未経験エンジニアの筆記試験対策【SPI・プログラミングテスト問題集】

転職ノウハウ

「エンジニアの転職で筆記試験ってあるの?」「SPIは何割取れば合格?」「プログラミングテストの対策はどうすればいい?」

未経験からエンジニアを目指す多くの方が、筆記試験対策に悩んでいます。面接だけでなく、SPIなどの適性検査やプログラミングテストが課される企業も多く、ここで不合格になると面接にすら進めません。

IT業界では、2020年時点で年間13,000社以上がSPIを利用しており、特にIT・通信系企業では独自のCABやGABといった適性検査も導入されています。一方で、適切な対策を行えば、未経験者でも十分に突破可能です。

本記事では、異業種からエンジニア転職を経験した筆者が、エンジニア転職における筆記試験の全容を徹底解説します。SPIの効率的な勉強法、IT業界特有のCAB/GAB対策、プログラミングテストの攻略法まで、あなたの転職成功を支える全知識をお届けします。

  1. エンジニア転職の筆記試験の種類
    1. 筆記試験が課される企業の傾向
    2. SPI(Synthetic Personality Inventory)
    3. CAB(Computer Aptitude Battery)
    4. GAB(Graduate Aptitude Battery)
    5. その他の適性検査
    6. プログラミングテスト
  2. SPI対策の基本
    1. 対策を始める時期
    2. 効率的な勉強法
    3. おすすめのSPI対策本
    4. 無料で使えるSPI対策サイト・アプリ
  3. CAB/GAB対策
    1. CAB対策のポイント
    2. おすすめのCAB/GAB対策本
    3. IT業界ならCABを優先すべき理由
  4. プログラミングテスト対策
    1. 未経験者が押さえるべき基礎
    2. よく出る典型問題
    3. おすすめの学習サイト
    4. オンラインプラットフォームでの試験対策
    5. ライブコーディング面接の対策
  5. 性格検査の対策
    1. 性格検査で評価されるポイント
    2. 性格検査の注意点
  6. よくある質問(FAQ)
    1. Q1: 未経験でも筆記試験は必要ですか?
    2. Q2: SPIは何割取れば合格ですか?
    3. Q3: 数学が苦手です。どうすればいいですか?
    4. Q4: SPIとCAB、どちらを優先すべきですか?
    5. Q5: プログラミングテストで何も書けなかったらどうなりますか?
    6. Q6: ライブコーディングで緊張してしまいます。
    7. Q7: 性格検査で嘘をついてもバレませんか?
    8. Q8: 筆記試験の結果は教えてもらえますか?
  7. まとめ:筆記試験を突破して内定を勝ち取ろう
    1. 重要ポイントの振り返り
    2. 今日から始めるアクションプラン
    3. 最後に:筆記試験は正しく対策すれば怖くない
  8. あなたに最適な転職エージェントを見つけよう

エンジニア転職の筆記試験の種類

筆記試験が課される企業の傾向

エンジニアの中途採用でも、筆記試験を実施する企業は少なくありません。特に以下のような企業で実施される傾向があります。

大手SIer NTTデータ、富士通、NEC、日立製作所などの大手SIerでは、新卒だけでなく中途採用でもSPIやCABが課されることが一般的です。応募者が多く、効率的にスクリーニングするために利用されます。

メガベンチャー・大手IT企業 楽天、サイバーエージェント、LINEなどのメガベンチャーでも、適性検査が実施されるケースがあります。特に総合職採用やポテンシャル枠では、基礎学力を測る目的で導入されています。

Web系自社開発企業 一部のWeb系企業では、独自のプログラミングテストやコーディング課題が課されます。実装力を直接確認する目的です。

未経験者を積極採用する企業 未経験者を研修して育成する企業では、適性を見極めるためにSPIやプログラミング適性テストを実施することがあります。

実施しない企業も多い 一方で、スタートアップや中小IT企業、フリーランス案件では、筆記試験なしで書類選考と面接のみというケースも多いです。ポートフォリオと実務経験を重視する傾向があります。

SPI(Synthetic Personality Inventory)

SPIとは リクルートマネジメントソリューションズ社が開発した、日本で最も普及している適性検査です。2020年時点で年間13,000社以上、受験者数217万人が利用しています。

試験内容 SPIは大きく「能力検査」と「性格検査」の2つから構成されます。

能力検査

  • 言語分野: 国語力(語彙、読解、文章理解など)
  • 非言語分野: 数学力(推論、確率、速度算など)
  • 英語(企業によっては追加)
  • 構造的把握力(企業によっては追加)

出題範囲は高校卒業までの学習内容が中心で、特に難解な問題は出ません。

性格検査 約300問の質問に答え、性格傾向や行動特性を測定します。企業との適合性を判断する材料になります。

試験時間

  • 言語: 約30分(40問程度)
  • 非言語: 約40分(30問程度)
  • 性格検査: 約30分

実施方式

  • テストセンター: 専用会場で受験
  • Webテスティング: 自宅のPCで受験
  • ペーパーテスティング: 企業でマークシート形式
  • インハウスCBT: 企業内の端末で受験

合格ライン 企業や職種によって異なりますが、一般的には6〜7割の正答率があれば合格と言われています。難関企業では8割以上求められることもあります。

中途採用の場合 新卒採用ほどSPIの結果を重視されないことが多く、「3〜4割程度あれば良い」という企業もあります。ただし、大手や外資系では中途でも高い正答率が求められます。

CAB(Computer Aptitude Battery)

CABとは 日本エス・エイチ・エル社が開発した、IT・システム関連職向けの適性検査です。SEやプログラマーなどの技術職の適性を測るために設計されています。

試験内容

暗算 四則演算を素早く正確に解く問題です。計算スピードと正確性が問われます。

法則性 図形の並びから法則性を見つけ出す問題です。論理的思考力が試されます。

例: ■→□→■→□→?

命令表 与えられた命令に従って、データを処理する問題です。プログラミング的思考が必要です。

暗号 暗号化されたデータを解読する問題です。パターン認識能力が問われます。

試験時間

  • 暗算: 10分(50問)
  • 法則性: 15分(30問)
  • 命令表: 20分(36問)
  • 暗号: 20分(30問)
  • 性格検査: 約30分

特徴 CABは、SPIやGABと比べて独特の問題形式が多く、初見では戸惑います。ただし、解き方のコツさえつかめば、短期間で高得点を狙えます。

実際、CABはSPIやGABと比べて、「コツで解ける問題」が多いため、同じ勉強時間でも正答率が高くなりやすい傾向があります。

ITエンジニア志望者への重要性 IT業界を志望する場合、CABに遭遇する可能性が非常に高いです。対策の費用対効果が高いため、優先的に取り組むべき試験です。

GAB(Graduate Aptitude Battery)

GABとは 日本エス・エイチ・エル社が開発した総合適性診断テストで、新卒採用でよく使われますが、中途採用でも一部の企業が導入しています。

試験内容

言語理解 長文を読み、設問に対して「正しい」「誤り」「どちらとも言えない」を判断する問題です。論理的読解力が問われます。

計数理解 図表やグラフを読み取り、設問に答える問題です。データ分析力が試されます。

性格検査 性格傾向や行動特性を測定します。

試験時間

  • 言語: 15分(32問)
  • 計数: 15分(29問)
  • 性格検査: 約30分

特徴 GABは、問題数が多く時間が短いため、スピードが求められます。SPIよりも時間制限が厳しいと言われています。

その他の適性検査

玉手箱 日本エス・エイチ・エル社の適性検査で、自宅受験型のWebテストとして広く利用されています。言語、計数、英語、性格検査があります。

TG-WEB ヒューマネージ社の適性検査で、論理的思考力を重視します。難易度が高く、独特の問題形式が特徴です。

Web-CAB CABのWeb版で、自宅で受験できます。出題内容はCABと同様ですが、画面上で操作します。

独自の適性検査 一部企業では、独自開発の適性検査を実施しています。フローチャートを書かせたり、簡単なプログラミングを体験させたりする試験もあります。

プログラミングテスト

エンジニア採用特有の試験として、プログラミングテストがあります。

コーディング課題 与えられた仕様に従って、実際にコードを書く課題です。制限時間内に、動作するプログラムを作成します。

使用言語は、JavaScript、Python、Java、Rubyなどから選べることが多いです。

アルゴリズム問題 特定のアルゴリズム(ソート、探索、動的計画法など)を実装する問題です。LeetCodeやAtCoderのような形式です。

コードレビュー課題 既存のコードを読み、バグを見つけたり、改善点を指摘したりする課題です。コードリーディング能力が問われます。

システム設計課題 簡単なシステムの設計を行う課題です。データベース設計、API設計、アーキテクチャの選択などが求められます。

実施形式

  • オンラインプラットフォーム(Paiza、HackerRankなど)
  • 持ち帰り課題(数日かけて実装)
  • 面接時のライブコーディング

未経験者への対応 未経験者採用の場合、難易度は抑えられています。FizzBuzzレベルの簡単な問題や、基礎的なアルゴリズム問題が中心です。

SPI対策の基本

対策を始める時期

受検時期の約3ヶ月前から 理想的には、応募を始める3ヶ月前からSPI対策をスタートしましょう。余裕を持って準備できます。

最低でも1ヶ月前から 時間がない場合でも、最低1ヶ月前には対策を始めてください。集中して取り組めば、十分に得点できます。

必要な勉強時間 一般的に、30〜60時間の学習が推奨されます。1日1〜2時間の学習で、1〜2ヶ月が目安です。

ただし、数学が得意な人や、最近受験勉強をした人であれば、もっと短時間で済むこともあります。

効率的な勉強法

1. 問題集1冊を徹底的に解く

複数の問題集に手を出すのではなく、1冊を完璧にマスターすることが重要です。

おすすめの方法

  • 1周目: 全問題を解き、間違えた問題にチェック
  • 2周目: チェックした問題のみを解く
  • 3周目: また間違えた問題を解き直す

この繰り返しで、苦手分野を克服できます。

2. 公式を暗記する

非言語(数学)分野では、公式を覚えておくと一瞬で解ける問題が多くあります。

覚えるべき主な公式

  • 速度・時間・距離: 距離 = 速度 × 時間
  • 濃度: 濃度 = 溶質 ÷ 溶液 × 100
  • 損益算: 利益 = 売価 – 原価
  • 仕事算: 仕事量 = 能率 × 時間
  • 確率: 場合の数 ÷ 全体の数
  • 順列: nPr = n! ÷ (n-r)!
  • 組み合わせ: nCr = n! ÷ (r!(n-r)!)

3. 苦手分野を重点的に復習する

SPIで高得点を取るには、苦手分野の克服が必須です。間違えた問題は、理解できるまで繰り返し解きましょう。

4. 時間配分を意識する

本番では時間が足りなくなることが多いです。普段から時間を測って解き、スピードを上げる訓練をしましょう。

目安の時間配分(テストセンター)

  • 言語: 1問あたり30〜45秒
  • 非言語: 1問あたり1分〜1分30秒

5. 模擬試験を受ける

問題集の模擬試験や、オンラインの無料模擬試験を活用しましょう。本番の雰囲気に慣れることができます。

おすすめのSPI対策本

市販の問題集を1冊選び、徹底的にやり込むことが合格への近道です。

初心者向け: これが本当のSPI3だ! 2026年度版

出版社: 講談社 著者: SPIノートの会

特徴

  • 「赤本」として有名な定番問題集
  • 解説が非常に丁寧で、数学が苦手でも理解しやすい
  • テストセンター、ペーパーテスト、Webテスティングの主要3方式に対応
  • SPI初心者に最もおすすめ

口コミ 「これ1冊を2周すれば7割は取れる」「解説が分かりやすい」と高評価です。

実践力を鍛える: 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集 2025最新版

出版社: ナツメ社

特徴

  • 「青本」として有名な実践問題集
  • 本番同等レベルの問題が網羅されている
  • 難易度が高めで、初心者には難しい
  • 赤本を終えた後に取り組むと効果的

口コミ 「これ1冊をマスターすれば完璧」「時間内に8割取れるようになった」と評判です。

基礎から学ぶ: ひとりで学べる SPI【完全】予想問題集

出版社: 永岡書店

特徴

  • 数学が苦手な人向け
  • 巻頭で小数、分数、方程式を復習できる
  • 頻出40単元を「ポイント→例題→練習問題」で解説
  • 3方式に対応

向いている人 算数・数学に自信がない人、基礎から学び直したい人

短期集中: 就活BOOK2025 でるとこだけのSPI

出版社: マイナビ出版

特徴

  • 最短時間で最大効果を得られる
  • 頻出問題だけを厳選
  • 難易度別に問題が集録されている

向いている人 時間がない人、効率重視の人

転職者向け: 史上最強の転職者用SPIよくでる問題集

出版社: ナツメ社

特徴

  • 中途採用のSPI(SPI3-G)に対応
  • 新卒向けSPIより難易度が高い問題も収録
  • 短期間で基礎固めができる

向いている人 転職活動でSPIを受ける人

無料で使えるSPI対策サイト・アプリ

Study Pro(スタディ プロ) 無料でSPIの問題が解けるWebサイトです。200問以上の練習問題と、解答・解説が掲載されています。

SPI無料学習サイト SPIノートの会 問題集「これが本当のSPI3だ!」の著者が運営するサイトです。例題と解説が無料で見られます。

SPI言語・非言語 就活問題集(アプリ) スマホアプリで、通勤時間などスキマ時間に学習できます。App StoreやGoogle Playからダウンロード可能です。

リクナビ診断(SPI模試) リクナビが提供する無料の適性診断です。実際のSPIに近い形式で、自分のレベルをチェックできます。

CAB/GAB対策

CAB対策のポイント

CABは、IT業界志望者が優先的に対策すべき試験です。

1. 問題形式に慣れる

CABは独特の問題形式が多いため、まずは問題に慣れることが重要です。1〜2回解けば、パターンが見えてきます。

2. 解き方のコツを習得する

CABには、コツさえ分かれば一瞬で解ける問題が多くあります。

例: 暗号問題のコツ 最も大きい数字に注目し、足し算しか行われない場合、その数字以下の選択肢は除外できます。

3. スピードを上げる

CABは問題数が多く、時間が足りません。素早く正確に解く訓練が必要です。

4. 暗算力を鍛える

暗算問題では、電卓が使えません。日頃から暗算の練習をしておきましょう。

おすすめのCAB/GAB対策本

必携! Webテスト対策 CAB・GAB完全対策 2026年度版

出版社: 日本経済新聞出版

特徴

  • CABとGABの両方に対応
  • 例題、練習問題、模擬試験の3段階で学習
  • 解き方のコツが詳しく解説されている

これが本当のWebテストだ!(3) CAB・GAB編

出版社: 講談社 著者: SPIノートの会

特徴

  • 「赤本」シリーズのCAB/GAB版
  • 初心者にも分かりやすい丁寧な解説
  • 実際の出題に近い問題が収録

IT業界ならCABを優先すべき理由

前述の通り、IT業界志望者にとって、CABは「費用対効果が最も高い試験」です。

理由1: 出現率が高い IT・システム関連企業の多くがCABを採用しています。SIerはほぼ確実にCABを実施します。

理由2: 短期間で点数が上がる SPIやGABは、これまでの学習の積み重ねで解ける問題が多いのに対し、CABは「コツ」で解ける問題が多いです。同じ勉強時間で、より高い点数が取れます。

理由3: 差がつきやすい CABを対策している就活生は、SPIほど多くありません。しっかり対策すれば、他の応募者と差をつけられます。

おすすめの学習順序 IT業界志望者は、以下の順序で対策しましょう:

  1. CAB(優先度: 最高)
  2. SPI(優先度: 高)
  3. GAB(優先度: 中)

プログラミングテスト対策

未経験者が押さえるべき基礎

プログラミングテストで出題される基礎的な内容を押さえましょう。

1. 変数と データ型 整数、浮動小数点数、文字列、ブール値などの基本的なデータ型を理解します。

2. 条件分岐(if文) if、else、else ifを使った条件分岐を書けるようにします。

# Python例
if x > 0:
    print("正の数")
elif x == 0:
    print("ゼロ")
else:
    print("負の数")

3. ループ(for文、while文) 繰り返し処理を書けるようにします。

# for文の例
for i in range(5):
    print(i)  # 0, 1, 2, 3, 4

# while文の例
count = 0
while count < 5:
    print(count)
    count += 1

4. 配列・リスト 複数のデータをまとめて扱う方法を理解します。

# リストの例
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
print(numbers[0])  # 1

5. 関数 関数の定義と呼び出しができるようにします。

def add(a, b):
    return a + b

result = add(3, 5)  # 8

よく出る典型問題

未経験者向けのプログラミングテストでは、以下のような問題がよく出ます。

FizzBuzz問題

1から100までの数字を出力し、3の倍数の時は”Fizz”、5の倍数の時は”Buzz”、両方の倍数の時は”FizzBuzz”と出力する。

for i in range(1, 101):
    if i % 15 == 0:
        print("FizzBuzz")
    elif i % 3 == 0:
        print("Fizz")
    elif i % 5 == 0:
        print("Buzz")
    else:
        print(i)

配列の合計・平均

配列内の数値の合計や平均を求める。

numbers = [10, 20, 30, 40, 50]
total = sum(numbers)  # 150
average = total / len(numbers)  # 30.0

最大値・最小値を見つける

配列内の最大値や最小値を見つける。

numbers = [5, 2, 8, 1, 9]
max_value = max(numbers)  # 9
min_value = min(numbers)  # 1

文字列の反転

文字列を逆順にする。

text = "hello"
reversed_text = text[::-1]  # "olleh"

素数判定

与えられた数が素数かどうかを判定する。

def is_prime(n):
    if n < 2:
        return False
    for i in range(2, int(n ** 0.5) + 1):
        if n % i == 0:
            return False
    return True

おすすめの学習サイト

Progate(プロゲート) ブラウザ上でコードを書きながら学べるサービスです。HTML/CSS、JavaScript、Python、Rubyなど、様々な言語に対応しています。

初級コースは無料で学べます。

Paiza(パイザ) プログラミング学習とスキルチェックができるサービスです。動画で学び、実際にコードを書いて練習できます。

Paizaのスキルチェック問題は、企業の採用試験で実際に使われることもあります。

LeetCode アルゴリズム問題を解くプラットフォームです。難易度別に問題が用意されており、Easy問題から始めると良いでしょう。

AtCoder 日本最大の競技プログラミングサイトです。過去問が豊富で、レベル別に練習できます。

ドットインストール 3分程度の動画でプログラミングを学べるサービスです。短時間で効率よく学習できます。

オンラインプラットフォームでの試験対策

企業がオンラインプラットフォームでプログラミングテストを実施する場合、以下のサービスがよく使われます。

Paiza Paizaのスキルチェック問題に慣れておくと、本番でも落ち着いて対応できます。Dランク、Cランクの問題から始めましょう。

HackerRank 英語のプラットフォームですが、多くの企業が採用しています。Easy問題を中心に練習しましょう。

Codility アルゴリズムとデータ構造の問題が中心です。Lessonセクションで基礎を学べます。

ライブコーディング面接の対策

面接官の前で、その場でコードを書く「ライブコーディング」が課されることもあります。

対策のポイント

1. 声に出して考えを伝える 黙々とコードを書くのではなく、「まず、こういう方針で解きます」「ここで条件分岐が必要ですね」と、考えを声に出しましょう。

面接官は、あなたの思考プロセスを見ています。

2. 焦らず、丁寧に書く 緊張すると、タイポや凡ミスが増えます。落ち着いて、丁寧にコードを書きましょう。

3. テストケースを確認する コードを書いた後、簡単なテストケースで動作確認をします。「この入力の時、この出力になります」と確認する姿勢が大切です。

4. 分からなければ質問する 問題の意味が分からなければ、遠慮せずに質問しましょう。「〇〇という理解で合っていますか?」と確認するのは、むしろ好印象です。

5. 練習する 友人や家族の前で、声に出しながらコードを書く練習をしておくと、本番で緊張しにくくなります。

性格検査の対策

性格検査で評価されるポイント

性格検査では、企業が求める人物像と、あなたの性格傾向がマッチしているかが評価されます。

企業が求める要素(IT業界)

  • 論理的思考力
  • 協調性(チームで働ける)
  • 責任感(期限を守る、品質にこだわる)
  • 柔軟性(変化に対応できる)
  • 誠実性(ルールを守る、正直である)
  • 主体性(自分で考えて行動できる)

避けるべき傾向

  • 攻撃性が高い
  • ルールを軽視する
  • 極端にネガティブ
  • 嘘をつく傾向

性格検査の注意点

1. 正直に答える

嘘をついても、矛盾検出の仕組みがあり、バレます。素直に答えることが基本です。

2. 極端な回答を避ける

「全くそう思わない」「非常にそう思う」といった極端な回答ばかりだと、バランスが悪く見えます。

3. 一貫性を保つ

似た質問が複数回出てきます。前後で矛盾しないよう、一貫した回答をしましょう。

4. 時間をかけすぎない

性格検査は、直感で答えることが推奨されています。1問あたり数秒で答えましょう。

5. 企業の求める人物像を意識する

企業のホームページや採用情報を見て、どんな人材を求めているかを把握しておきます。それを意識しながら答えると良いでしょう。

ただし、あくまで「素直に答える」が基本です。無理に取り繕う必要はありません。

よくある質問(FAQ)

Q1: 未経験でも筆記試験は必要ですか?

A: 企業によります。

大手SIerやメガベンチャーでは、未経験者でも筆記試験が課されることが多いです。一方、スタートアップや中小企業では、筆記試験なしの場合もあります。

志望企業の選考フローを、転職エージェントや口コミサイトで確認しましょう。

Q2: SPIは何割取れば合格ですか?

A: 企業や職種によって異なりますが、6〜7割が目安です。

一般的には、6〜7割の正答率があれば合格ラインと言われています。難関企業では8割以上求められることもあります。

中途採用の場合、新卒ほど重視されず、「3〜4割程度あれば良い」という企業もあります。

Q3: 数学が苦手です。どうすればいいですか?

A: 基礎から復習できる問題集を選びましょう。

「ひとりで学べる SPI【完全】予想問題集」や「SPI3をひとつひとつわかりやすく」など、数学の基礎から学べる問題集がおすすめです。

小数、分数、方程式から復習できるので、数学が苦手でも安心です。

Q4: SPIとCAB、どちらを優先すべきですか?

A: IT業界志望ならCABを優先しましょう。

CABは短期間で点数が上がりやすく、IT業界では出現率が高いため、優先的に対策すべきです。

CABを終えた後、SPIに取り組むと効率的です。

Q5: プログラミングテストで何も書けなかったらどうなりますか?

A: 不合格になる可能性が高いです。

ただし、未経験者向けの問題は難易度が低く設定されています。基礎的な文法と、FizzBuzzレベルの問題が解ければ、十分対応できます。

ProgateやPaizaで練習しておけば、全く書けないということはありません。

Q6: ライブコーディングで緊張してしまいます。

A: 事前に声に出す練習をしておきましょう。

友人や家族の前で、声に出しながらコードを書く練習をすると、本番で緊張しにくくなります。

また、「分からなければ質問する」「考えを声に出す」ことを意識すれば、面接官も理解してくれます。

Q7: 性格検査で嘘をついてもバレませんか?

A: バレます。

性格検査には、矛盾を検出する仕組みがあります。似た質問が複数回出てきて、回答の一貫性がチェックされます。

嘘をつくとバレるだけでなく、入社後にミスマッチで苦しむことにもなります。正直に答えましょう。

Q8: 筆記試験の結果は教えてもらえますか?

A: 基本的には教えてもらえません。

SPIなどの適性検査の結果は、企業にのみ通知され、受検者には開示されません。

ただし、一部の転職エージェントでは、おおまかな結果(合格ライン超え/未達)を教えてくれることもあります。

まとめ:筆記試験を突破して内定を勝ち取ろう

重要ポイントの振り返り

筆記試験の種類

  • SPI: 最も一般的、年間13,000社以上が利用
  • CAB: IT業界特有、優先的に対策すべき
  • GAB: 総合適性診断、一部企業で実施
  • プログラミングテスト: 実装力を直接確認

対策の優先順位(IT業界志望者)

  1. CAB(費用対効果が最も高い)
  2. SPI(出現率が高い)
  3. プログラミング基礎(FizzBuzzレベル)
  4. GAB(余裕があれば)

必要な勉強時間

  • SPI: 30〜60時間(1〜2ヶ月)
  • CAB: 10〜20時間(1〜2週間)
  • プログラミング: 20〜40時間(1ヶ月)

合格ライン

  • SPI: 6〜7割(難関企業は8割以上)
  • CAB: 6〜7割
  • プログラミングテスト: 基礎問題が解ければOK

今日から始めるアクションプラン

ステップ1: 志望企業の選考フローを確認(今日)

転職エージェント、口コミサイト、企業の採用ページで、筆記試験の有無を確認しましょう。

ステップ2: 問題集を1冊購入(今週中)

SPI、CABのいずれかの問題集を1冊購入します。IT業界志望ならCABを優先しましょう。

ステップ3: 学習計画を立てる(今週中)

応募予定日から逆算して、1日何時間勉強するかを計画します。無理のないペースで継続することが大切です。

ステップ4: 毎日コツコツ学習(1〜2ヶ月)

1日1〜2時間、コツコツと問題を解きます。間違えた問題は、理解できるまで繰り返しましょう。

ステップ5: 模擬試験で実力確認(応募1週間前)

本番前に、模擬試験で実力を確認します。時間を測って、本番を想定した練習をしましょう。

ステップ6: プログラミングの基礎を学ぶ(並行して)

Progateやドットインストールで、基礎的な文法を学びます。FizzBuzz、配列の操作、条件分岐などを練習しましょう。

最後に:筆記試験は正しく対策すれば怖くない

筆記試験と聞くと、「難しそう」「自信がない」と不安になるかもしれません。

しかし、適切な対策を行えば、未経験者でも十分に突破できます。

筆記試験は「足切り」

多くの企業では、筆記試験は「足切り」として使われます。つまり、満点を取る必要はなく、合格ラインを超えればOKです。

対策すれば確実に点数は上がる

SPIやCABは、対策すれば確実に点数が上がります。問題のパターンは限られており、繰り返し解けば自然と正答率が上がります。

未経験者には易しい問題が出る

未経験者向けのプログラミングテストは、難易度が抑えられています。基礎的な文法が分かれば、十分対応できます。

筆記試験の先には面接がある

筆記試験を突破すれば、いよいよ面接です。面接では、あなたの人柄や意欲が評価されます。

筆記試験は、あくまで通過点です。対策をしっかり行い、自信を持って臨みましょう。

本記事が、あなたの筆記試験突破の助けになれば幸いです。

あなたのエンジニア転職成功を、心から応援しています。


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この記事を書いた人

異業種からエンジニアへの転職を経験し、SPIやCABなどの筆記試験を突破してきました。特にCABの重要性を実感し、効率的な対策方法を研究してきた経験から、エンジニア転職の情報発信を行っています。

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