「paiza転職って、スキルチェックで書類選考が免除されるって本当?でも『意味ない』って評判も見かけるけど…」
プログラミングスキルチェックで有名な「paiza(パイザ)転職」。S〜Eランクでスキルを可視化し、ランクに応じて書類選考が免除されるという、これまでにない転職サービスです。
私もエンジニア転職活動時にpaizaを利用し、Bランクを取得してスカウトを受けました。この記事では、実際の利用経験と50名以上のエンジニアへのインタビューをもとに、paiza転職のリアルな評判を徹底解説します。
この記事で分かること
- paiza転職の良い評判・悪い評判のリアルな口コミ
- スキルチェックの仕組みとランク別の難易度
- 書類選考免除は本当に可能なのか
- ランクを上げる具体的な方法
- paizaを使うべき人・使うべきでない人
- 他サービスとの比較と効果的な使い方
執筆者プロフィール 31歳で営業職からエンジニアに転職。転職活動時にpaizaを含む6つの転職サービスを併用し、内定を3社獲得。paizaではBランクを取得し、スカウト経由で面接を受けた経験あり。現在はWeb系企業でフルスタックエンジニアとして勤務。
paiza(パイザ)転職とは?サービスの基本情報
paiza転職は、スキルに応じた企業とのマッチングや実力を見える化できるスキルチェック機能が特徴のサービスです。株式会社paizaが運営する、ITエンジニアに特化した転職・就職・学習の総合サービスです。
paizaの基本データ(2025年最新)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社paiza |
| サービス開始 | 2012年 |
| 公開求人数 | 約4,800件 |
| 利用料金 | 完全無料(求職者) |
| 対象年齢 | 全年齢(20代〜30代中心) |
| 対応エリア | 全国(東京中心) |
| 特化分野 | IT・Webエンジニア |
paizaの最大の特徴
1. スキルチェックでランク判定 プログラミングスキルをS・A・B・C・D・Eと6段階のランクで客観的に示すことができ、そのランクが自身の市場価値を証明する「新たな履歴書」として機能します。
2. ランクに応じて書類選考免除 Bランク以上で求人が増え、書類選考でアピールできる経歴が少ない方でも、コーディング力があれば面接に進めるのは大きな魅力です。
3. 無料の学習コンテンツ「paizaラーニング」 動画でプログラミングを学べる学習サービスが無料で利用できます。
4. カジュアル面談が可能 「通常面接」と「カジュアル面談」を選択できるものがあります。カジュアル面談とは、応募者と企業担当者が気軽に自己紹介できる場のことです。
私もpaizaでBランクを取得し、書類選考なしで面接に進んだ経験があります。職務経歴書に自信がなかった私にとって、スキルで評価してもらえるのは大きなメリットでした。
スキルチェックとランクの仕組み
paiza転職の核となる「スキルチェック」の仕組みを詳しく解説します。
スキルチェックとは?
スキルチェックは、制限時間内にプログラミング問題を解き、その結果によってS〜Eの6段階のランクが付与されるテストです。
ランクの種類と目安:
| ランク | レベル | 想定年収 | 書類選考免除 |
|---|---|---|---|
| Sランク | トップレベル | 700万円〜 | ほぼ全企業で免除 |
| Aランク | 上級エンジニア | 600万円〜 | 多くの企業で免除 |
| Bランク | 中級エンジニア | 500万円〜 | 一部企業で免除 |
| Cランク | 初級エンジニア | 400万円〜 | 未経験可求人に応募可 |
| Dランク | 入門レベル | 350万円〜 | 未経験可求人に応募可 |
| Eランク | 超入門 | – | 応募制限あり |
Bランク以上あると求人が爆増します。Aランク以上になると書類選考が不要となる確率が急上昇します。
スキルチェックの特徴
対応言語(15種類以上) Java、Python、Ruby、PHP、C、C++、C#、JavaScript、Kotlin、Swift、Objective-C、Go、Scala、Perl、Haskell等
問題の難易度
- Sランク:最難関(競技プログラミングレベル)
- Aランク:難関(実務経験3年以上レベル)
- Bランク:中級(実務経験1〜2年レベル)
- Cランク:初級(基礎文法を理解していれば解ける)
- Dランク:入門(プログラミング学習初期)
制限時間 各問題に制限時間が設定されています(30分〜120分程度)。
採点基準
- 正解率
- 実行時間
- コードの品質
- エッジケースへの対応
私が最初に挑戦した時は、Cランク問題を30分かけて何とかクリアしました。Bランクは難しく、3回目の挑戦でようやく合格できました。
ランク別の難易度と実例
Sランク問題の例 競技プログラミングの上級レベル。動的計画法や高度なアルゴリズムが必要。実務経験5年以上でも難しいと感じる人が多いです。
Aランク問題の例 実務でよく使うアルゴリズムの応用。ソートや探索の最適化、グラフ理論などが出題されます。
Bランク問題の例 基本的なアルゴリズムとデータ構造の理解が必要。配列、ハッシュ、スタック、キューなどを使いこなせるレベル。
Cランク問題の例 基礎文法と簡単なアルゴリズム。for文、if文、配列操作などができれば解けます。
レーティング制度
チュートリアル完了後はすべての方がレーティング「700」からスタート。スキルチェック問題を高得点でクリアしたり、難易度の高い問題に解答したりすると、効率的にレーティングアップが可能です。
レーティングは継続的に問題を解くことで上がっていき、ゲーム感覚でスキルアップできます。
paiza転職の良い評判・口コミ
実際にpaizaを利用した人の良い評判を紹介します。
評判1:書類選考が免除される
口コミ 「スキルチェックの部分で人事の人に自分のスキルを確認していただけて、具体的なアピールとなり、内定を得ることができた」(20代・男性)
「paiza転職ではAランクになれば、ほとんどの企業で書類選考をSkipして面接に行くことができる」
私の体験: Bランクを取得後、3社から「書類選考免除」のスカウトが届きました。職務経歴書に自信がなかった私にとって、これは大きなメリットでした。
評判2:スキルチェックが勉強になる
口コミ 「スキルチェックについてさまざまな問題にチャレンジできるだけでなくさまざまなプログラミング言語にてチャレンジできる点が良い。また他の人の成功率などの統計情報があることで利用者間のモチベーターにもなっていると感じる」(20代・男性)
「paiza転職のスキルチェックは『プログラミングの勉強になる』と高い評価を受けています」
評判3:自分のスキルレベルを客観的に知れる
口コミ 「以前は自身のスキルを伝える際に様々な経歴や作成物を提示する必要があったが、当サービス内でのランクを伝える事で大体のスキルレベルを把握してもらえるようになった」
「転職する気ないけど、自分の戦闘力測ってるみたい」(20代・エンジニア)
評判4:paizaラーニングが無料で便利
口コミ 「無料の学習コンテンツが豊富で、スキルアップしながら転職活動ができる」(20代・男性)
「paizaラーニングで基礎を学んでからスキルチェックに挑戦したら、Cランクが取れた」(20代・女性)
評判5:カジュアル面談が便利
口コミ 「paiza転職のカジュアル面談が役立ちました。さまざまな企業にお会いして、お話を聞くことができました」
「カジュアル面談で企業の雰囲気を知ってから選考に進めるので、ミスマッチが減った」(30代・男性)
評判6:スカウトが届く
口コミ 「paiza、別に転職するわけでもないけど スカウトが届いています! ってメールに へへ… ってするだけのサービスになってる」
「Bランクになったらスカウトが急に増えた」(20代・男性)
paiza転職の悪い評判・口コミ
良い評判だけでなく、悪い評判も正直に紹介します。
評判1:希望条件に合わないスカウトが来る
口コミ 「paiza転職ではスキルチェックの結果や登録PRに応じてスカウトが届きますが、希望条件をたしていない求人もあるようです」
「スパムのように大量に届き、質が低いことがある」
「スカウトも適当にテンプレ投げてるんだろうな、みたいな希望条件や経歴を見てもいない内容で確認するだけ時間の無駄でつらい」
原因: 企業が一括でスカウトを送っていることがあり、個別の希望条件まで見ていないケースがあります。
評判2:スキルチェックが難しい
口コミ 「paizaのスキルチェックの難易度が高いと感じている人もいます。解き方がわからず、正答率が半分以下だったという口コミもありました」
「Javaは割と自信があったんだが…偏差値43だった」(20代・エンジニア)
原因: 「スキルチェックは、経験やランクによって難易度が異なります。とくにプログラミング未経験であれば、問題が難しいと感じるでしょう」
評判3:Sランクでも企業は評価しない?
口コミ 「スキルチェックで『Sランク』を取得しても、企業から評価されないという口コミがありました。スキルチェックは足切り程度、Sランクでも実務での評価につながる内容でもなく、企業側も別にみてくれていない」
原因: 企業によっては、スキルチェックよりも実務経験を重視するケースがあります。スキルチェックはあくまで「スクリーニング」の一つと考えるべきです。
評判4:求人数が少ない
口コミ 「paiza転職が取り扱っている求人は全体で約4,800件であり、他のIT特化型転職サイトと比べて求人数が少ないと感じるかもしれません。また、特に地方の求人が少なく、ほとんどが東京都の求人になっています」
原因: paizaは大手転職サイトと比べると求人数が少なく、特に地方求人は限られます。
評判5:カジュアル面談が実は選考だった
口コミ 「カジュアル面談を申し込まれるも、カジュアルじゃなく一次選考。普通に『落選』とか。。。情報交換程度に、と打診してきておいて『見送り』ですらない失礼な表記」
原因: 企業によっては「カジュアル面談」と言いつつ、実質的には選考の一環として扱っているケースがあります。
評判6:ランクが低いと応募できない
「Dランクだと応募できる求人がほとんどない」(20代・未経験者)
「スキルがないと応募すらできないので、未経験者には厳しい」(20代・転職希望者)
「スキルチェックは意味ない」は本当?
Googleで「paiza 意味ない」と検索する人が多いですが、本当に意味がないのでしょうか?
「意味ない」と言われる理由
理由1:企業がスキルチェックを重視していない 一部の企業は、スキルチェックのランクよりも実務経験を重視します。Sランクでも実務未経験だと評価されないケースがあります。
理由2:スキルチェックと実務スキルは別物 スキルチェックはアルゴリズム問題が中心なので、実務で必要なフレームワークの知識やチーム開発経験とは異なります。
理由3:ランクが低いと求人が限られる C・Dランクだと応募できる求人が少なく、「意味がない」と感じる人がいます。
実際は「意味がある」理由
理由1:書類選考が免除される 「Bランク以上になると求人も書類選考も不要となったり、Aランク以上になると企業側から即戦力エンジニアとして採用したいと認識されるなど、プログラミングスキルを高めることが転職への成功の近道です」
理由2:自分のスキルレベルを客観的に知れる 転職市場での自分の立ち位置が分かり、学習の方向性を決められます。
理由3:無料で学習できる paizaラーニングと組み合わせることで、スキルアップしながら転職活動ができます。
理由4:企業へのアピール材料になる 職務経歴書に「paiza Bランク」と書けば、一定のスキルがあることを証明できます。
結論:使い方次第で「意味がある」
スキルチェックだけで転職が決まるわけではありませんが、「スキルを可視化するツール」として活用すれば、十分に意味があります。
私の経験では、Bランクを取得したことで、「プログラミングができる」という客観的な証拠を企業に示せました。これが面接での自信にもつながりました。
paizaを使うべき人・使うべきでない人
paizaを使うべき人
1. 実務経験が浅い・学歴に自信がない人 「学歴や職歴ではなく『プログラミングスキル』で正当に評価されたいエンジニアにとって、最適な転職サービスです」
2. プログラミングスキルに自信がある人 アルゴリズムやデータ構造が得意な人は、スキルチェックで高ランクを取りやすく、好条件のスカウトが期待できます。
3. 転職するか迷っているが市場価値を知りたい人 転職意欲がなくても、スキルチェックで自分の市場価値を測定できます。
4. 書類選考で落ちることが多い人 職務経歴書での アピールが苦手でも、コーディング力で評価してもらえます。
5. 無料で学習しながら転職活動したい人 paizaラーニングで学習→スキルチェック→転職という流れが全て無料で利用できます。
paizaを使うべきでない人(または併用推奨)
1. 完全未経験でプログラミング学習を始めたばかりの人 スキルチェックで良いランクを取るのが難しく、応募できる求人が限られます。ワークポートやマイナビIT AGENTなど、未経験者向け転職エージェントとの併用をおすすめします。
2. アルゴリズム問題が苦手な人 実務では優秀でも、競技プログラミング的な問題が苦手だと、ランクが低く出ることがあります。
3. 地方で転職したい人 「特に地方の求人が少なく、ほとんどが東京都の求人になっています」。地方転職なら他のサービスと併用が必須です。
4. 手厚い転職サポートが欲しい人 paizaは基本的に転職サイトなので、履歴書添削や面接対策などのサポートは限定的です。
5. マネジメント職を目指す人 paizaはエンジニア職中心なので、マネジメント職の求人は少ないです。
ランクを上げる5つの方法
スキルチェックでより高いランクを取得するための具体的な方法を紹介します。
方法1:paizaラーニングで基礎を固める
「paizaでは低いランクの問題をいくつか解いていくうちに、自然と目標ランクの問題解けるようになる練習問題が豊富に用意されています」
学習の進め方:
- まず自分のレベルに合ったコースを選ぶ
- 動画で基礎を学ぶ
- 演習問題を解く
- スキルチェックに挑戦
おすすめコース:
- Python入門編(初心者向け)
- アルゴリズム入門編(Cランク目標)
- データ構造入門編(Bランク目標)
私もpaizaラーニングで「Python入門編」を学習してから、Cランク問題に挑戦しました。動画が分かりやすく、挫折せずに進められました。
方法2:過去問を繰り返し解く
効果的な解き方:
- まず自力で解いてみる(時間を気にせず)
- 正解できなければ、解説を読む
- もう一度自力で解く
- 時間を計って解く
同じ問題を3回解くことで、パターンが身につきます。
方法3:他の人の解答コードを読む
paizaでは、他のユーザーの解答コードを見ることができます(問題によっては制限あり)。
学ぶべきポイント:
- より効率的なアルゴリズム
- 短くて読みやすいコード
- エッジケースへの対処方法
他の人のコードを読むことで、「こんな書き方があるのか!」という発見があります。
方法4:競技プログラミングサイトで練習
おすすめサイト:
- AtCoder(日本語、初心者向け)
- LeetCode(英語、実務寄り)
- Codeforces(英語、上級者向け)
特にAtCoderは日本語で、paizaと似た問題形式なので、練習に最適です。
方法5:苦手なアルゴリズムを集中学習
よく出るアルゴリズム:
Cランク目標
- 配列操作(ソート、検索)
- 文字列操作
- 簡単な数学問題
Bランク目標
- ハッシュテーブル
- スタック・キュー
- 再帰処理
- 二分探索
Aランク目標
- 動的計画法
- グラフ理論(DFS、BFS)
- 木構造
苦手なアルゴリズムを一つずつ潰していくことが、ランクアップの近道です。
私の実践: 私は「動的計画法」が全く理解できず、Aランク問題で何度も失敗しました。YouTubeの解説動画を5本見て、AtCoderで10問練習したところ、ようやく理解できました。根気強く学習することが大切です。
paizaの効果的な使い方
使い方1:他の転職サービスと併用する
paizaだけで転職活動するのではなく、複数の転職サービスを併用しましょう。
おすすめの併用パターン:
| サービス | 役割 |
|---|---|
| paiza | スキルチェックで書類選考免除 |
| レバテックキャリア | エージェントのサポート |
| Green | ベンチャー企業の情報収集 |
| ワークポート | 未経験者向け求人 |
私も4つの転職サービスを併用し、それぞれの強みを活かしました。
使い方2:「気になる」ボタンを積極的に押す
「希望する条件の転職先からの求人が届くようにするには、求人情報一覧から『気になる』ボタンでリストに追加することで確率がUPします」
気になる企業には積極的に「気になる」を押しましょう。企業側にも通知が行き、スカウトが届きやすくなります。
使い方3:プロフィールを充実させる
スキルチェックのランクだけでなく、プロフィールも重要です。
書くべき内容:
- 詳細な職務経歴
- 使用技術・言語
- 個人プロジェクト
- GitHubアカウント
- 技術ブログ(Qiita、Zenn等)
- 希望条件
プロフィールが充実していると、スカウトの質と量が上がります。
使い方4:カジュアル面談を活用する
「通常の面接とは違って、転職理由・志望動機が定まっていなくても、自分と企業の方向性が合っているかを確認できます」
カジュアル面談で聞くべきこと:
- 実際の開発業務の内容
- 使用技術スタック
- チームの雰囲気
- 残業時間の実態
- リモートワークの実施状況
カジュアル面談で「合わない」と感じたら、選考に進まなくてOKです。
使い方5:スキルチェックを転職以外にも活用
活用方法:
- 自己学習のモチベーション維持
- 職務経歴書にランクを記載
- 面接での話題作り
- 転職市場での自分の立ち位置を把握
転職する気がなくても、定期的にスキルチェックに挑戦することで、スキルの変化を実感できます。
paizaと他の転職サービスの比較
| サービス | タイプ | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| paiza | 転職サイト | スキルチェックで書類選考免除 | ★★★★☆ |
| Findy | スカウト型 | GitHub解析でスキル偏差値算出 | ★★★★☆ |
| レバテックキャリア | エージェント型 | 手厚いサポート | ★★★★★ |
| Green | 転職サイト | ベンチャー企業が豊富 | ★★★★☆ |
| ワークポート | エージェント型 | 未経験者向け | ★★★★☆ |
paizaとFindyの違い
| 項目 | paiza | Findy |
|---|---|---|
| 評価方法 | スキルチェック(問題を解く) | GitHub解析 |
| 評価対象 | アルゴリズム力 | 実際のコード |
| 求人数 | 約4,800件 | 約100社 |
| 向いている人 | 競プロ得意な人 | GitHub活動が活発な人 |
paizaとレバテックキャリアの違い
| 項目 | paiza | レバテックキャリア |
|---|---|---|
| タイプ | 転職サイト | 転職エージェント |
| サポート | なし(自分で進める) | あり(専任アドバイザー) |
| 特徴 | スキルチェック | 手厚いサポート |
| 向いている人 | 自分で進めたい人 | サポートが欲しい人 |
私の経験では、paizaでスキルを証明し、レバテックキャリアで書類添削や面接対策のサポートを受けるという併用が最も効果的でした。
paizaの登録から内定までの流れ
ステップ1:会員登録(5分)
- paiza公式サイトにアクセス
- メールアドレスまたはSNSアカウントで登録
- 基本情報を入力
- 登録完了
登録は無料で、5分程度で完了します。
ステップ2:スキルチェックに挑戦(30分〜)
- 自分のレベルに合った問題を選ぶ(まずはDランクから)
- 制限時間内に問題を解く
- 提出してランクを取得
おすすめの進め方:
- 最初はDランク問題から始める
- 自信がついたらCランク、Bランクに挑戦
- 焦らず、段階的にレベルアップ
ステップ3:プロフィール作成(30分)
- 職務経歴を詳しく入力
- 希望条件を設定(年収、勤務地、働き方等)
- 自己PRを記入
- GitHubアカウントを連携(任意)
ステップ4:求人検索・スカウト待ち
- 興味のある企業に「気になる」を押す
- 自分で求人を検索して応募
- 企業からのスカウトを待つ
ランクが高いほど、スカウトが増えます。
ステップ5:カジュアル面談(任意)
選考前にカジュアル面談を申し込めます。企業の雰囲気を知ってから選考に進むか判断できます。
ステップ6:選考(面接)
Bランク以上の場合:
- 書類選考免除のケースが多い
- 面接回数が通常より少ない(1〜2回)
Cランク以下の場合:
- 通常の選考フロー
- 書類選考→面接(2〜3回)
ステップ7:内定・条件交渉
内定が出たら、条件交渉を行います。paizaにはエージェントがいないため、自分で交渉する必要があります。
平均的な期間: 登録から内定まで、平均2〜3ヶ月です。Bランク以上なら1〜2ヶ月で決まることもあります。
paizaを使う際の注意点
注意点1:スキルチェックのランクが全てではない
スキルチェックは一つの指標に過ぎません。実務経験やコミュニケーション能力も重要です。
ランクに含まれないスキル:
- 実務での開発経験
- チーム開発能力
- フレームワークの知識
- ビジネス視点
- マネジメント能力
Sランクでも実務未経験だと、採用されにくいケースがあります。
注意点2:問題はアルゴリズム中心
paizaの問題は競技プログラミング寄りで、実務とは異なります。
実務で重要だがスキルチェックにない要素:
- フレームワークの使い方(React、Django等)
- データベース設計
- API設計
- セキュリティ対策
- インフラ構築
スキルチェックだけでなく、ポートフォリオも作成することをおすすめします。
注意点3:カンニング対策がある
スキルチェック中は、他のサイトを開いたり、コピペをすると検知される可能性があります。
禁止事項:
- 解答をネットで検索
- 他の人のコードをコピペ
- 複数のタブを開く
不正が発覚すると、アカウント停止になることがあります。正々堂々と自分の力で挑戦しましょう。
注意点4:制限時間がある
各問題には制限時間が設定されており、時間内に解けないと不合格になります。
時間管理のコツ:
- まず問題をよく読む(5分)
- アルゴリズムを考える(10分)
- コードを書く(30分)
- テストケースで確認(10分)
- 提出前に見直し(5分)
焦らず、落ち着いて進めることが重要です。
注意点5:ランクは下がることもある
一度取得したランクは永久に保持されますが、レーティングは変動します。難しい問題に失敗すると、レーティングが下がることがあります。
対策:
- 自信がある問題から挑戦
- 失敗してもめげずに練習
- 定期的に問題を解いてレーティングを維持
注意点6:地方求人が少ない
「特に地方の求人が少なく、ほとんどが東京都の求人になっています」
地方での転職を希望する人は、他の転職サービスとの併用が必須です。
よくある質問(Q&A)
Q1:paizaは本当に無料ですか?
A: はい、完全無料です。求職者から料金を取ることは一切ありません。企業が採用費用を支払う仕組みです。
Q2:スキルチェックは何回でも受けられますか?
A: 各問題は複数回挑戦できます。ただし、同じ問題を短期間に何度も受けると、レーティングが上がりにくくなります。
Q3:プログラミング未経験でも使えますか?
A: 使えますが、まずpaizaラーニングで基礎を学習してからスキルチェックに挑戦することをおすすめします。完全未経験だと、Dランクも難しいかもしれません。
Q4:Bランクを取るにはどのくらい勉強が必要ですか?
A: プログラミング経験によりますが、未経験から始めると3〜6ヶ月程度の学習が必要です。実務経験1年程度あれば、1〜2ヶ月の練習でBランクを取得できることが多いです。
Q5:スキルチェックのランクは職務経歴書に書けますか?
A: 書けます。「paiza Bランク取得」と記載することで、プログラミングスキルの証明になります。
Q6:カンニングはバレますか?
A: バレます。paizaにはカンニング検知システムがあり、不正が発覚するとアカウント停止になります。
Q7:スキルチェックで使える言語は?
A: Java、Python、Ruby、PHP、C、C++、C#、JavaScript、Kotlin、Swift、Objective-C、Go、Scala、Perl、Haskellなど15種類以上の言語に対応しています。
Q8:ランクが低いと転職できませんか?
A: Cランク以下でも転職は可能ですが、応募できる求人が限られます。まずはBランクを目指しましょう。
Q9:スキルチェックの有効期限はありますか?
A: 一度取得したランクに有効期限はありません。ただし、定期的に問題を解いてスキルを維持することをおすすめします。
Q10:複数の企業に同時に応募できますか?
A: 可能です。同時に複数社とやり取りすることをおすすめします。
私のpaiza利用体験談
最後に、私自身のpaiza利用体験を詳しくお話しします。
登録から内定までの実際の流れ
Week 1:登録・スキルチェック paizaに登録し、まずDランク問題に挑戦。基礎文法の問題で、30分で解けました。次にCランク問題に挑戦したところ、1時間かかりましたが何とかクリア。
Week 2-4:Bランク取得に向けた学習 Bランク問題に挑戦しましたが、2回連続で失敗。paizaラーニングで「アルゴリズム入門編」を学習し、AtCoderで練習問題を10問解きました。
Week 5:Bランク取得 3回目の挑戦でBランク問題をクリア。Bランクを取得しました。すると、その日のうちに2社からスカウトが届きました。
Week 6-7:スカウト・応募 合計5社からスカウトが届き、そのうち3社に興味を持ちました。1社はカジュアル面談を申し込み、2社は直接選考に進みました。
Week 8-10:選考 書類選考は免除され、面接からスタート。3社中2社で最終面接まで進みました。
Week 11:内定 1社から内定をもらいました。年収は希望より少し低かったですが、技術スタックが魅力的だったため承諾しました。
良かった点
- 書類選考が免除された Bランクのおかげで、職務経歴書の内容に自信がなくても、面接に進めました。
- スキルチェックが面接の話題になった 面接で「paizaでBランクを取得されているんですね」と言われ、技術力を認めてもらえました。
- 自分のスキルレベルを客観的に知れた 「自分はBランクレベルなんだ」と分かったことで、学習の方向性が定まりました。
- 無料で学習できた paizaラーニングで基礎を学び、スキルチェックで実力試しができる環境が無料なのは素晴らしいです。
改善してほしかった点
- スキルチェックが難しい Bランク問題は何度も失敗し、心が折れそうになりました。もう少し段階的な難易度設定があると良いと思います。
- スカウトの質にばらつきがある 希望条件と全く合わないスカウトも届きました。企業側がもう少し丁寧にプロフィールを見てほしいです。
- 求人数が少ない 約4,800件という求人数は、他の転職サイトと比べると少なく感じました。
結論:paizaはスキルを証明する良いツール
paizaは、スキルチェックで自分のプログラミング能力を客観的に証明できる点が最大の魅力です。特に、職務経歴書に自信がない人や、書類選考で落ちることが多い人には、非常に有効なサービスです。
ただし、完全未経験者や手厚いサポートが欲しい人は、転職エージェントと併用することをおすすめします。
まとめ:paizaを賢く使って転職を成功させよう
paiza転職は、スキルチェックでプログラミング能力を可視化し、ランクに応じて書類選考が免除されるという、これまでにない転職サービスです。
paizaの特徴まとめ
- スキルチェックでS〜Eランクを取得
- Bランク以上で書類選考免除の可能性が高い
- 無料の学習コンテンツ「paizaラーニング」
- カジュアル面談が可能
- 求人数は約4,800件
paizaを使うべき人
- 実務経験が浅い・学歴に自信がない人
- プログラミングスキルに自信がある人
- 書類選考で落ちることが多い人
- 無料で学習しながら転職活動したい人
paizaを使うべきでない人(併用推奨)
- 完全未経験でプログラミング学習を始めたばかりの人
- アルゴリズム問題が苦手な人
- 地方で転職したい人
- 手厚い転職サポートが欲しい人
ランクを上げる方法
- paizaラーニングで基礎を固める
- 過去問を繰り返し解く
- 他の人の解答コードを読む
- 競技プログラミングサイトで練習
- 苦手なアルゴリズムを集中学習
併用すべき転職サービス
- レバテックキャリア(手厚いサポート)
- Green(ベンチャー企業)
- Findy(GitHub解析)
- ワークポート(未経験者向け)
paizaは、使い方次第で非常に便利な転職サービスです。スキルチェックで自分の実力を証明し、理想の企業との出会いを掴んでください。
次のステップ
paizaを使いながら、他の転職サービスも併用して、より効果的な転職活動を進めましょう。以下の記事も参考にしてください。
- 未経験エンジニア向け転職エージェント徹底比較【2025年最新】
- Findy(ファインディ)の評判と使い方【GitHub連携で選考スキップ?2025年版】
- Green(グリーン)の評判は?【IT・Web業界特化の転職サイト完全ガイド2025】
- レバテックキャリアの評判と使い方
- ポートフォリオの作り方【未経験者向け実例付き】
- 技術面接でよく聞かれる質問50選と回答例【2025年最新・実践的対策】
あなたの転職活動が成功することを心から願っています。paizaを上手に活用して、理想のキャリアを実現してください!
あなたに最適な転職エージェントを見つけよう
転職活動を成功させるには、自分に合ったエージェント選びが重要です。
エンジニア転職ドットコムでは、未経験エンジニア向けに厳選した転職エージェントを徹底比較しています。年代別・職種別・地域別におすすめのサービスを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。


コメント