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2つの求人・内定の条件を、どう比べる?(条件比較)

2つの求人や内定の条件を入れると、年間の総支給額、固定残業代が月給に占める割合、労働時間あたり・通勤を含めた拘束時間あたりの額が横に並びます。税や社会保険料を引く前の額面で比べます。どちらが良いかは書きません。

PR:広告を含みます最終確認日2026年10月11日根拠求人票の読み方(一次資料)版2026-10版変更の記録

このページの要点

どう使えばいい?

3つの手順で終わります。求人票や内定の書面(労働条件通知書)に書かれた数字を入れます。残業時間・リモートの日数・通勤時間は、見込みで構いません。

  1. 求人・オファーの条件比較:求人Aに例の数字を入れた画面

    手順1求人Aの基本給、固定残業代、その時間数を入れます。

  2. 求人・オファーの条件比較:年間休日・1日の時間・想定の残業を入れた画面

    手順2年間休日、1日の勤務時間、想定の残業時間を入れます。求人Bも同じように入れて「比べる」を押します。

  3. 求人・オファーの条件比較:比較の結果の画面

    手順3年間の総支給額や、労働時間あたりの額が横に並びます。

このサイトの画面です(例の数字:求人Aは基本給240,000円・固定残業代40,000円(20時間分)・年間休日120日、求人Bは基本給260,000円・年間休日110日)。入力した内容は、保存も送信もしません。

入れる前に、手元にそろえるもの

結果は、どう読めばいい?

年間の総支給額だけでなく、時間あたりの額を並べて見ます。月給が高くても、残業や通勤が長いと、時間あたりの額は低くなることがあります。 根拠

読者の疑問

手取りで比べられる?

編集部

比べられません。税金と社会保険料は人によって違うため計算せず、額面(差し引かれる前の額)で比べます。 根拠

例の数字では、どう計算される?

使い方の画面と同じ求人Aの数字で、計算の順番を示します。どの数字も、この比較と同じ計算のプログラムで出しています。 根拠

  1. 月の総支給額:240,000円 + 40,000円 = 280,000円
  2. 年間の総支給額:280,000円 × 12 + 賞与480,000円(基本給の2か月)= 3,840,000円
  3. 年間の労働時間:(365 − 120日)× 8時間 + 20時間 × 12 = 2,200時間
  4. 労働時間あたりの額:3,840,000円 ÷ 2,200時間 ≒ 1,745円
図1:求人Aの計算の順番(例の数字。実在の求人ではありません)

同じ計算で、求人B(基本給260,000円・年間休日110日)は、年間の総支給額3,640,000円、労働時間あたり1,596円です。年間の総支給額の差と、時間あたりの額の差は、同じとは限りません。

固定残業代がある求人は、何を確かめればいい?

固定残業代を除いた基本給、何時間分でいくらか、超えた分は別に払うと書いてあるか、の3つです。求人票に書くよう、国の指針で求められています。 根拠

固定の時間を超えて働く見込みのときは、超えた分の残業代は固定残業代とは別に払われるべきものです。この比較の計算には含めず、結果の画面に注記を出します。詳しくは固定残業代の求人票の読み方にあります。

読者の疑問

固定の時間を超えて働いたら、その分は?

編集部

厚生労働省などのリーフレットは、固定残業時間を超える時間外労働などに割増賃金を追加で支払う旨を、募集要項や求人票に書くよう求めています。この比較の計算には含めず、結果の画面に注記を出します。 根拠

求人票や書面の、どの欄の数字を入れる?

求人を出す会社が書く用紙(求人申込書)では、固定残業代は基本給とは別の欄に書きます。基本給に固定残業代が含まれているときも、その分を抜き出して書くよう求められています。 根拠

厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク「求人申込書の書き方」2ページ目(記入例の賃金の欄の一部)。番号の枠は、1が基本給(a)の欄、2が固定残業代(c)の「あり」と額の欄、3が固定残業代に関する特記事項の欄
求人申込書の書き方(厚生労働省などの資料)の記入例の賃金の欄。1:基本給(a)の欄2:固定残業代(c)の「あり」と額の欄3:固定残業代に関する特記事項の欄出典:厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク「求人申込書の書き方」2ページ目(2026年10月6日に利用)。該当部分を切り出し、番号つきの印と左の余白を加えて、このサイトが作成。スマートフォンでは横に動かして読めます

内定の後に受け取る書面(労働条件通知書)では、賃金の欄を見ます。厚生労働省のひな形には「固定残業代」という名前の欄は無いため、額と時間は諸手当の欄と割増賃金率の欄を見比べて探します。 根拠

厚生労働省「労働条件通知書」(一般労働者用;常用、有期雇用型。令和8年10月1日以降の様式)2ページ目(賃金の欄の一部)。番号の枠は、1が基本賃金の欄、2が諸手当の額又は計算方法の欄、3が所定時間外の割増賃金率の欄
労働条件通知書のひな形(厚生労働省)の賃金の欄。1:基本賃金の欄2:諸手当の額又は計算方法の欄3:所定時間外の割増賃金率の欄出典:厚生労働省「労働条件通知書」(一般労働者用;常用、有期雇用型。令和8年10月1日以降の様式)2ページ目(2026年10月6日に利用)。該当部分を切り出し、番号つきの印と左の余白を加えて、このサイトが作成。スマートフォンでは横に動かして読めます
この比較の入力欄求人申込書の記入例(画像1)労働条件通知書(画像2)
基本給(月額)①の欄①の欄
固定残業代(月額)②の欄②の欄から探す
固定残業代に含まれる時間数③の欄などから探す②と③の欄を見比べて探す

表1:入力欄と、国の様式の欄の対応(画像の番号。このサイトが作成)。見つからない項目は、会社に確かめます

よくある疑問

賞与の「月数」は何を基準にしていますか

基本給×月数で計算しています。会社によって賞与の基準は違うため、分かる場合は年額(円)で入れてください。 根拠

入力した内容は保存されますか

保存も送信もしません。ページを閉じると消えます。

条件が法律に合っているか、判断してもらえますか

このページでは判断していません。疑問がある場合は、各都道府県労働局や労働基準監督署などにある総合労働相談コーナーで相談できます。 根拠

このページでできないこと

このページの変更(14件)
  • 2026年10月12日広告の箱の見出し「転職支援のサービス」を「公式サイトで確かめる」にそろえた
  • 2026年10月11日広告の箱の見出しの「(広告)」と、適合条件チェッカーの結果の広告の箱の「広告」の札を外した。広告であることは、ページの最初の「PR:広告を含みます」で示している
  • 2026年10月11日道具・計算の根拠・解説・書類の項目・トップ・運営方針・プライバシーの方針・お問い合わせ・更新の記録に、そのページでできないことを書いた節を加えた。プライバシーの方針に、Googleアナリティクスについての Google の公式の説明(確認日つき。公開の前に毎回照合)を加えた。お問い合わせの「このページの作り方」に、一次資料を使っていないことを書いた
  • 2026年10月11日各ページの「このページの作り方」の下に、そのページの変更の記録(折りたたみ)を加えた。サービス・求人票の読み方・データ・書類の項目の一覧に、このページの作り方を加えた。データ・書類の項目・失業給付の解説・条件比較の13ページで、2つあった最終確認日を、照合の記録で確かめられる1つの日にした。画面とフッターの最終更新日と、サイトマップの日付を、ページの中身が変わった日にした
  • 2026年10月10日要点・吹き出し・チェックリスト・このページの作り方と、厚生労働省の資料(基本手当日額の計算式、上限額と下限額、給付制限の解除のリーフレット)に番号の印を付けた画像を加えた。道具の動きと、計算の式と数字は変えていない
  • 2026年10月5日広告のあるページの表示を「PR:広告を含みます」に変え、オレンジ色の帯をやめて、「最終確認日・根拠・版・変更の記録」の行の先頭に置いた
  • 2026年10月5日afbの広告(ユニゾンキャリア、メイテックネクスト)を加え、求人票・オファーの条件比較、求人票の読み方の4ページ、データの6ページ、適合条件チェッカー(業界未経験を選んだとき)に置いた
  • 2026年10月5日転職支援サービスの広告(A8.net)を、比較ページ(ITエンジニア向け、20〜30代向け)と、道具・読み物・データ・ギークリーの事実のページに置いた。広告のあるページの最初に表示を入れ、運営方針・プライバシーの方針・よくある疑問を書き直した
  • 2026年10月4日ゲーム開発の場面の独自のイラストを加えた。全ページを読み直し、数字の書き方・表記のゆれ・内部の項目名の表示を直した。条件比較と都道府県別のページに、都道府県別の統計には分布が無い旨を書き添えた
  • 2026年10月4日男女別と都道府県別(47都道府県)を加え、照合する項目を1,905にした。条件比較で都道府県も選べるようにした
  • 2026年10月4日職種と年齢階級を選ぶと、同じ職種の統計を参考として並べる表示を加えた
  • 2026年10月4日見た目の規則を決め、全ページを作り直した。ヘッダー・フッター・各ページの最終確認日の行を加えた
  • 2026年10月4日3つの道具を同じ重みで並べ、使う場面・確かめ方・よくある疑問を加えた
  • 2026年10月3日サイト名を「エンジニア転職ドットコム」とし、3つの道具(適合条件チェッカー、職務経歴書の棚卸し、条件比較)を加えた

サイト全体の変更と、数字・記載の変更は更新の記録にあります。

根拠を確かめたい方へ

本文の「根拠」は、ここにつながっています。計算の式と、固定残業代の表示についての公的な資料です。

計算の式
  • 月の総支給額 = 基本給 + 固定残業代 + その他の毎月の手当
  • 賞与の年額 = 年額(円)、または 基本給 × 月数(会社によって賞与の基準は違うため、目安です)
  • 年間の総支給額(額面)= 月の総支給額 × 12 + 賞与の年額
  • 固定残業代の割合 = 固定残業代 ÷ 月の総支給額
  • 年間の出勤日数 = 365 − 年間休日
  • 年間の労働時間の概算 = 年間の出勤日数 × 1日の所定労働時間 + 月の残業時間 × 12
  • 労働時間あたりの額 = 年間の総支給額 ÷ 年間の労働時間の概算
  • 年間の出社日数 = 年間の出勤日数 ×(5 − 週のリモート日数)÷ 5(週5日勤務として計算)
  • 年間の通勤時間 = 年間の出社日数 × 片道の通勤時間 × 2
  • 拘束時間 = 年間の労働時間の概算 + 年間の通勤時間。拘束時間あたりの額 = 年間の総支給額 ÷ 拘束時間
固定残業代の表示と、相談先(厚生労働省などの資料)

厚生労働省などのリーフレットは、固定残業代制を採用する場合、募集要項や求人票に固定残業代を除いた基本給の額、固定残業代に関する労働時間数と金額等の計算方法、固定残業時間を超える時間外労働、休日労働および深夜労働に対して割増賃金を追加で支払う旨のすべてを明示するよう求めています(厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク「固定残業代を賃金に含める場合は、適切な表示をお願いします。」(岐阜労働局掲載のリーフレット)、確認日:2026年10月3日)。

個別の労働条件が法令に合っているかどうかの判断はしていません。相談先は、総合労働相談コーナー(厚生労働省「総合労働相談コーナーのご案内」、確認日:2026年10月3日)です。

求人申込書と労働条件通知書の様式

厚生労働省などの「求人申込書の書き方」は、基本給に固定残業代が含まれている場合、その分を抜き出し「固定残業代(c)」に記入してください。としています。記入例には固定残業代に関する特記事項の欄もあります(厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク「求人申込書の書き方」)。

厚生労働省の労働条件通知書のひな形(一般労働者用;常用、有期雇用型)は、主要様式ダウンロードコーナーで令和8年10月1日以降は、こちらの様式を使用してください。とされている様式です(厚生労働省「主要様式ダウンロードコーナー」)。賃金の欄には基本賃金、諸手当の額又は計算方法、所定時間外、休日又は深夜労働に対して支払われる割増賃金率の項目があります(厚生労働省「労働条件通知書」)。「固定残業代」という名前の項目はありません。