資系企業に転職でき、年収も250万円アップしました。」

事例2:TOEIC 600点で楽天へ転職(26歳・女性)

プロフィール:

  • 前職:Web制作会社(年収420万円)
  • 転職先:楽天(年収650万円)
  • 学習期間:1年

英語学習の内容:

  1. 公式ドキュメントを英語で読む(毎日30分)
  2. TED Talksでリスニング強化
  3. オンライン英会話(週2回)

転職活動:

  • 楽天は「英語公用語」だが、TOEIC 600点でも応募可能
  • 入社後も英語学習を継続(社内サポート充実)

コメント: 「楽天は英語が公用語ですが、入社時は完璧じゃなくてOK。入社後も英語研修があり、今ではTOEIC 750点まで伸びました。」

事例3:英語ドキュメント読解力でスタートアップへ(32歳・男性)

プロフィール:

  • 前職:受託開発企業(年収550万円)
  • 転職先:AI系スタートアップ(年収700万円)
  • TOEIC点数:650点

英語学習の内容:

  1. 機械学習の論文を英語で読む
  2. Kaggleで英語コミュニケーション
  3. TensorFlow公式ドキュメントを英語で読む

転職活動:

  • TOEIC点数は高くないが、技術英語のリーディング力をアピール
  • 面接で「英語の論文を毎週3本読んでいる」と伝え、高評価

コメント: 「TOEICの点数よりも、実際に英語で技術情報を収集できることが評価されました。」

事例4:海外リモート勤務を実現(35歳・男性)

プロフィール:

  • 前職:日系大手SIer(年収650万円)
  • 転職先:米国スタートアップ(完全リモート・年収1,000万円)
  • TOEIC点数:900点

英語学習の内容:

  1. Courseraで技術講座を受講(2年)
  2. 英語で技術ブログを執筆
  3. 海外カンファレンスに参加

転職活動:

  • GitHubのプロフィールを英語で充実
  • LinkedIn経由でスカウト
  • 英語面接をクリア

コメント: 「英語ができると、日本だけでなく世界中の企業が選択肢になります。年収も大幅アップし、タイで生活しながら働いています。」

事例5:TOEIC 500点でもグローバル案件担当(30歳・女性)

プロフィール:

  • 前職:地方IT企業(年収420万円)
  • 転職先:日系大手IT企業(年収580万円)
  • TOEIC点数:500点→700点(入社後)

英語学習の内容:

  1. 会社の英語研修制度を活用
  2. 海外拠点との定例会議で実践
  3. 社内のグローバルプロジェクトに参加

転職活動:

  • TOEIC 500点だが「英語を学ぶ意欲」をアピール
  • 入社後、会社の研修制度で英語力を向上
  • 2年後、海外拠点との橋渡し役に

コメント: 「最初から完璧じゃなくてOK。意欲があれば、会社のサポートで英語力は伸びます。」


よくある質問(FAQ)

Q1. エンジニアに英語は本当に必要ですか?

A. 必須ではありませんが、英語力があると年収・キャリアの選択肢が大幅に広がります。

英語が不要な場合:

  • 日系中小企業で長く働く予定
  • 年収アップよりも安定を重視
  • 地元密着型のキャリア

英語が必要な場合:

  • 外資系企業に転職したい
  • 年収を大幅にアップさせたい
  • 最新技術をキャッチアップしたい
  • グローバルなキャリアを目指す

Q2. TOEICの点数が低くても転職できますか?

A. はい、可能です。特に日系企業では英語力よりも技術力を重視します。

ただし、以下の企業は英語力が求められます:

  • 外資系IT企業(TOEIC 800点以上)
  • メガベンチャー(TOEIC 700点以上)
  • グローバル部門(TOEIC 600点以上)

Q3. TOEICとビジネス英語は違いますか?

A. はい、TOEICはあくまで「英語の基礎力」を測るテストです。

TOEICで測れること:

  • リーディング・リスニングの基礎力
  • 語彙力・文法力

TOEICで測れないこと:

  • スピーキング(話す力)
  • ライティング(書く力)
  • 実務での応用力

重要なこと: TOEICは「入口」であり、実務で使える英語力は別途学習が必要です。

Q4. 英語ができないとキャリアに影響しますか?

A. 影響します。特に以下の点で差が出ます。

年収:

  • TOEIC 800点以上:平均年収750万円
  • TOEIC 500点未満:平均年収500万円
  • 差額:250万円

キャリアパス:

  • 英語ができる→外資系、グローバル案件、CTO等
  • 英語ができない→日系企業中心、選択肢が限定的

Q5. 何歳から英語学習を始めても遅くないですか?

A. まったく遅くありません。30代・40代から始めても十分間に合います。

実例:

  • 35歳からTOEIC学習を開始→2年で800点達成→外資系転職
  • 40歳からオンライン英会話→1年で海外拠点と会議可能に

**重要なのは「継続」**です。年齢は関係ありません。

Q6. 英語の勉強時間はどれくらい必要ですか?

A. 目標によって異なりますが、目安は以下の通りです。

TOEIC 400→600点:

  • 学習時間:300〜500時間
  • 期間:6ヶ月〜1年(毎日1〜2時間)

TOEIC 600→800点:

  • 学習時間:500〜800時間
  • 期間:1年〜1.5年(毎日1〜2時間)

TOEIC 800→900点以上:

  • 学習時間:800〜1,200時間
  • 期間:1.5年〜2年(毎日1〜2時間)

Q7. スピーキングとリーディング、どちらを優先すべきですか?

A. エンジニアはリーディングを優先すべきです。

理由:

  • 技術ドキュメントは「読む」ことが中心
  • GitHubのIssue・Pull Requestも「読む」「書く」
  • スピーキングは外資系企業以外ではあまり使わない

優先順位:

  1. リーディング(最優先)
  2. ライティング(次に重要)
  3. リスニング(あれば尚可)
  4. スピーキング(外資系企業志望なら重要)

Q8. エンジニア向けの英語学習で最もコスパが良い方法は?

A. 以下の3つを組み合わせるのが最もコスパが良いです。

  1. 無料の技術記事を読む(Dev.to、Medium)
  2. スタディサプリTOEIC(月額3,278円)
  3. 公式ドキュメントを英語で読む(無料)

月額コスト: 3,278円 効果: TOEIC 600→800点を目指せる


まとめ:エンジニアの英語学習で押さえるべき5つのポイント

1. 英語力は年収・キャリアに直結する

TOEIC 800点以上のエンジニアは、平均年収が750万円。英語ができないエンジニア(500万円)と比べて250万円の差があります。

2. まずはTOEIC 600点を目指す

TOEIC 600点があれば、英語ドキュメントが読め、日系大手企業への転職も有利になります。まずはこの点数を目標にしましょう。

3. 技術英語に特化して学ぶ

一般的な英語学習ではなく、技術英語(ドキュメント、GitHub、Stack Overflow)に特化することで、学習効率が大幅にアップします。

4. 毎日の仕事を英語学習にする

エラーメッセージを英語で理解する、公式ドキュメントを英語で読む。これだけで、自然と英語力が身につきます。

5. 継続が最も重要

毎日1〜2時間の学習を1年続ければ、TOEIC 600点は十分達成可能。継続することが最も重要です。


次のステップ:あなたに合った英語学習を始めよう

英語力はエンジニアのキャリアを大きく変える武器です。今日から、少しずつでも英語学習を始めてみませんか?

おすすめの第一歩:

  1. 現在のTOEIC点数を把握(公式問題集で模擬試験)
  2. 目標を設定(6ヶ月後にTOEIC 600点等)
  3. スタディサプリTOEICに登録(7日間無料体験)
  4. 毎日15分でもいいので継続

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あなたに最適な転職エージェントを見つけよう

転職活動を成功させるには、自分に合ったエージェント選びが重要です。

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はなまうよぞら

TOEIC 400点台から3年間の学習で800点を達成。その後、外資系IT企業に転職し、年収が550万円から750万円にアップ。現在は完全リモートで東京のベンチャー企業のシニアエンジニアとして活躍中(年収700万円)。英語コンプレックスを克服した経験をもとに、エンジニアのための英語学習ノウハウを発信。エンジニア転職ドットコムを運営。


最終更新日:2025年11月15日

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