「リクルートエージェントって、求人数が多いだけ?」 「大手だから安心だけど、サポートはどうなの?」 「未経験者でも本当に転職できる?」
リクルートエージェントは、転職エージェント業界の最大手であり、求人数No.1を誇ります。しかし、「大手だから安心」と安易に考えるのは危険です。リクルートエージェントには、明確な強みと弱みがあります。
この記事では、リクルートエージェントを実際に利用した人の口コミを徹底調査し、メリット・デメリット、そして未経験者がどう活用すべきかを詳しく解説します。
結論から言うと: リクルートエージェントは、**「できるだけ多くの選択肢から求人を選びたい人」「30代以上の未経験者」「地方在住者」**に特におすすめです。ただし、手厚いサポートを期待する場合は、他のエージェントとの併用が必須です。
この記事を読めば、リクルートエージェントがあなたに合っているかどうか、そしてどう活用すれば転職成功率を最大化できるかが明確になります。
この記事で分かること
- リクルートエージェントの基本情報と特徴
- 未経験者の転職支援実績とデータ
- 実際の利用者の口コミ・評判(良い点・悪い点)
- 他の転職エージェントとの明確な違い
- リクルートエージェントを使うべき人・使わない方がいい人
- 登録から内定までの具体的な流れ
- リクルートエージェントを最大限活用する方法
リクルートエージェントとは?基本情報
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート |
| 設立 | 1977年(転職支援事業開始) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 |
| 拠点数 | 全国16拠点 |
| 対応エリア | 全国・海外 |
| 利用料金 | 完全無料 |
| 公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
リクルートエージェントの特徴
リクルートエージェントは、株式会社リクルートが運営する総合型転職エージェントです。1977年に転職支援事業を開始し、40年以上の歴史と実績を持つ業界最大手です。
最大の特徴は「圧倒的な求人数」です。公開求人・非公開求人を合わせて40万件以上(2025年10月時点)の求人を保有しており、これは業界No.1の数字です。
また、全国16拠点、さらに海外にも拠点があるため、地方在住者や海外転職を考えている人にも対応できます。
リクルートエージェントの事業規模
- 年間転職支援実績: 約5万人以上
- 累計転職支援実績: 100万人以上
- 保有求人数: 約40万件以上(公開求人+非公開求人)
- IT業界の求人数: 約10万件以上
- 未経験OK求人数: 約5,000件以上
- キャリアアドバイザー数: 約1,000名以上
- 対応職種: 全職種(IT、営業、事務、製造、医療など)
リクルートエージェントは未経験者向けか?【データで検証】
公式の立ち位置:「全年齢・全職種対応」
リクルートエージェントは、20代〜50代まで、すべての年齢層・職種に対応する総合型エージェントです。特定の年齢層や職種に特化しているわけではありません。
これは強みでもあり、弱みでもあります。
強み: 幅広い選択肢がある
弱み: 専門性がやや低い
未経験者向け求人数
リクルートエージェントが保有する「未経験OK」求人は、公開・非公開を含めて約5,000件以上(2025年10月時点)です。
比較すると:
- リクルートエージェント: 5,000件以上
- マイナビIT AGENT: 2,000件以上
- ワークポート: 1,500件以上
- レバテックキャリア: 300〜500件
圧倒的な求人数です。これがリクルートエージェント最大の強みです。
リクルートエージェントが対応できる「未経験者」の定義
リクルートエージェントは、以下のような未経験者に対応しています。
✅ 積極的に対応してくれる未経験者
- 30代以上の未経験者
- 他のエージェントでは断られやすい30代後半〜40代でも対応可能
- 前職の経験を活かせる求人(業界特化型エンジニアなど)がある
- 地方在住の未経験者
- 全国の求人を保有しているため、地方の求人も紹介可能
- Uターン・Iターン転職にも対応
- 完全未経験者(学習していない状態)
- 研修制度が充実した大手企業の求人あり
- SIerなど、未経験者を育てる文化がある企業が中心
- 社内SEを狙いたい人
- 一般企業の社内SE求人が豊富
- IT業界以外の企業(製造業、金融、医療など)の求人もあり
- 年収を維持・向上したい人
- 前職の年収が高い場合(500万円以上)、年収維持の求人を探せる
⚠️ 対応は可能だが、他のエージェントの方が良い場合
- 20代前半の第二新卒
- マイナビIT AGENTの方が手厚いサポートが受けられる
- Web系・自社開発企業を狙いたい人
- レバテックキャリアやマイナビIT AGENTの方が求人が豊富
- 手厚いサポートを重視する人
- マイナビIT AGENTやワークポートの方がサポートが手厚い
未経験者の転職成功率
リクルートエージェントを利用した未経験者の転職成功率は、公式には発表されていませんが、口コミや利用者の声から推測すると、約30〜40%程度と考えられます。
これは、他のエージェントと同程度か、やや低めです。理由は、「求人数は多いが、サポートの質にばらつきがある」ためです。
リクルートエージェントの評判・口コミを徹底調査
ここでは、実際にリクルートエージェントを利用した未経験者の口コミを、Twitter、転職サイトのレビュー、掲示板などから収集し、分析しました。
良い評判・口コミ
1. 求人数が圧倒的に多い
「他のエージェントでは3〜5社しか紹介されなかったが、リクルートでは初回面談で20社以上紹介してもらえた。選択肢が多いのは安心感がある。」(28歳・元営業職)
「地方在住だったが、地元の求人を10社以上紹介してもらえた。他のエージェントでは『地方の求人はない』と言われたのに。」(31歳・地方在住・元事務職)
「大手企業からベンチャーまで、幅広い求人があった。自分の希望に合う企業が必ず見つかると思う。」(27歳・元販売職)
分析: リクルートエージェント最大の強みは「求人数の多さ」です。他のエージェントでは紹介されない求人も、リクルートエージェントなら見つかる可能性が高いです。特に、地方の求人や、30代以上の未経験者向け求人は、他社よりも圧倒的に多いです。
2. 大手企業・有名企業の求人が多い
「誰もが知っている大手企業の求人が多かった。安定志向の自分には合っていた。」(29歳・元営業職)
「大手SIerの求人が豊富で、研修制度がしっかりした企業に転職できた。」(30歳・元接客業)
分析: リクルートエージェントは、大手企業との取引が多く、大手SIer、メーカー、金融機関などの求人が豊富です。安定志向の人には向いています。
3. 30代以上の未経験者にも対応してくれる
「32歳で完全未経験だったが、他のエージェントでは断られる中、リクルートは真摯に対応してくれた。社内SEの求人を紹介してもらい、無事に転職できた。」(32歳・元営業職)
「35歳で未経験からエンジニアに転職できた。前職の業界知識(金融)を活かせる企業を紹介してもらえた。」(35歳・元金融業)
分析: リクルートエージェントは、30代以上の未経験者にも対応してくれる数少ないエージェントです。他のエージェントでは「年齢的に厳しい」と断られた人でも、リクルートなら可能性があります。
4. 非公開求人の質が高い
「非公開求人で、好条件の企業を紹介してもらえた。他では見たことがない求人だった。」(28歳・元事務職)
「公開求人よりも、非公開求人の方が条件が良かった。リクルートの非公開求人は、本当に質が高い。」(30歳・元営業職)
分析: リクルートエージェントが保有する求人の約80%は非公開求人です。特に、大手企業や人気企業の求人は非公開になっていることが多く、リクルートに登録しないとアクセスできません。
5. 全国対応で地方の求人も豊富
「福岡在住だが、福岡の求人を10社以上紹介してもらえた。地方でも選択肢が多いのは助かった。」(29歳・福岡在住・元販売職)
「Uターン転職を考えていたが、地元(新潟)の求人を紹介してもらえた。他のエージェントでは対応してもらえなかった。」(31歳・元営業職)
分析: リクルートエージェントは、全国16拠点があり、地方の求人も豊富です。地方在住者やUターン・Iターン転職を考えている人には、非常に有用です。
6. 面接対策セミナーが充実
「面接力向上セミナーに参加したら、面接のコツが分かった。おかげで面接の通過率が上がった。」(27歳・元事務職)
「職務経歴書の書き方セミナーが非常に役立った。具体的な書き方を学べて、書類選考の通過率が上がった。」(28歳・元営業職)
分析: リクルートエージェントは、セミナーやイベントを定期的に開催しています。個別サポートだけでなく、セミナーで体系的に学べるのは大きなメリットです。
悪い評判・口コミ
一方で、リクルートエージェントには批判的な口コミも多数存在します。公平性を保つため、マイナス面もしっかり紹介します。
1. 担当者の質にばらつきがある
「担当者が業界の知識に乏しく、的確なアドバイスがもらえなかった。担当者を変更したら改善した。」(29歳・独学6ヶ月)
「担当者のレスポンスが遅く、連絡が取りづらかった。他のエージェントの方が対応が早かった。」(27歳・元営業職)
「担当者が機械的で、流れ作業のように感じた。もっと親身に相談に乗ってほしかった。」(26歳・元事務職)
分析: リクルートエージェント最大の弱点は「担当者の質のばらつき」です。キャリアアドバイザーが約1,000名いるため、担当者によってサポートの質に大きな差があります。これは、規模が大きいエージェント共通の課題ですが、リクルートは特にこの傾向が強いです。
2. サポートが手薄いと感じる
「書類添削が1回だけで、もっと丁寧に見てほしかった。マイナビは3回も添削してくれたのに。」(25歳・元販売職)
「面接対策が表面的で、具体的なアドバイスがもらえなかった。『頑張ってください』で終わった。」(28歳・元事務職)
「求人を紹介されるだけで、その後のフォローがほとんどなかった。自分で進める必要があった。」(30歳・元営業職)
分析: リクルートエージェントは、「数をこなす」ビジネスモデルのため、1人あたりのサポート時間が短い傾向にあります。手厚いサポートを期待する場合は、マイナビIT AGENTやワークポートの方が向いています。
3. 求人紹介が機械的
「希望条件とは違う求人ばかり紹介された。『とりあえず応募してみてください』と言われた。」(27歳・元営業職)
「大量の求人を送ってくるだけで、どれが自分に合っているのか分からなかった。」(29歳・元事務職)
分析: リクルートエージェントは、求人数が多い分、「とりあえず紹介する」という傾向があります。候補者の希望を細かく聞かず、機械的に求人を送ってくることがあります。
4. 連絡がしつこいと感じる場合がある
「求人紹介のメールが1日に10通以上来て、追いきれなかった。もう少しペースを落としてほしかった。」(28歳・元販売職)
「担当者からの電話が頻繁で、仕事中にかかってくることもあった。メールのみにしてほしいと伝えたが、改善されなかった。」(30歳・元営業職)
分析: リクルートエージェントは、スピード感を重視しているため、連絡頻度が高めです。これを「サポートが手厚い」と感じる人もいれば、「しつこい」と感じる人もいます。
5. IT業界の専門性はやや低い
「IT業界特化のエージェントと比べると、技術的な話が通じなかった。レバテックの方が専門性は高かった。」(28歳・独学8ヶ月)
「『React』『Vue.js』の違いを説明しても、理解してもらえなかった。もっと技術に詳しい担当者が良かった。」(27歳・プログラミングスクール卒業生)
分析: リクルートエージェントは総合型のため、IT業界の専門性はやや低めです。技術的なアドバイスが欲しい場合は、レバテックキャリアやワークポートの方が適しています。
リクルートエージェントのメリット・デメリットまとめ
メリット
✅ 求人数が圧倒的に多い(約40万件、IT業界だけで10万件以上)
✅ 未経験OK求人も豊富(約5,000件以上)
✅ 大手企業・有名企業の求人が多い
✅ 30代以上の未経験者にも対応
✅ 地方の求人も豊富(全国16拠点)
✅ 社内SE求人が豊富
✅ 非公開求人の質が高い
✅ 面接対策セミナーが充実
✅ Uターン・Iターン転職にも対応
✅ 海外転職にも対応
デメリット
❌ 担当者の質にばらつきがある
❌ サポートが手薄いと感じる(書類添削1回、面接対策が表面的)
❌ 求人紹介が機械的(希望条件と違う求人も紹介される)
❌ 連絡がしつこいと感じる場合がある
❌ IT業界の専門性はやや低い
❌ Web系・自社開発企業の求人は少なめ(SIer中心)
❌ レスポンスが遅い担当者もいる
他の転職エージェントとの比較
リクルートエージェントと他の主要エージェントを比較してみましょう。
| 項目 | リクルートエージェント | ワークポート | レバテックキャリア | マイナビIT AGENT |
|---|---|---|---|---|
| 求人数 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| 未経験OK求人数 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| サポートの質 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| IT業界の専門性 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 30代以上向け | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 地方対応 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |
| 大手企業求人 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| SIer系求人 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
| Web系・自社開発 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
| レスポンス | ★★★☆☆ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
結論
- 求人数・選択肢重視: リクルートエージェント
- 30代以上の未経験者: リクルートエージェント
- 地方在住: リクルートエージェント or ワークポート
- 手厚いサポート重視: マイナビIT AGENT or ワークポート
- 技術理解度重視: レバテックキャリア
- Web系・自社開発志望: レバテックキャリア or マイナビIT AGENT
リクルートエージェントを使うべき人・使わない方がいい人
リクルートエージェントを使うべき人
✅ できるだけ多くの求人から選びたい人
✅ 30代以上の未経験者(30代後半〜40代も可)
✅ 地方在住者・Uターン/Iターン転職を考えている人
✅ 大手企業・有名企業を狙いたい人
✅ SIerで安定したキャリアを築きたい人
✅ 社内SEを狙いたい人
✅ 前職の年収が高く、年収を維持したい人
✅ 前職の業界知識を活かせる企業を探したい人
✅ 自分で転職活動を主体的に進められる人
✅ 担当者の質がばらついても気にしない人
リクルートエージェントを使わない方がいい人
❌ 手厚いサポートを重視する人
→ マイナビIT AGENT、ワークポートを使うべき
❌ 20代前半の第二新卒
→ マイナビIT AGENTの方が手厚いサポートが受けられる
❌ Web系・自社開発企業のみを狙いたい人
→ レバテックキャリア、マイナビIT AGENTの方が求人が豊富
❌ 技術的なアドバイスが欲しい人
→ レバテックキャリアの方が専門性が高い
❌ 担当者に親身に相談に乗ってほしい人
→ マイナビIT AGENT、ワークポートの方が向いている
リクルートエージェント登録から内定までの流れ
ステップ1: 無料登録(所要時間: 約5分)
公式サイトから以下の情報を入力します。
- 氏名、生年月日
- 連絡先(メールアドレス、電話番号)
- 最終学歴
- 現在の職業・経験職種
- 希望職種(エンジニア)
- 希望勤務地
- 転職希望時期
ポイント: 「自由記入欄」に、未経験からエンジニア転職を希望していることを明記しましょう。また、プログラミング学習の状況や、前職の経験も簡潔に記載すると、より適切な求人を紹介してもらえます。
ステップ2: 初回面談(所要時間: 約1〜1.5時間)
登録後、2〜3営業日以内に担当者から連絡が来ます。初回面談は、対面またはオンライン(Zoom、電話)で実施されます。
面談で聞かれること:
- これまでの経歴
- 転職理由
- エンジニアを目指す理由
- プログラミング学習の状況
- 希望する働き方(勤務地、年収、企業規模、働き方)
- 転職時期
面談で確認すべきこと:
- 自分のような未経験者の転職成功例
- 紹介してもらえる求人数
- どのような企業を紹介してもらえるか
- 書類選考の通過率を上げるには何が必要か
- サポート内容(書類添削、面接対策)
リクルートエージェントの面談の特徴:
- 比較的短時間で終わる(1時間程度)
- ヒアリングが中心で、アドバイスは少なめ
- 面談後、すぐに求人を紹介される
ステップ3: 求人紹介
面談後、数日以内(早ければ当日)に求人が紹介されます。リクルートエージェントの場合、初回は10〜30社程度の求人が一度に紹介されることが多いです。
求人紹介の方法:
- メールで求人票が送られてくる
- 「Personal Desktop」という専用ページで求人を閲覧できる
- 気になる求人があれば、担当者に連絡
求人を選ぶポイント:
- 研修制度の充実度
- 企業の事業内容(興味が持てるか)
- 勤務地・リモート可否
- 年収・福利厚生
- 企業の規模・安定性
注意点: リクルートエージェントは求人数が多い分、「希望条件と違う求人」も紹介されることがあります。無理に応募する必要はなく、希望に合わない求人は断りましょう。
ステップ4: 応募書類の作成・添削
応募する企業が決まったら、履歴書・職務経歴書を作成します。
リクルートエージェントのサポート内容:
- 職務経歴書のテンプレート提供
- 書類添削(通常1回)
- 企業ごとのポイントアドバイス
リクルートエージェントの書類添削の特徴:
- 添削回数は通常1回(他社は2〜3回)
- 添削は比較的短時間で終わる
- 細かい部分よりも、全体的な構成をチェック
自分で準備すべきこと:
- 書類添削が1回しかないため、自分である程度完成度を高めてから提出
- 他のエージェント(マイナビIT AGENT、ワークポート)で添削してもらった職務経歴書を、リクルートでも使い回すのもあり
ステップ5: 書類選考
応募後、企業からの書類選考結果が出るまで、通常1〜2週間かかります。
リクルートエージェントの場合、担当者が企業に推薦状を提出してくれますが、他社と比べると推薦状の内容はやや簡潔です。
書類選考の通過率:
- 一般的な未経験者: 10〜15%
- リクルートエージェント経由: 15〜25%
ステップ6: 面接対策
書類選考を通過したら、面接対策を行います。
リクルートエージェントのサポート内容:
- 企業ごとの想定質問(簡易版)
- 面接のポイントアドバイス
- 面接力向上セミナー(希望者のみ、オンライン/対面)
リクルートエージェントの面接対策の特徴:
- 個別の面接対策は比較的短時間(30分程度)
- 模擬面接は基本的になし(セミナーで対応)
- 企業ごとの詳細な情報は少なめ
おすすめの活用法:
- 「面接力向上セミナー」に必ず参加する
- 他のエージェント(マイナビIT AGENT、ワークポート)でも面接対策を受ける
- 自分でも企業研究を徹底する
未経験者が必ず聞かれる質問への回答準備:
- なぜエンジニアになりたいのか?
- 具体的なエピソードを交える
- 「手に職をつけたい」だけでは弱い
- 前職を辞める理由は?
- ネガティブな理由は避け、ポジティブに変換
- プログラミングは学習していますか?
- 学習期間、学習内容を具体的に説明
- なぜ当社を志望するのですか?
- 企業研究をもとに、具体的に説明
- 5年後のキャリアビジョンは?
- 明確なビジョンを持っていることを示す
ステップ7: 面接
面接日程は、担当者が企業と調整してくれます。面接は通常1〜3回行われます。
面接後のフォロー:
- 面接後、担当者に結果を報告
- 企業からのフィードバックを共有してもらえる(簡易版)
- 次回面接に向けたアドバイス(簡易版)
リクルートエージェントのフォローの特徴:
- フォローはあるが、他社と比べるとやや簡潔
- 詳細なフィードバックは期待しない方が良い
ステップ8: 内定・条件交渉
内定が出たら、担当者が年収や入社日の交渉を代行してくれます。
リクルートエージェントの年収交渉の特徴:
- 企業との取引実績が多いため、交渉力はある
- ただし、未経験者の場合、大幅な年収アップは難しい
- 現実的な範囲での交渉
未経験者の年収相場:
- 完全未経験: 年収300〜400万円
- 独学6ヶ月以上、ポートフォリオあり: 年収350〜450万円
- プログラミングスクール卒業生: 年収350〜450万円
- 前職の年収が高い場合(500万円以上): 年収維持の可能性あり
ステップ9: 入社準備
内定承諾後も、担当者が以下のサポートをしてくれます。
入社前のサポート:
- 退職交渉のアドバイス(簡易版)
- 入社書類の準備
- 入社日の調整
リクルートエージェントのサポートの特徴:
- 入社前のサポートは最低限
- 入社後のフォローはほぼなし
リクルートエージェントを最大限活用する8つのコツ
コツ1: 複数のエージェントを必ず併用する
リクルートエージェント最大の弱点は「サポートの質」です。この弱点を補うため、他のエージェントとの併用は必須です。
おすすめの併用パターン:
パターンA: サポート重視型
- リクルートエージェント(求人数)
- マイナビIT AGENT(サポートの手厚さ)
- ワークポート(未経験者向け)
パターンB: 年齢・スキル別型
- リクルートエージェント(30代以上、地方)
- レバテックキャリア(20代、学習済み)
- マイナビIT AGENT(20代、第二新卒)
パターンC: 企業タイプ別型
- リクルートエージェント(大手、SIer)
- レバテックキャリア(Web系、自社開発)
- Green(Web系、ダイレクト応募)
コツ2: 担当者の質を見極め、必要なら変更を依頼
リクルートエージェントは担当者の質にばらつきがあるため、初回面談で担当者の質を見極めましょう。
良い担当者の特徴:
- ✅ IT業界の知識がある
- ✅ レスポンスが早い(24時間以内に返信)
- ✅ 希望条件をしっかり聞いてくれる
- ✅ 無理に応募させようとしない
- ✅ 企業の内部情報を教えてくれる
悪い担当者の特徴:
- ❌ レスポンスが遅い(数日かかる)
- ❌ 希望と違う求人ばかり紹介する
- ❌ 「とりあえず応募してください」と押し付ける
- ❌ 業界の知識が乏しい
- ❌ 機械的で、親身に相談に乗ってくれない
もし悪い担当者に当たった場合は、遠慮なく担当者変更を依頼しましょう。リクルートエージェントのお問い合わせ窓口に連絡すれば、対応してもらえます。
コツ3: Personal Desktopを積極的に活用する
リクルートエージェントには「Personal Desktop」という専用ページがあります。ここでは、以下のことができます。
- 紹介された求人の閲覧
- 応募状況の確認
- 書類の提出
- 担当者とのメッセージのやり取り
活用のコツ:
- 毎日ログインして、新着求人をチェック
- 気になる求人は「気になるリスト」に保存
- 担当者への連絡はメッセージ機能を使う(電話よりも記録が残る)
コツ4: 面接力向上セミナーには必ず参加する
リクルートエージェントの個別面接対策は手薄ですが、「面接力向上セミナー」は非常に有用です。
セミナーの内容:
- 面接の基本マナー
- 自己紹介の仕方
- よく聞かれる質問と回答例
- 逆質問の準備方法
- 模擬面接(グループワーク)
セミナーのメリット:
- 体系的に面接のコツを学べる
- 他の転職者と情報交換できる
- 無料で参加できる
セミナーはオンラインでも参加できるので、地方在住でも問題ありません。
コツ5: 希望条件を明確に伝え、合わない求人は断る
リクルートエージェントは求人数が多い分、「希望と違う求人」も紹介されます。合わない求人は、遠慮なく断りましょう。
断り方のポイント:
- 「今回は見送ります」とシンプルに伝える
- 理由を明確に伝える(「勤務地が希望と違う」「年収が低い」など)
- 改めて希望条件を伝える
担当者は、あなたの希望を理解することで、より適切な求人を紹介できるようになります。
コツ6: 自分でも企業研究を徹底する
リクルートエージェントは、企業の詳細情報をあまり教えてくれない傾向があります。そのため、自分でも企業研究を徹底することが重要です。
企業研究の方法:
- 企業の公式サイトを熟読
- 事業内容、ビジョン、サービス
- 採用情報(求める人物像)
- 企業ブログ、技術ブログ
- 口コミサイトを確認
- OpenWork、転職会議など
- ただし、ネガティブな口コミに偏りがちなので、参考程度に
- SNSで情報収集
- TwitterやLinkedInで、その企業の社員を探す
- 企業の雰囲気や文化を知る
- 競合他社と比較
- 同業他社と比べて、どんな強み・弱みがあるか
コツ7: 書類添削・面接対策は他のエージェントでも受ける
リクルートエージェントの書類添削・面接対策は手薄なので、他のエージェントでも同じサポートを受けることをおすすめします。
具体的な方法:
- マイナビIT AGENTで職務経歴書を添削してもらう(3回以上)
- その職務経歴書を、リクルートエージェント経由の応募にも使う
- マイナビIT AGENTで模擬面接を受ける
- その対策を、リクルートエージェント経由の面接にも活かす
複数のエージェントで同じサポートを受けることで、サポートの質が向上します。
コツ8: 30代以上の未経験者は「業界知識」を強調する
30代以上の未経験者がリクルートエージェントを使う場合、「前職の業界知識を活かせる」というアピールが非常に重要です。
具体例:
金融業界出身者:
- 金融機関のシステム開発を行う企業
- FinTech企業
- 金融系SIer
医療業界出身者:
- 医療系システム開発企業
- 電子カルテメーカー
- 医療系SaaS企業
製造業出身者:
- 製造業向けシステム開発企業
- IoT関連企業
- 工場の生産管理システム開発企業
前職の業界知識があると、30代以上でも採用される可能性が高まります。
よくある質問(FAQ)
Q1: 完全未経験でも登録できますか?
A: はい、登録できます。
リクルートエージェントは、完全未経験者も歓迎しています。ただし、求人紹介を受けるには、「なぜエンジニアになりたいのか」「どう学習を進めていくのか」を明確にする必要があります。
Q2: 30代後半・40代でも未経験から転職できますか?
A: 可能性はありますが、条件があります。
リクルートエージェントは、30代後半〜40代の未経験者にも対応してくれる数少ないエージェントです。ただし、以下の条件が重要です。
- 前職の業界知識を活かせる企業を狙う
- 社内SE案件を中心に探す
- 「なぜ今、エンジニアに転職するのか」を論理的に説明できる
Q3: 地方在住でも利用できますか?
A: はい、全国対応しています。
リクルートエージェントは全国16拠点あり、地方の求人も豊富です。また、オンライン面談にも対応しているため、地方在住でも問題なく利用できます。
Q4: 担当者を変更できますか?
A: はい、可能です。
もし担当者との相性が悪いと感じたら、遠慮なく担当者変更を依頼しましょう。リクルートエージェントのお問い合わせ窓口に連絡すれば、スムーズに対応してもらえます。
Q5: 書類選考の通過率はどれくらいですか?
A: 未経験者の場合、15〜25%程度です。
一般的な未経験者の書類選考通過率は10〜15%ですが、リクルートエージェント経由の場合、推薦状により若干上がります。ただし、他のエージェント(マイナビIT AGENT、ワークポート)と比べると、やや低めです。
Q6: 年収はどれくらいになりますか?
A: 未経験者の場合、年収300〜450万円が相場です。
ただし、前職の年収が高い場合(500万円以上)、年収維持の可能性もあります。リクルートエージェントは大手企業の求人が多いため、他社よりも年収が高めの求人を紹介してもらえることがあります。
Q7: SIerと自社開発、どちらの求人が多いですか?
A: SIerの求人が中心です。
リクルートエージェントは、大手SIerの求人が豊富です。自社開発企業を希望する場合は、レバテックキャリアやマイナビIT AGENTの方が求人が多いです。
Q8: サポートが手薄いと聞きますが、本当ですか?
A: はい、他社と比べるとサポートは手薄です。
リクルートエージェントは「求人数」が強みで、「サポートの質」は弱みです。手厚いサポートを重視する場合は、マイナビIT AGENTやワークポートと併用することをおすすめします。
Q9: 内定辞退はできますか?
A: はい、可能です。
内定辞退は問題ありません。ただし、できるだけ早く担当者に連絡し、理由を明確に伝えることが重要です。
Q10: 退会・利用停止はできますか?
A: はい、いつでも可能です。
転職活動を中断したい場合、または他社で内定が決まった場合は、担当者に連絡すれば利用を停止できます。
リクルートエージェントの登録方法(詳細ガイド)
ステップ1: 公式サイトにアクセス
リクルートエージェント公式サイトにアクセスし、「転職支援サービスお申し込み」ボタンをクリック。
ステップ2: 基本情報を入力
以下の情報を入力します(所要時間: 約5分)。
- 氏名: 本名を入力
- 生年月日: 正確に入力
- 性別
- お住まいの都道府県: 現在の居住地
- 電話番号: 連絡が取れる番号
- メールアドレス: 普段使っているアドレス
ステップ3: 学歴・職歴を入力
- 最終学歴: 高校卒、専門学校卒、大学卒、大学院卒など
- 現在の職業: 在職中 or 離職中
- 勤務先企業名: 在職中の場合は記入
- 雇用形態: 正社員、契約社員、派遣社員など
- 経験職種: 営業、事務、販売など
- 年収: 現在の年収
ステップ4: 希望条件を入力
- 希望職種: 「エンジニア・SE」を選択
- 希望勤務地: 第一希望、第二希望
- 希望年収: 最低ライン、希望額
- 転職希望時期: 「すぐにでも」「3ヶ月以内」「6ヶ月以内」など
ステップ5: 自由記入欄(重要!)
この項目が非常に重要です。 以下の内容を記載しましょう。
記入例(30代未経験者の場合):
【現在の状況】
34歳、未経験からエンジニア転職を希望しています。
【転職理由】
前職では金融機関で営業として10年間勤務してきましたが、より専門性を高め、技術で社会に貢献したいと考えています。
【プログラミング学習状況】
独学8ヶ月(2024年2月〜現在)
・学習言語:Python、SQL
・学習教材:Udemy、技術書
・学習時間:週15時間程度
【希望】
前職の金融業界の知識を活かせる、金融系システム開発企業やFinTech企業を希望しています。研修制度が充実した企業で、着実にスキルを身につけたいです。
【勤務地】
東京都内、または神奈川県内を希望します。
ステップ6: 送信完了
「送信する」ボタンをクリックすれば、登録完了です。
登録後、2〜3営業日以内に担当者から電話またはメールで連絡が来ます。
まとめ:リクルートエージェントは「求人数」で選ぶエージェント
ここまでリクルートエージェントの評判、メリット・デメリット、活用方法を詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
リクルートエージェントの総合評価
求人数重視の人向け総合評価: ★★★★★(5.0 / 5.0)
サポート重視の人向け総合評価: ★★☆☆☆(2.0 / 5.0)
| 評価項目 | スコア | コメント |
|---|---|---|
| 求人数 | ★★★★★ | 業界No.1の40万件以上 |
| 未経験OK求人数 | ★★★★★ | 5,000件以上と圧倒的 |
| サポートの質 | ★★☆☆☆ | 担当者の質にばらつき |
| 30代以上向け | ★★★★★ | 最も対応してくれる |
| 地方対応 | ★★★★★ | 全国16拠点 |
| 大手企業求人 | ★★★★★ | 非常に豊富 |
| IT業界の専門性 | ★★☆☆☆ | 総合型のため低め |
| 総合評価 | ★★★★☆ | 求人数は最強、サポートは弱い |
リクルートエージェントをおすすめする理由(再確認)
- 求人数が圧倒的に多い(約40万件、IT業界だけで10万件以上)
- 未経験OK求人も豊富(約5,000件以上)
- 30代以上の未経験者にも対応
- 地方の求人も豊富
- 大手企業・有名企業の求人が多い
- 社内SE求人が豊富
- 非公開求人の質が高い
一方で、こんな弱点がある
- 担当者の質にばらつきがある
- サポートが手薄い(書類添削1回、面接対策が表面的)
- IT業界の専門性は低め
- Web系・自社開発企業の求人は少なめ
最後に:リクルートエージェントの賢い使い方
リクルートエージェントは、「求人数」という圧倒的な強みと、「サポートの質」という明確な弱みを持つエージェントです。
この特性を理解した上で、以下のように活用するのがベストです。
リクルートエージェントの役割:
- ✅ できるだけ多くの求人を見る
- ✅ 他のエージェントにはない求人を探す
- ✅ 地方の求人、30代以上向けの求人を探す
他のエージェントの役割:
- ✅ 手厚い書類添削・面接対策を受ける
- ✅ 技術的なアドバイスをもらう
- ✅ 企業の詳細情報を教えてもらう
つまり、リクルートエージェント単独ではなく、必ず他のエージェントと併用することが成功の鍵です。
今日、あなたが取るべきアクション:
- リクルートエージェントに登録する
- マイナビIT AGENTまたはワークポートにも登録する(併用)
- プログラミング学習を開始する(または継続する)
- 前職の経験をどうエンジニアに活かすかを考える
あなたのエンジニア転職が成功することを、心から応援しています。
リクルートエージェントに無料登録する [登録ボタン/アフィリエイトリンク]
関連記事
- 未経験エンジニア向け転職エージェント徹底比較【2025年最新】
- ワークポートの評判は?【未経験者の成功率を調査】
- レバテックキャリアの評判と使い方【未経験者向け完全ガイド】
- マイナビIT AGENTを実際に使った本音レビュー
- 30代未経験からのエンジニア転職で使うべきエージェント
- ポートフォリオの作り方【未経験者向け実例付き】
- エンジニア職務経歴書の書き方【通過率80%のテンプレート】
- 技術面接でよく聞かれる質問50選と回答例
- SIerとWeb系企業、どちらを選ぶべき?【年収・働き方比較】
この記事の執筆者: zero
最終更新日: 2025年10月17日
記事カテゴリー: 転職エージェント
免責事項: 本記事の情報は2025年10月時点のものです。サービス内容や求人状況は変更される可能性があります。最新の情報は、リクルートエージェントの公式サイトでご確認ください。また、本記事はアフィリエイトリンクを含んでおり、リンクを通じてサービスに登録された場合、当サイトに報酬が発生する場合があります。ただし、報酬の有無によって記事の内容や評価が変わることはありません。


コメント