エンジニア転職の履歴書の書き方【手書き?PC?写真は?完全ガイド2025】

転職ノウハウ

「履歴書って手書きじゃないとダメ?」「写真はスーツ必須?」「職務経歴書との違いは?」

エンジニア転職で最初につまずくのが、履歴書の書き方です。ネットで調べると「手書きが礼儀」「いやPCでOK」と情報がバラバラで、何が正解かわからず困っていませんか?

私は3年前に営業職から未経験でエンジニアに転職しました。その際、履歴書で多くの失敗をしました。最初は手書きで丁寧に書いたのに「PCで作り直してください」と言われたり、証明写真がNGで撮り直したり…今思えば、もっと早く正しい知識を得ておけばよかったと後悔しています。

この記事では、私の失敗経験と、エンジニア転職で書類選考を通過した実例をもとに、履歴書の書き方を完全解説します。手書き・PC問題、写真の撮り方、学歴・職歴の書き方、志望動機の書き方まで、すべての疑問に答えます。

  1. 履歴書と職務経歴書の違い【エンジニア転職の基本】
    1. 履歴書とは:あなたの基本情報を伝える書類
    2. 職務経歴書とは:あなたのスキルと実績を伝える書類
    3. 履歴書と職務経歴書の使い分け
    4. エンジニア転職で両方必要な理由
  2. 手書き vs PC作成:2025年の正解は?
    1. 結論:IT企業ならPC作成が主流
    2. 企業タイプ別の傾向
    3. PC作成のメリット・デメリット
    4. 手書きのメリット・デメリット
    5. 私の実体験:手書きで失敗した話
    6. 結論:どちらで作成すべきか
  3. 履歴書フォーマットの選び方
    1. フォーマットの種類
    2. エンジニア転職におすすめのフォーマット
    3. PC作成時のテンプレート入手先
    4. フォーマット選びの注意点
  4. 証明写真の撮り方【エンジニアは私服OK?】
    1. 写真のサイズと基本ルール
    2. 服装:スーツ? 私服?
    3. 撮影方法:写真館 vs 証明写真機 vs スマホアプリ
    4. 写真の表情・ポーズ
    5. 写真のデータ管理
    6. 写真のNG例
  5. 履歴書の各項目の書き方【項目別完全解説】
    1. 日付
    2. 氏名・ふりがな
    3. 生年月日・年齢
    4. 住所・連絡先
    5. 学歴
    6. 職歴
    7. 免許・資格
    8. 志望動機
    9. 本人希望欄
    10. 趣味・特技
  6. 履歴書作成の注意点とチェックリスト
    1. 提出前の最終チェックリスト
    2. よくあるミス
    3. 印刷時の注意点(PC作成の場合)
    4. 手書きの場合の注意点
  7. 履歴書の提出方法
    1. 1. 郵送
    2. 2. メール添付
    3. 3. Web応募フォーム
    4. 提出後のフォロー
  8. 履歴書でよくある質問(FAQ)
    1. Q1: 履歴書は手書きとPC、どちらが有利ですか?
    2. Q2: 履歴書に書く志望動機と、職務経歴書に書く志望動機は同じ内容でいいですか?
    3. Q3: 短期離職(半年未満)の職歴も書くべきですか?
    4. Q4: 空白期間(無職期間)がある場合、どう書けばいいですか?
    5. Q5: 学歴詐称はバレますか?
    6. Q6: 履歴書の写真は絶対に必要ですか?
    7. Q7: 履歴書に嘘を書いてもバレませんか?
    8. Q8: 履歴書は使い回してもいいですか?
    9. Q9: 履歴書のコピーは取っておくべきですか?
    10. Q10: 履歴書の「性別」欄は書かなくてもいいですか?
  9. 転職エージェントを活用しよう
    1. 転職エージェントができること
    2. おすすめの転職エージェント
  10. まとめ:履歴書作成の5つのポイント
    1. ポイント1: PC作成が主流
    2. ポイント2: 写真は写真館で撮影
    3. ポイント3: 志望動機は企業ごとにカスタマイズ
    4. ポイント4: 正直に書く
    5. ポイント5: 提出前に必ずチェック
  11. 次のステップ:職務経歴書とポートフォリオ
    1. 職務経歴書の作成
    2. ポートフォリオの作成
    3. 面接対策
  12. 最後に:履歴書は通過点
  13. あなたに最適な転職エージェントを見つけよう

履歴書と職務経歴書の違い【エンジニア転職の基本】

まず最初に理解すべきは、「履歴書」と「職務経歴書」は別物だということです。

履歴書とは:あなたの基本情報を伝える書類

履歴書は、あなたの基本的なプロフィールを伝えるための書類です。

履歴書に書く内容:

  • 氏名、生年月日、住所、連絡先
  • 学歴(いつ、どこの学校を卒業したか)
  • 職歴(いつ、どこの会社に入社・退職したか)
  • 免許・資格
  • 志望動機
  • 本人希望欄

特徴:

  • フォーマットがほぼ決まっている
  • A4サイズ2枚またはA3サイズ1枚
  • 事実を簡潔に記載する

職務経歴書とは:あなたのスキルと実績を伝える書類

職務経歴書は、これまでの仕事内容とスキルを詳しく説明する書類です。

職務経歴書に書く内容:

  • 各職場での具体的な業務内容
  • プロジェクトの詳細
  • 使用した技術・ツール
  • 実績・成果
  • 自己PR

特徴:

  • フォーマットは自由(自分で作成)
  • ページ数は2〜3枚が一般的
  • アピールポイントを詳しく書く

履歴書と職務経歴書の使い分け

項目履歴書職務経歴書
目的基本情報の確認スキル・経験の評価
内容事実の羅列詳細な説明とアピール
フォーマット決まっている自由
分量2ページ固定2〜3ページ
重要度(書類選考)
重要度(面接)

重要なポイント: エンジニア転職では、職務経歴書の方が重視されます。履歴書は基本情報の確認程度で、採用担当者が最も時間をかけて読むのは職務経歴書です。

ただし、履歴書がいい加減だと「この人は基本ができていない」と判断されるため、両方とも丁寧に作成する必要があります。

私の失敗談: 転職活動を始めた当初、「履歴書は形式的なものだから適当でいい」と考え、簡単に書いていました。しかし、ある企業の面接で「履歴書の志望動機が薄いですね」と指摘され、準備不足を露呈してしまいました。

エンジニア転職で両方必要な理由

**なぜ2つも必要なの?**と思うかもしれませんが、それぞれに役割があります。

履歴書の役割:

  • 公的な書類としての機能(社会保険手続きなどに使用)
  • 志望動機・人柄の確認
  • 連絡先・緊急連絡先の確認

職務経歴書の役割:

  • 技術スキルの確認
  • プロジェクト経験の評価
  • 即戦力性の判断

企業によっては「履歴書のみ」または「職務経歴書のみ」を求める場合もありますが、基本的には両方を準備しておくのが無難です。

手書き vs PC作成:2025年の正解は?

最も多い質問が「手書きとPC、どちらで作成すべきか?」です。

結論:IT企業ならPC作成が主流

2025年現在、IT・エンジニア職ではPC作成が圧倒的に主流です。

私が応募した20社の内訳:

  • PC作成を推奨: 16社(80%)
  • 手書き・PC両方OK: 3社(15%)
  • 手書き推奨: 1社(5%、老舗SIer)

PC作成が主流の理由:

1. エンジニアに必須のPCスキルの証明 エンジニアは毎日PCを使う仕事です。履歴書をPCで美しく作成できることは、基本的なPCスキルの証明になります。

2. 効率性・生産性の重視 エンジニアは効率性・生産性を重視する職種です。手書きで何時間もかけるより、PCで効率的に作成する方が、エンジニアらしい姿勢として評価されます。

3. 修正・更新が容易 誤字脱字を見つけた場合、PCなら数秒で修正できますが、手書きは最初から書き直しです。複数社に応募する際も、PCならカスタマイズが簡単です。

4. 可読性の高さ 手書きは字の上手い下手で印象が変わりますが、PCなら誰が見ても読みやすいです。

企業タイプ別の傾向

PC作成を推奨する企業:

  • Web系企業(スタートアップ、メガベンチャー)
  • 外資系IT企業
  • 自社開発企業
  • 新興SIer

手書き・PC両方OKな企業:

  • 大手SIer
  • メーカー系IT企業
  • 金融系システム会社

手書き推奨の企業:

  • 老舗SIer(一部)
  • 古い体質の企業
  • 年配の経営陣が多い企業

注意: 「手書き推奨」の企業でも、「手書きでないと不採用」というケースは稀です。ただし、指定がある場合は従いましょう。

PC作成のメリット・デメリット

メリット:

  • 作成時間が短い(30分〜1時間)
  • 修正が簡単
  • 読みやすい
  • データで保存・管理できる
  • 複数社への応募が効率的
  • 字の上手い下手に左右されない

デメリット:

  • 一部の企業では「手抜き」と感じられる可能性
  • PCスキルがないと作成が難しい
  • 印刷環境が必要

手書きのメリット・デメリット

メリット:

  • 熱意が伝わる(と感じる面接官もいる)
  • 丁寧さ・誠実さをアピールできる
  • PCスキルが不要

デメリット:

  • 作成時間が長い(2〜3時間)
  • 誤字脱字で書き直しになる
  • 字が下手だと印象が悪い
  • 複数社への応募が非効率
  • 保管・管理が大変

私の実体験:手書きで失敗した話

転職活動を始めた当初、「手書きの方が誠意が伝わる」と信じて、すべて手書きで作成していました。

ある日、Web系スタートアップの面接で面接官から言われました。

「なぜ手書きなんですか?PCで作成した方が効率的ですし、エンジニアとしてのスキルも示せますよ。次回からはPCで作成してください」

その言葉にハッとして、以降はすべてPC作成に切り替えました。結果、書類選考の通過率が上がりました。

教訓: IT業界では、「手書き=誠意」ではなく、「PC作成=効率性・スキル」と評価されることが多いです。

結論:どちらで作成すべきか

一般的なIT企業・エンジニア職: → PC作成を推奨

老舗SIerや指定がある場合: → 企業の指示に従う

迷ったら: → PCで作成し、提出時に「手書きが望ましい場合はお知らせください」と一言添える

履歴書フォーマットの選び方

履歴書には様々なフォーマットがあります。どれを選ぶべきでしょうか?

フォーマットの種類

1. JIS規格履歴書(最も一般的)

  • 学歴・職歴欄が広い
  • 志望動機欄が広い
  • 最も無難で汎用性が高い

2. 転職用履歴書

  • 職歴欄が広い
  • 自己PR欄がある
  • 転職者向けに最適化

3. アルバイト・パート用履歴書

  • 志望動機欄が広い
  • 趣味・特技欄がある
  • エンジニア転職には不向き

4. 企業指定フォーマット

  • 企業が独自に用意したフォーマット
  • 必ず指定フォーマットを使用

エンジニア転職におすすめのフォーマット

おすすめ1位: 転職用履歴書

転職者向けに作られているため、職歴欄が広く、自己PRも書けます。

入手方法:

  • リクナビNEXTやdodaのサイトから無料ダウンロード
  • 転職エージェントから提供される
  • 文房具店で購入(JIS規格より少し高い)

おすすめ2位: JIS規格履歴書

最も標準的なフォーマット。迷ったらこれを選べば間違いありません。

入手方法:

  • コンビニで購入(100円〜200円)
  • 100円ショップで購入
  • 厚生労働省のサイトから無料ダウンロード

避けるべき: アルバイト用履歴書

「趣味・特技」欄が大きく、職歴欄が小さいため、転職には不向きです。

PC作成時のテンプレート入手先

無料ダウンロードサイト:

1. リクナビNEXT

  • 履歴書・職務経歴書のテンプレート充実
  • Word・Excel形式
  • 記入例付き
  • おすすめ度: ★★★★★

2. doda

  • 履歴書・職務経歴書テンプレート
  • Word・PDF形式
  • 業種別のサンプルあり
  • おすすめ度: ★★★★★

3. マイナビ転職

  • 履歴書フォーマット無料DL
  • Word・Excel形式
  • おすすめ度: ★★★★☆

4. 厚生労働省

  • JIS規格準拠の履歴書
  • Excel形式
  • 公式なので信頼性が高い
  • おすすめ度: ★★★★☆

私が使ったテンプレート: リクナビNEXTの転職用履歴書テンプレート(Word形式)を使用しました。記入例も付いていたため、初めてでもスムーズに作成できました。

フォーマット選びの注意点

1. 企業指定がある場合は必ず従う

企業が「この履歴書フォーマットを使ってください」と指定している場合、必ず従いましょう。指定を無視すると、それだけで不採用になることもあります。

2. 写真欄があるフォーマットを選ぶ

エンジニア転職でも証明写真は必要です。写真欄がないフォーマットは避けましょう。

3. 古いフォーマットに注意

2021年に厚生労働省が「性別欄の任意化」を推奨しました。最新のフォーマットを使用しましょう。

証明写真の撮り方【エンジニアは私服OK?】

履歴書に貼る証明写真は、第一印象を決める重要な要素です。

写真のサイズと基本ルール

サイズ: 縦40mm × 横30mm

これが履歴書の標準サイズです。間違えないようにしましょう。

基本ルール:

  • 3ヶ月以内に撮影したもの
  • 正面を向いている
  • 背景は無地(白、青、グレー)
  • カラー写真
  • 帽子・サングラスは不可
  • 笑顔または真面目な表情

服装:スーツ? 私服?

結論: スーツが無難、私服OKの企業も増加中

スーツを選ぶべき企業:

  • 大手SIer
  • 金融系システム会社
  • メーカー系IT企業
  • 公共機関のシステム部門
  • 保守的な企業

私服OKの企業:

  • Web系スタートアップ
  • 自社開発企業
  • 外資系IT企業
  • カジュアルな社風の企業

私服の場合の注意点:

  • 襟付きのシャツ(ポロシャツ可)
  • 清潔感のある服装
  • Tシャツ・パーカーは避ける
  • 派手な色・柄は避ける

私の経験: 最初はすべてスーツで撮影していましたが、Web系企業の面接で「うちは私服OKですよ」と言われ、次からは襟付きシャツで撮影しました。企業の社風に合わせるのがベストです。

迷ったらスーツ: 服装で迷ったら、スーツを選んでおけば間違いありません。スーツで不採用になることはありません。

撮影方法:写真館 vs 証明写真機 vs スマホアプリ

方法1: 写真館・写真スタジオ(おすすめ度★★★★★)

料金: 3,000円〜8,000円
所要時間: 30分〜1時間

メリット:

  • プロの撮影で仕上がりが良い
  • 表情や姿勢をアドバイスしてもらえる
  • レタッチ(肌補正)してもらえる
  • データももらえる(焼き増し可能)

デメリット:

  • 料金が高い
  • 予約が必要
  • 時間がかかる

おすすめの写真館:

  • カメラのキタムラ(全国展開、証明写真に強い)
  • スタジオ728(就活・転職写真に特化)
  • 地元の写真スタジオ

私の体験談: 最初は節約のため証明写真機で撮影していましたが、面接官の反応がイマイチでした。写真館で撮り直したところ、「写真の印象が良いですね」と言われました。第一印象は重要です。

方法2: 証明写真機(おすすめ度★★★☆☆)

料金: 700円〜1,000円
所要時間: 5分〜10分

メリット:

  • 安い
  • すぐに撮れる
  • 駅や商業施設にある

デメリット:

  • 仕上がりが写真館に劣る
  • 表情や姿勢の調整が難しい
  • レタッチなし

証明写真機選びのコツ:

  • 最新機種を選ぶ(肌補正機能付き)
  • 「Ki-Re-i」「証明写真ボックス」などの有名ブランド
  • 明るい場所にある機械を選ぶ

方法3: スマホアプリ(おすすめ度★★☆☆☆)

料金: 200円〜500円(コンビニ印刷)
所要時間: 10分〜20分

メリット:

  • 最も安い
  • 自宅で撮影できる
  • 何度でも撮り直せる

デメリット:

  • 自分で撮影するため品質にバラつき
  • 背景や照明の調整が必要
  • 印刷品質が劣る

おすすめアプリ:

  • 履歴書カメラ(無料、コンビニ印刷200円)
  • ピクトリンク(履歴書専用)
  • BeautyPlus(証明写真モード)

注意点: スマホアプリは手軽ですが、企業によっては「写真の品質が低い」と思われる可能性があります。できれば写真館か証明写真機を使用しましょう。

写真の表情・ポーズ

表情: 微笑み or 真面目?

微笑み(おすすめ):

  • 柔らかい印象
  • 親しみやすさ
  • コミュニケーション重視の企業向け

真面目:

  • きちんとした印象
  • 誠実さ
  • 保守的な企業向け

私のおすすめ: 口角を少し上げた「微笑み」です。真面目すぎると固い印象になります。

ポーズ:

  • 正面を向く
  • 背筋を伸ばす
  • 肩の力を抜く
  • 顎を少し引く
  • カメラ目線

写真のデータ管理

写真館で撮影した場合、データをもらっておきましょう。

データがあると便利な理由:

  • Web応募時にアップロード可能
  • 焼き増しが簡単
  • 複数社への応募が楽

データの保存形式:

  • JPEG形式
  • 解像度: 300dpi以上
  • ファイルサイズ: 1MB以下

写真のNG例

こんな写真はNG:

  • 3ヶ月以上前の写真
  • スナップ写真を切り抜いたもの
  • プリクラ・加工アプリで過度に加工
  • 帽子・サングラス着用
  • 背景に物が写り込んでいる
  • ピンぼけ・手ブレ
  • 表情が暗い・不機嫌そう

私の失敗談: 最初、自宅で撮影した写真を使っていましたが、背景に本棚が写り込んでいて、「カジュアルすぎる」と指摘されました。

履歴書の各項目の書き方【項目別完全解説】

履歴書の各項目を、具体例とともに解説します。

日付

ルール:

  • 提出日または持参日を記入
  • 郵送の場合はポスト投函日
  • 和暦(令和)または西暦、どちらでもOK
  • ただし履歴書全体で統一すること

良い例:

令和7年3月15日

または

2025年3月15日

NG例:

令和7年3月吉日  ← 「吉日」は使わない
2025/3/15  ← スラッシュは使わない

氏名・ふりがな

ルール:

  • 戸籍上の正式な氏名を記載
  • 「ふりがな」の場合はひらがな、「フリガナ」の場合はカタカナ
  • 旧字体も正確に

良い例:

ふりがな: やまだ たろう
氏名: 山田 太郎

注意点:

  • 略字は使わない(例:「沢」ではなく「澤」)
  • 結婚で姓が変わった場合は新しい姓

生年月日・年齢

ルール:

  • 和暦または西暦(履歴書全体で統一)
  • 年齢は提出日時点の満年齢

良い例:

生年月日: 平成7年4月1日生(満30歳)

または

生年月日: 1995年4月1日生(満30歳)

住所・連絡先

ルール:

  • 都道府県から記載
  • マンション・アパート名、部屋番号まで正確に
  • 郵便番号も記載
  • 電話番号は携帯電話でOK

良い例:

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1-2-3 ○○マンション101号室

電話: 090-1234-5678
メール: yamada.taro@example.com

注意点:

  • 「同上」は使わない(現住所と連絡先住所が同じ場合も、両方記載)
  • メールアドレスは必ず記載(PC・スマホどちらでも連絡可能なもの)
  • メールアドレスはビジネス用を推奨(yamada.taro@…など)

NGなメールアドレス:

  • love.peace@… (カジュアルすぎる)
  • 会社のメールアドレス(前職のものは使わない)

学歴

ルール:

  • 最終学歴の一つ前から記載(高校卒業から)
  • 「入学」と「卒業」を両方記載
  • 学校名は正式名称
  • 学部・学科・専攻まで記載

良い例:

学歴
平成25年 3月  ○○県立△△高等学校 卒業
平成25年 4月  ××大学 工学部 情報工学科 入学
平成29年 3月  ××大学 工学部 情報工学科 卒業

注意点:

  • 「高校」ではなく「高等学校」
  • 「○○大」ではなく「○○大学」
  • 中退の場合は「中途退学」と記載
  • 留年・休学は記載不要

専門学校・大学院の場合:

平成29年 4月  ××専門学校 情報処理科 入学
平成31年 3月  ××専門学校 情報処理科 卒業

平成29年 4月  ××大学大学院 情報工学研究科 入学
平成31年 3月  ××大学大学院 情報工学研究科 修了

私の体験談: 最初、「○○大 工学部」と略して書いていましたが、正式名称で書くよう指摘されました。

職歴

ルール:

  • 学歴の後に「職歴」と記載
  • すべての職歴を時系列で記載
  • 会社名は正式名称
  • 「入社」と「退社」(または「退職」)を記載
  • 最後に「現在に至る」または「以上」

良い例(在職中の場合):

職歴
平成29年 4月  株式会社○○商事 入社
              営業部に配属、法人営業を担当
令和4年  3月  一身上の都合により退職
令和4年  4月  株式会社△△システムズ 入社
              開発部に配属、Webアプリケーション開発を担当
              現在に至る

良い例(転職活動中の場合):

職歴
平成29年 4月  株式会社○○商事 入社
              営業部に配属、法人営業を担当
令和7年  2月  一身上の都合により退職
              以上

注意点:

  • 「株式会社」を「(株)」と略さない
  • 部署名・業務内容も簡潔に記載
  • アルバイト・派遣も記載(正社員以外は明記)
  • 退職理由は「一身上の都合により」が無難
  • 空白期間がある場合も正直に

短期離職がある場合:

令和3年  4月  株式会社××システムズ 入社
令和3年  10月  一身上の都合により退職

短期離職も隠さず記載しましょう。面接で理由を聞かれた際に説明できれば問題ありません。

未経験エンジニアの職歴例:

職歴
平成29年 4月  株式会社○○商事 入社
              営業部に配属、法人向けITサービスの提案営業を担当
令和7年  2月  一身上の都合により退職
              (エンジニアへのキャリアチェンジのため)
              以上

免許・資格

ルール:

  • 取得年月順に記載
  • 正式名称で記載
  • 勉強中の資格も記載可能

良い例:

免許・資格
平成27年 6月  普通自動車第一種免許 取得
令和3年  10月  基本情報技術者試験 合格
令和4年  12月  TOEIC 公開テスト スコア750点 取得
令和5年  3月  AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 取得
令和7年  6月  応用情報技術者試験 受験予定

エンジニアにおすすめの資格:

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • AWS認定資格
  • Oracle認定Javaプログラマ
  • CCNA(ネットワーク)
  • LPIC(Linux)

注意点:

  • 「取得」「合格」を正確に
  • 英検・漢検は2級以上を記載
  • TOEICは600点以上を記載
  • 運転免許も記載

勉強中の資格:

令和7年  10月  応用情報技術者試験 受験予定

受験予定の資格も記載することで、学習意欲をアピールできます。

私の体験談: 基本情報技術者試験を取得していたことで、「未経験でもしっかり勉強していますね」と評価されました。資格はあるに越したことはありません。

志望動機

書き方のポイント:

  1. なぜこの業界を選んだのか
  2. なぜこの会社を選んだのか
  3. 入社後に何を実現したいか

文字数: 200〜300字程度

良い例(未経験エンジニア):

前職の営業経験を通じて、ITシステムの重要性を痛感し、自らシステムを作る側になりたいと考え、エンジニアを志望しました。貴社は自社サービスを開発しており、ユーザーに直接価値を届けられる点に魅力を感じました。独学でプログラミングを学び、ポートフォリオも作成しました。入社後は、一日も早く戦力となれるよう、技術力を磨き、チームに貢献したいと考えています。

良い例(経験者):

現職ではSIerでシステム開発に従事していますが、より新しい技術に挑戦したいと考え、転職を決意しました。貴社はReactやAWSなどモダンな技術を積極的に採用しており、エンジニアの成長を支援する環境が整っている点に魅力を感じました。これまでの開発経験を活かしつつ、貴社のサービス開発に貢献したいと考えています。

NG例:

給料が良いため志望しました。
家から近いため応募しました。
安定していそうだから。

志望動機は使い回しせず、企業ごとにカスタマイズしましょう。

私の失敗談: 最初は志望動機を使い回していました。ある面接で「この志望動機、当社じゃなくても当てはまりますよね?」と指摘され、準備不足を露呈しました。

本人希望欄

書き方のポイント:

  • 基本的には「貴社の規定に従います」
  • 特別な希望がある場合のみ記載

良い例:

貴社の規定に従います

特別な希望がある場合:

勤務地: 東京都内を希望(家庭の事情により)
連絡方法: 平日10時〜18時は電話対応が難しいため、メールでのご連絡を希望します

注意点:

  • 給与・待遇の希望は書かない
  • あまりに細かい希望は書かない
  • やむを得ない事情がある場合のみ記載

趣味・特技

書き方のポイント:

  • 具体的に書く
  • 面接での話題になる可能性がある
  • エンジニアに関連する趣味があれば積極的に書く

良い例:

趣味: 個人開発(Webアプリを作成し、GitHubで公開)
特技: タッチタイピング(1分間に400文字)

その他の例:

趣味: 技術ブログの執筆、OSS活動、読書(技術書)
特技: 英語(TOEIC 800点)、プレゼンテーション

注意点:

  • 「特になし」は避ける
  • ギャンブル・政治・宗教に関する趣味は避ける
  • 嘘は書かない(面接で深掘りされる)

履歴書作成の注意点とチェックリスト

履歴書を書き終えたら、以下をチェックしましょう。

提出前の最終チェックリスト

【基本情報】

  • □ 日付は提出日になっているか
  • □ 氏名・ふりがなは正確か
  • □ 住所は正確か(マンション名・部屋番号まで)
  • □ 電話番号・メールアドレスは正確か

【学歴・職歴】

  • □ 学校名・会社名は正式名称か
  • □ 学歴・職歴に漏れはないか
  • □ 年月に間違いはないか
  • □ 和暦・西暦は統一されているか

【免許・資格】

  • □ 資格名は正式名称か
  • □ 取得年月は正確か

【志望動機】

  • □ その企業への志望動機になっているか
  • □ 誤字脱字はないか
  • □ 文字数は適切か(200〜300字)

【写真】

  • □ 3ヶ月以内の写真か
  • □ サイズは正しいか(縦40mm × 横30mm)
  • □ 裏面に氏名を書いたか

【全体】

  • □ 誤字脱字はないか
  • □ 空欄はないか(ある場合は「特になし」と記入)
  • □ 修正液・修正テープは使っていないか
  • □ 印鑑は押してあるか(必要な場合)

よくあるミス

1. 西暦と和暦の混在

NG例:
平成29年 4月  ××大学 入学
2021年 3月  ××大学 卒業  ← 和暦・西暦が混在

2. 略称の使用

NG例:
(株)○○商事  ← 「株式会社」と正式名称で
○○大  ← 「○○大学」と正式名称で

3. 空欄を残す

空欄がある場合は「特になし」と記入しましょう。

4. 修正液の使用

手書きの場合、修正液・修正テープは使わず、書き直しましょう。

5. 使い回しがバレる

志望動機を使い回すと、「貴社」の部分が矛盾することがあります。必ず企業ごとに見直しましょう。

印刷時の注意点(PC作成の場合)

用紙:

  • A4サイズ
  • 上質紙または普通紙
  • 白色
  • 重さ: 80〜100g/㎡程度

印刷設定:

  • カラー印刷(写真がある場合)
  • 印刷品質: 高品質
  • 余白: 標準
  • 両面印刷は避ける(片面印刷)

私の失敗談: 家のプリンターで印刷したら、インクが薄くて読みにくくなってしまいました。重要な書類はコンビニの高品質プリンターで印刷することをおすすめします。

手書きの場合の注意点

1. 丁寧に書く

字の上手い下手より、丁寧さが重要です。ゆっくり、丁寧に書きましょう。

2. 黒のボールペンを使う

  • 黒の油性ボールペン
  • ゲルインクでもOK
  • 消せるボールペン(フリクション等)は使わない
  • 鉛筆・シャープペンシルは使わない

3. 下書きをする

鉛筆で薄く下書きをしてから、ボールペンでなぞり、消しゴムで鉛筆を消す方法もあります。

4. 間違えたら書き直す

修正液・修正テープは使わず、新しい用紙に書き直しましょう。

履歴書の提出方法

履歴書の提出方法は、主に3つあります。

1. 郵送

封筒:

  • 角形2号(A4サイズが折らずに入る)
  • 白色
  • 表面に「応募書類在中」と赤字で記載

送付状(添え状)も同封:

令和7年3月15日

株式会社○○システムズ
採用ご担当者様

〒150-0001
東京都渋谷区神宮前1-2-3 ○○マンション101号室
山田 太郎
電話: 090-1234-5678
メール: yamada.taro@example.com

応募書類送付のご案内

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

この度、貴社の中途採用に応募させていただきたく、下記書類をお送りいたします。
ご査収のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

敬具

記

1. 履歴書      1通
2. 職務経歴書  1通

以上

郵送時の注意点:

  • クリアファイルに入れる
  • 送付状を一番上にする
  • 簡易書留または特定記録郵便で送る
  • 提出期限の3〜4日前には到着するように

私の体験談: 最初、普通郵便で送ったところ、紛失の心配があり不安でした。以降は簡易書留で送るようにしました(+320円ですが安心料です)。

2. メール添付

ファイル形式:

  • PDF形式推奨
  • ファイル名: 「履歴書_氏名.pdf」「職務経歴書_氏名.pdf」
  • ファイルサイズ: 1〜2MB以内

メールの書き方:

件名: 【応募書類送付】Webエンジニア職応募_山田太郎

株式会社○○システムズ
採用ご担当者様

お世話になります。
貴社の求人に応募させていただきます、山田太郎と申します。

応募書類を添付いたしますので、ご査収のほどよろしくお願いいたします。

【添付書類】
・履歴書
・職務経歴書

何卒よろしくお願い申し上げます。

---
山田 太郎(やまだ たろう)
電話: 090-1234-5678
メール: yamada.taro@example.com

注意点:

  • 営業時間内(9時〜18時)に送信
  • 深夜・早朝は避ける
  • 送信前に添付ファイルを確認

3. Web応募フォーム

アップロード形式:

  • PDF形式
  • JPEG形式(写真)
  • ファイルサイズ制限に注意

注意点:

  • アップロード後、正しく送信されたか確認
  • 送信完了メールを保存
  • 送信期限に余裕を持つ

提出後のフォロー

提出から1週間経っても連絡がない場合:

企業に確認の連絡を入れましょう。

電話の場合:

お世話になります。
○月○日に応募書類を送付いたしました、山田太郎と申します。
書類が届いているかご確認いただけますでしょうか。

メールの場合:

件名: 【応募書類送付の確認】Webエンジニア職応募_山田太郎

お世話になります。
○月○日に応募書類を郵送いたしました、山田太郎と申します。
書類が届いているかご確認いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

履歴書でよくある質問(FAQ)

Q1: 履歴書は手書きとPC、どちらが有利ですか?

A: IT企業ならPC作成が主流で、不利になることはありません。

2025年現在、IT・エンジニア職では80%以上の企業がPC作成を推奨または容認しています。効率性・生産性を重視するエンジニア職では、PCで美しく作成できることが評価されます。

ただし、企業が「手書き」を指定している場合は、必ず手書きで作成しましょう。

Q2: 履歴書に書く志望動機と、職務経歴書に書く志望動機は同じ内容でいいですか?

A: 同じ内容でも問題ありませんが、できれば視点を変えましょう。

履歴書: 簡潔に(200〜300字) 職務経歴書: 詳しく(400〜600字)

履歴書では「なぜこの会社を選んだか」を中心に、職務経歴書では「自分のスキルをどう活かせるか」を中心に書くと、重複感が減ります。

Q3: 短期離職(半年未満)の職歴も書くべきですか?

A: 書くべきです。隠すと経歴詐称になります。

短期離職があっても、正直に記載し、面接で理由を説明できれば問題ありません。隠して後からバレた方が、信用を失います。

面接での説明例: 「前職では業務内容が自分の想像と異なり、早期に退職してしまいました。この経験から、企業研究の重要性を学び、今回は十分に調査した上で応募いたしました」

Q4: 空白期間(無職期間)がある場合、どう書けばいいですか?

A: 正直に記載し、何をしていたか説明できるようにしましょう。

履歴書には:

令和6年 3月  株式会社○○ 退職
令和6年 4月〜令和7年 2月  プログラミング学習(独学)
令和7年 3月  現在に至る

空白期間に何をしていたか(プログラミング学習、資格取得、介護など)を記載しておくと、面接でスムーズに説明できます。

Q5: 学歴詐称はバレますか?

A: 必ずバレます。絶対にやめましょう。

入社時に卒業証明書の提出を求められることがあります。学歴詐称が発覚すると、内定取り消し、最悪の場合は解雇になります。

学歴にコンプレックスがあっても、正直に記載しましょう。エンジニア職では、学歴よりもスキルが重視されます。

Q6: 履歴書の写真は絶対に必要ですか?

A: 基本的に必要です。ただし企業によっては不要な場合もあります。

最近は「写真不要」とする企業も増えていますが、明記されていない限り、写真を貼るのが無難です。

写真を貼らない場合、「手抜き」と思われる可能性があります。

Q7: 履歴書に嘘を書いてもバレませんか?

A: バレるリスクが高く、発覚すると致命的です。

以下の嘘は特にバレやすいです:

  • 学歴詐称(卒業証明書で確認)
  • 職歴詐称(前職への照会、年金記録で確認)
  • 資格詐称(証明書の提出を求められる)

嘘をついて入社できたとしても、後からバレて解雇されるリスクがあります。正直に記載しましょう。

Q8: 履歴書は使い回してもいいですか?

A: 日付と志望動機以外は使い回してもOKです。

基本情報(氏名、住所、学歴、職歴など)は使い回して問題ありません。

ただし、以下は必ず企業ごとにカスタマイズしましょう:

  • 日付(提出日)
  • 志望動機
  • 本人希望欄(企業ごとに希望が異なる場合)

Q9: 履歴書のコピーは取っておくべきですか?

A: 必ず取っておきましょう。

面接では履歴書の内容について質問されます。何を書いたか忘れないよう、コピーまたはデータを保管しておきましょう。

保管方法:

  • PC作成の場合: PDFで保存
  • 手書きの場合: コンビニでコピー、またはスマホで撮影

Q10: 履歴書の「性別」欄は書かなくてもいいですか?

A: 2021年以降、任意になりましたが、書くのが無難です。

厚生労働省が2021年に履歴書の性別欄を任意化しましたが、多くの企業は性別情報を必要としています。特別な理由がない限り、記載しておくのが無難です。

転職エージェントを活用しよう

履歴書の書き方で不安がある場合、転職エージェントに相談しましょう。

転職エージェントができること

1. 履歴書の添削

  • 誤字脱字のチェック
  • 志望動機のブラッシュアップ
  • レイアウトのアドバイス

2. 職務経歴書のアドバイス

  • 履歴書とセットで添削
  • 企業ごとの最適化

3. 企業ごとの対策

  • その企業が重視するポイント
  • 過去の選考事例

4. 書類選考の通過率向上

  • プロの視点でのアドバイス
  • 通過しやすい書き方

おすすめの転職エージェント

ワークポート:

  • IT業界に特化
  • 未経験エンジニアのサポートが手厚い
  • 履歴書・職務経歴書の無料添削

マイナビIT AGENT:

  • 大手の安心感
  • キャリアアドバイザーが丁寧
  • 面接対策も充実

レバテックキャリア:

  • エンジニア専門
  • 技術的な観点からのアドバイス
  • 高年収求人が多い

未経験エンジニア向け転職エージェント徹底比較はこちら

私の体験談: 転職エージェントに履歴書を添削してもらったところ、志望動機が「抽象的すぎる」と指摘され、具体的なエピソードを加えるようアドバイスされました。添削後、書類選考の通過率が上がりました。

まとめ:履歴書作成の5つのポイント

履歴書作成で最も重要なポイントをまとめます。

ポイント1: PC作成が主流

2025年現在、IT・エンジニア職ではPC作成が主流です。効率性・生産性を示すためにも、PCで作成しましょう。

ただし企業指定がある場合は従う。

ポイント2: 写真は写真館で撮影

第一印象を決める写真は、写真館で撮影しましょう。3,000円〜5,000円の投資で、書類選考の通過率が上がります。

ポイント3: 志望動機は企業ごとにカスタマイズ

志望動機の使い回しは、すぐにバレます。企業ごとに、その企業を選んだ理由を具体的に書きましょう。

ポイント4: 正直に書く

学歴・職歴・資格は正直に書きましょう。嘘は必ずバレます。短期離職や空白期間があっても、説明できれば問題ありません。

ポイント5: 提出前に必ずチェック

誤字脱字、日付の間違い、写真の貼り忘れなど、単純なミスで落とされるのは勿体ないです。提出前に必ずチェックしましょう。

次のステップ:職務経歴書とポートフォリオ

履歴書が完成したら、次は職務経歴書とポートフォリオです。

職務経歴書の作成

履歴書よりも重要なのが職務経歴書です。エンジニア転職では、職務経歴書で技術力をアピールします。

職務経歴書に書くべき内容:

  • プロジェクト経験の詳細
  • 使用技術・ツール
  • 担当した役割
  • 具体的な成果
  • 自己PR

エンジニア職務経歴書の書き方【通過率80%のテンプレート・2025年最新版】

ポートフォリオの作成

未経験エンジニアは、ポートフォリオで技術力を証明する必要があります。

ポートフォリオに含めるべき内容:

  • 自作アプリのデモ
  • GitHubのソースコード
  • 技術選定の理由
  • 工夫した点

ポートフォリオの作り方【未経験者向け実例付き】

面接対策

書類選考を通過したら、次は面接です。

面接で聞かれること:

  • 履歴書・職務経歴書の内容
  • 志望動機の深掘り
  • 技術的な質問
  • 逆質問

技術面接でよく聞かれる質問50選と回答例【2025年最新・実践的対策】

最後に:履歴書は通過点

履歴書は、あなたの第一印象を決める重要な書類ですが、あくまで「通過点」です。

大切なのは:

  • 正直に、丁寧に書くこと
  • 企業ごとにカスタマイズすること
  • 書類選考後の面接でしっかりアピールすること

私は転職活動で20社以上に応募し、何度も履歴書を書き直しました。最初は書類選考の通過率が20%程度でしたが、改善を重ねた結果、最終的には60%まで上がりました。

この記事が、あなたの履歴書作成の助けになれば幸いです。

あなたの転職活動が成功することを、心から応援しています!


あなたに最適な転職エージェントを見つけよう

転職活動を成功させるには、自分に合ったエージェント選びが重要です。

エンジニア転職ドットコムでは、未経験エンジニア向けに厳選した転職エージェントを徹底比較しています。年代別・職種別・地域別におすすめのサービスを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

トップページで全エージェントを比較する


著者プロフィール

異業種(営業職)から未経験でエンジニアに転職し、現在3年目。転職活動では20社以上に応募し、書類選考・面接の経験を積みました。この記事では、実際に成功した履歴書の書き方と、失敗から学んだポイントを紹介しています。

このブログ「エンジニア転職ドットコム」では、未経験からエンジニアを目指す人に向けて、実践的なノウハウを発信しています。

お問い合わせ・ご質問

履歴書の書き方に関する質問はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。TwitterのDMでも受け付けています。

この記事が役に立ったら、ぜひシェアしてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました